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1.
もし、くそまじめな人間というものがあるとすれば、それは、イエスと言うべき(=イエスとしか言えない)ただ一つのものを持っている人のことです。
2.
神の前に疑問を呈しても、答えは得られない。それは特別なたぐいの「答えなし」の答えだ。「答えなし」の答えは、鍵のかかった扉ではない。どちらかといえば静かな、決して冷淡ではない、まなざしである。……
3.
よいアイデアがなければ、いかに金貨の袋を抱いていても、時代のバスに乗り遅れるのは必定(ひつじょう)である。
4.
見ずして信ずる人こそ幸いなのに。
5.
どんな場合においても、相手の目線に立って話すことが大切ですが、それは、相手の土俵で話をするというところから始まるのです。
6.
耐える者は誰でも栄冠を与えられるであろう。
7.
言葉は 力をこめて書かねばならない じぶんの字で 書かねばならない じぶんの指で 書かねばならない
8.
秋から冬へ、冬から春へ、春は夏へ、夏は秋へ──一年は巡り、私たちも変わる。その変化は気づかないほど速い。
9.
選ばれた人間、つまり優れた人間は、自分を超え、自分に優った一つの規範に注目し、自らすすんでそれに奉仕するというやむにやまれぬ必然性を内にもっているのである。
10.
インドの全財宝をあげても、読書の楽しみには換えがたい。
11.
梨もいで青空ふやす顔の上
12.
もし、子育てをやり直せるなら、時間ばかり気にしないで、子どもの成長を見つめます。
13.
時に、(ジャズの)初心者に向かって、ジャズを聴く順番を解くという最低のことをする輩がいることは知っているが、あれは自分の子分を作ろうという目論見であって、音楽の聴き方の話をしているのではない。……
14.
昔の人は文字には絶対真理が含まれているものと考えたようである。私の祖父は私に文字のかかれてある紙で絶対に鼻をかんではならぬ、また尻をふいてはならぬと戒めた。
15.
常に見られる進歩派と保守派との対立は、伝統の問題には、恐らく何(な)んの関係もあるまい。両者が争っている対象は、伝統というよりむしろ怠惰な精神にも自明な習慣というものだ、と言った方がいいだろう。
16.
私は宇宙人ではなく人間。だから、私にできたことはあなたにもできる。それを継続できるかできないかが問題なのです。
17.
庇(ひさし)を貸して母屋を取られる。
18.
人間の一生は地獄でございまして、寸善尺魔、とは、まったく本当の事でございますね。一寸(いっすん)の仕合せには一尺の魔物が必ずくっついてまいります。人間三百六十五日、何の心配も無い日が、一日、いや半……
19.
「恩送り」というのは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送る。その送られた人がさらに別の人に渡す。そうして、「恩」が世の中をぐるぐる回っていく。そういうものなのですね。
20.
いつも楽に幸せに創造的な自分でいられるためには、精神中心の状態でいなくてはならない。それには心を集中する儀式を取り入れるのがいい。自分にとって神聖に感じられ、楽しく感じられる要素から自分用の儀式を……
21.
無目的で気まぐれな知性に騙されたと認めるのを私たちは潔しとはしない。内容は語られるべくして語られるのであり、私たちがそれに聴き入るときの時間は有意義に費やされていると考えて安心する必要があ……
22.
無慾(むよく)ということも大事ですね。慾張ると、どうしても、ちょっと、ごまかしてみたくなりますし、ごまかそうとすると、いろいろ、ややこしくなって、遂(つい)に馬脚をあらわして、つまらない思いをする……
23.
ハリウッドで信奉(しんぽう)されている「主義」は、盗用主義である。
24.
成功に説明はいらない。同じように、失敗に言い訳はいらない。
25.
痛みは、自我や自己と呼ばれる文脈化され構築された主体の基底を支える土台なのだ。過去と現在、身体と心をつなぎながら、決して歓迎されることのない感覚として痛みは私たちを訪れる。
26.
藪(やぶ)をつついて蛇を出す。(=やぶ蛇)
27.
掬(すく)はれし金魚二三度撓(しな)ひたる
28.
人生は何度だってリセットできんだよ。俺を見ろ!笑え!笑って泣け!
29.
ままならぬでも平気でいること、うまくいっても平気でいること。無事に馴れるべからず、頭から恐れるべからず。
30.
大方は散るべく咲いて柿の花
31.
大声で叫ぶようにしてしゃべる人は、たいてい、考えないで、ひとのことばを借りているのである。偽りもののセリフだから立て板に水のようにしゃべりまくることができるのである。
32.
A.権限を持っている人ほど、その権限や影響力を行使したがる。
33.
夜の一番暗い時が夜明けに近い。
34.
小にして低ければ小成に安んじ、大にして高ければ大成を期す。およそ事は上(じょう)を学びて中(ちゅう)に至り、中を学びて下(げ)に至るものなり。故(ゆえ)に天下一等の人たるを志すべし。
35.
神を恐るる癖に人を恐れず。今の世の豪商とか金満家と云(い)うものは常に恐れつつある。何を恐れつつあるかと云えば金を失う事と権力を失う事を恐れつつある。金は何の為に失うか。権力は何の為に失うか。彼等……
36.
現在の生活状態、境遇、環境、職業、何もかも一切のすべてを、心底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、本当にその人は幸福なのである。
37.
心に勇ある時は、悔やむことなし。
38.
世の中の甘さや苦さを、人生で初めて知るのは、食事でした。
39.
耳おそろし眠りのそとで立っている
40.
冬眠の守宮(やもり)残して移り住む
41.
私の苦悩が高まったとき、私の状況に対応し得る二つの方法があるとすぐわかった──敵意で対応するのか、苦悩を創造的力に変えようと努めるのか。私は後者の道をたどると決めた。
42.
哲学からの浸透を受けない限り、科学が失う危険のあるものは、事物そのものと言うよりは、事物の差異である。この差異は事物を存在させ、事物をあれではなくこれに、他の何でもなくこれにさせる。
43.
穏やかな応対は相手の怒りをそらす。
44.
困難とともに生きると、極限状況にあっても落ち着くことができる。
45.
この世の恐れや、無知、暗示などによって、催眠術をかけられたり洗脳されたりすることをやめなさい。あなたの心が受け入れなければ、だれもあなたに催眠術をかけたりできません。
46.
元来、直言というやつは正直で親切で、そして忠義の人でなければできない仕事です。世間普通の人は、みな心にもないお世辞を使いウソをついております。それほどにないにせよ、目(ま)の当たり悪口……
47.
人生は心の操縦を完全にすることが先決である。
48.
本来「言論の自由」とは、政治権力・行政権力に対する言論の自由であって、それ以外の個人・団体・組織に対しては、「完全なる言論の自由」は存在しない。あるのは、「条件付きの言論の自由」にすぎない。つまり……
49.
酔いの甘やかさは、酒のほろ苦さから来る。
50.
豆を植えた所に豆が生え、小豆(あずき)を植えた所に小豆が生える。
51.
春を待つこころに鳥がゐてうごく
52.
発句は汝が如く、物二ッ三ッとりあつめて作るものにあらず。こがねを打のべたるやうにありたし。
53.
(将来に)不安を感じている間って、自分らしく生きていられないんですよ。なるようにしかならないですからね。それよりも、自分の好きな道を進め。
54.
臨終まつことなし 今が臨終 なむあみだぶつ
55.
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ! 愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!
56.
作品から人々がほんとに得をするのは作品に感服した場合に限るので、とやかく批評なぞしている際に、身になるものは事実なんにも貰っていやしないのである。
57.
(恋愛のWarming-upにおいて)「もののはずみ」とか「ひょんな事」とかいうのは、非常にいやらしいものである。それは皆、拙劣きわまる演技でしかない。稲妻。あー こわー なんて男にしがみつく、そ……
58.
強秋(こわあき)や我に残んの一死在り
59.
悲劇の最高潮の瞬間に、マクベス夫人の心を占めていることは何か。単純な身体的行動、両手から血痕を洗い流すことだ。
60.
世の中のすべてを偉人たちがつくっているわけではない。伝記に残ることも、歌に歌われることもない普通の人々が、今日も、誰かのために頑張っている。
61.
(インターネットの登場で)私たちはみんなメディアの発信者になってしまったのです。そのことに無自覚なのが一番まずい。かつて新聞などのマスメディアが求められたメディアとしての責任を個人が負うという厳し……
62.
何でも「(自分で)作る」というのは大事ですね。自分で作ると、ものの価値が分かります。
63.
悪口もおのろけのうち女正月(めしょうがつ)
64.
文鎮の重さに今年始まれり
65.
人生「なぜ」と坐ってかんがえるのもいいが、知恵ってやつは「なぜ」だけでは解けない。本質をたのしむ、それが知恵だ。
66.
雨が降ってきたら傘をさせばいい。雨を止めることはできなくても、雨を防ぐことはできるから。
67.
毎日が本の一頁だと思って、丁寧に、隅々まで味わって読むのが一番いいと思う。
68.
ゴルフで、ピンまで1メートルもない位置でパターを構えたとき、ふっと「入らへんかもしらん」という思いが頭をよぎることがある。そういうときのパットは絶対に入らないものだ。
69.
なぜ、風に翻弄される景色は、見ても見ても見飽きないのだろう。これは、つつましく健気に地球の生命を根幹から支えている空気が、時にささやかに、時に凶暴に自己をアピールする姿を確認する充足感……
70.
若者に向かってごく普通の意味での成功を人生の目的と教えることは慎むべきである。
71.
顔から転んだとしても、それでも前には進んでいる。
72.
人には知力と人格が備わっている。事実を拾い集め、自らの無知を知ることによって、人はうぬぼれという精神異常を癒すことができるのだ。
73.
政治の理想は井戸端会議。
74.
快活で身体を揺さぶるような哄笑をもたらすすべてのもののうちには、何らかの不合理なものが存在しなければならず、知性自身はこうした不合理なものに適意をみいだすことはできない。
75.
生き身は死に身。
76.
幸福が未来の中にあるように思われるときには、よく考えてみるがいい。それはつまり、あなたがすでに幸福を持っているということなのだ。
77.
すぐすれば、すぐ済みます。
78.
私が私であることを忘れて 他人と比較して 一喜一憂する人生に これでよしという 世界はありません
79.
長生きを するほど別れ 多くなる
80.
理想は世界の主(あるじ)である。
81.
まだ存在しない商品のイメージを抱くことは、消費者にはできない。
82.
完全主義者は、自分の短所をほじくり出すことにかけてもたいした能力をもっています。そういう人は自分がやり終えていないことばかりとりあげて、やったことは無視しようとする悪い癖があります。
83.
かまきりを庇(かば)ひきれざる老人よ
84.
鬼の形相してみる沸々(ふつふつ)さびしくなる
85.
日本人は別段、生の哲学は持たないかも知れぬが、確かに死の哲学は持っている。
86.
「運命」に頼る人は出来事を待ち、「自己の力」を信ずる人は自ら事を起こさなければならない。前者は床の中に横たわって、遺産通知をもらうのを待ち、後者は人より早く起きて、子孫に遺す遺産を作るた……
87.
他人を変えるのは不可能だ。だが自分を変えることはできる。
88.
人は、自分で(=自分が)幸福な時には、他人の苦しみに気が附(つ)かないものなのでしょう。
89.
自分の力はここまでって満足してしまったら、それ以上は前には進めない。だから、まだまだだって思えることは、とても大事だと思うんだ。
90.
朝露に映りてゆける我らかも
91.
知識を求める者には真理に対する熾烈な愛がなければならぬ。この愛は人生の幸福についての高い見方を必要とする。真理は個人にとって必ずしも有利なものでなく、人間を不幸にする場合さえ多いからである。
92.
目標や夢を持てば、必ずリスクがついてくるし、リスクこそが、自分に人生の楽しさを教えてくれる。
93.
言葉が、嘘によって真実を示すことができるというのも、また真実であって、人はやはり、言葉というものへの信頼を失うことはできない。まさしく人間とは言語的動物です。
94.
男どもは、人が思っているような馬鹿ではない――それ以上の馬鹿だということを女達はよく知っている。
95.
三十五歳を過ぎると、いわゆる美貌は衰える。それからは、その人の内面、人間性が美しさの鍵になる。私は尊厳を持って歳をとりたい。
96.
私は愛して、失恋したい。私が欲しいのは経験です。
97.
「好き」の気持ちは強く持とう。その気持ちに上限はない。
98.
他人を攻撃したって、つまらない。攻撃すべきは、あの者たちの神だ。敵の神をこそ撃つべきだ。でも、撃つには先ず、敵の神を発見しなければならぬ。ひとは、自分の真の神をよく隠す。
99.
娼婦がその場にいるせいで、たちまち三人の女は、仲良しと言っていいほど親密な間柄になった。恥知らずな女を前にしては、人妻としての権威にかけ、自分たちは結集しなければならないと思ったのだ。
100.
人間の根源的な本質は、感謝されることを切望することである。
101.
毒茸を踏むサンダルが燃ゆるかと
102.
すべて移ろい行くものは、永遠なるものの比喩にすぎず。
103.
若い人の読書は、老人の食事同様に慎重でなければならない。たくさん食べ過ぎてはならないし、また、よく噛まなくてはいけない。
104.
こうして説得できるものまで、権威的に、あるは権力的に説得しているところが、ぼくたちの社会では多いのではないかね。
105.
デモや世論調査(の結果)は非常に重要だが、「デモや世論調差で国家の意思を決めなさい」という規定は憲法にはない。もちろん、為政者がそれを無視すれば、次の選挙で政権をひっくり返されることになる。
106.
多額の費用をかけたプロジェクトが、期待していた成果を出せないと分かる場合があるでしょう。そのとき「これまでかけたお金がもったいない」という発想で安易に追加投資をすると、余計に傷口を広げます。
107.
悪意とは、病のようなものである。
108.
我々の演劇実践におけるあらゆることは音楽性に由来し、音楽性に終わる。
109.
表現だけが現実に現実らしさを与えることができるし、リアリティーは現実の中にはなく表現の中にだけある。現実は表現に比べればずっと抽象的だ。現実の世界には、人間、男、女、恋人同士、家庭、等々が……
110.
朝起きたらオハヨウと大きな声で挨拶する(登山)パーティーは事故を起こさない。
111.
人間というものは、ほんとうに一人では生きることができないものです。お互いに支え合って人という字ができてるわけです。人間という字は「人」の「間」と書きます。
112.
人生は「ソコハカ」となくおかしいものである。
113.
どんな場合にも、不平不満を言うな。不平不満はわがままである。
114.
女房を頼りにして、女房がいなけりゃどうするんだろう、やっぱりこの人のために面倒みてやらんならんという気を女に起こさせてしまう男を、悪夫(あくふ)という。
115.
人間はあやまちを犯さずには生きられない、可哀そうな存在だ。
116.
茄子(なす)の擦傷死ぬまでを気の急きどおし
117.
過去を軽蔑するものは、軽蔑すべき過去しか持つことができない。だが、過去を誇れるものは、誇るべき過去を持つことができるのだ。
118.
知識は実験の娘である。
119.
秋風に草の一葉のうちふるふ
120.
女は、すべて裏切り者で、狡猾で、見栄っぱりで、物見高く性格が腐っている。(ver.0)
121.
人からおだてられて得た自信なんてなんにもならない。
122.
あなたは自分が想像し、感じるものそのものです。
123.
父逝くや小春日を背に置くやうに
124.
(もし視聴者が)「うまい漫才」を見たいってんなら、オイラより年上の大御所の漫才師たちが視聴率20%以上バンバン取れなきゃおかしいわけだけど、そうはいかないだろ。
125.
お礼には、誠実な「ありがとう」の一言で充分だと思う。他に、どんな言葉が要るのですか。
126.
昼寝は魂をいたわるためのものです。昼寝の間、目を閉じているけれども、想像力は天を駆け巡っています。次の準備をしているのです。深遠なことと卑俗なこと、可能なこととありえないことを分類し、より分けてい……
127.
私は、私の父に対して憤りと憎しみに満ちた考えを抱いた自分自身を許します。そして父のためにあらゆる祝福を希望します。今はすでに亡くなっている父のことを考える時には、彼を祝福することにいたします。私は……
128.
座持ちよき一人失ひ年忘れ
129.
登山で一番重要なのは、登ることじゃなくて執着しないということ。夢、目標を持って向かっていくことは実は簡単なんです。でも、途中で下りなければいけないときがある。そのとき一番大切なのは、執着しな……
130.
一緒が楽しい相手はきちょうですよ
131.
言葉を禁じても、差別など無くならん。そもそも生物には差も別もあるのだから。あるがままで結構なのだ。敬意さえ通じ合えば。
132.
自分に対する自分の態度を変える、これが人間関係を改善するということです。
133.
親の背中は大きくたくましく、大人の貫禄(かんろく)を感じさせるものであってほしい。そうした背中を見るからこそ、子どもは大人になることのあこがれと覚悟を固めながら、自分なりの大人のなり方を探り当てて……
134.
節酒してみて、はじめてわかったのは、酒を飲まぬ者にとって酔っぱらいというのはまことに閉口する人種だということである。自分が「酔っぱらい」だった時はそのことに気がつかなかった。
135.
一般的に日本の若者は、「こうやれ」と言われるとよくできます。しかし、自分から何かを発見する事は苦手です。それに挑戦する精神も乏しい。
136.
百人いれば、百個の個性があり、百通りの顔がある。つまらない人なんかいない。残念ながら相性の合わない人はいるし、外見の好みもあるが、それは相手が解決すべき問題ではなくて、こちら側の抱えるべき問題だ。
137.
概して言えば、私人の一人一人を見ても、共同体の全体を見ても、人にはそれを目指して物事を選択したり避けたりする何らかの目標がある。この目標とは、一言で言えば「幸福」と「幸福の部分」である。
138.
人間関係に困難を感じるのは、その原因を自分の中に見ようとしないことにある。つまり、人々とうまくやっていくための第一歩は、自分自身の難しい自我とうまくやっていくことにある。
139.
「青春」はなぜ「春」なのか。おそらく、褒(ほ)められすぎているところが似ているからであろう。
140.
プロレタリアートは(束縛の)鎖以外に何も失うものはない。
141.
あらゆることについて言えることだが、選択肢が2つしかなく、なおかつ両方とも悪いものである場合、せめて変化が期待できるほうを選ぶのは、希望を求める者としては、当然の選択である。
142.
人は恋愛においても普通の人生においても所有したがりますが、これは恐ろしいことです。他人の幸福を忘れてしまうのですから。
143.
言葉に害のない言葉はない。言質(げんち)をあたえない言葉なんてない。
144.
変化を恐れるな。むしろ変化を歓迎しなさい。
145.
あなたは病気をすることなく、つねに健康でいることができます。そのためには、心に活力をみなぎらせ、すばらしい勝利に満ちた意識をもって毎日を過ごさなければなりません。
146.
彼の道は、円形を描いて進んだ。楕円形、あるいはラセン形、あるいは他のどんな形であったにせよ、直線形でないことだけは確かだった。直線は明らかに幾何学にだけあるもので、自然や生活にはなかった。
147.
手を握ってもらうと、自分の苦しさを妻や附添いさんが分かちあってくれているような気がする。少なくともこちらが痛いことを向こうがわかってくれている気がする。
148.
ああ、ロマンチックな学生諸君! 青春は、たのしいものらしいねえ。馬鹿野郎。君等は、なんのために生きているのか。君等の理想は、なんですか。
149.
水の上に水ちらかして鯰捕(なまずとり)
150.
ピーマン切って中を明るくしてあげた
151.
教育は人に対するお節介。人間はある程度お節介を焼いてあげないといけないところもあるんです。でも「ここまで焼いていい?」と確かめてほしい。その上で子どものほうから「これ以上は自分でやるから、放ってお……
152.
やっぱり(本来の)神というのは、本当にやさしい親切なホンワカした、気持ちのいいものですよ。
153.
私の俳句は、私が「今」「ここ」に在ることの証でなければならない。
154.
名誉も位もくれてやろう。だが私の悲しみには手を触れるな。いまだその王は私なのだから。
155.
世に溢れる「プロフェッショナル論」の本は、それが真っ当な本であるならば、「いかに楽をしてプロフェッショナルになることができるか」を語ることはないのです。それが真っ当な本であれば、「プロフェ……
156.
過去に目を閉ざす者は、結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。
157.
不運な人間に対して、「出来事にはすべて理由がある」という格言で慰めようとするのは、傷口に塩を擦り込むようなものである。
158.
これは弱い性格の人間の特徴かも知れませんが、(私には)人が余り騒ぐような、また尊敬しているような作品には一応、疑惑を持つ癖があります。
159.
ただ頼むところは母一人だ。母さえ承知してくれれば誰が何と言うても怖い者はない。
160.
問題点と解決策との唯一の違いは、人々が解決策を理解していることにある。
161.
幸せは、悪いことが起きたからといって減るものではない。自分の中にたまり続けるものなのだ。そうしてできた幸せの山に目を向けていれば、たえず幸せな気持ちでいられるだろう。
162.
父親が泣くより、子供が泣きわめいたほうがよい。
163.
<おいらは敵と出っ食わしたが、その敵は(よく見ると)おいらたち自身のことだったんだよ¥。> こういうパロディ精神を忘れることのないアメリカ人を、わたしは尊敬する。この精神が今後も大いに発揮されて、……
164.
(数学における)証明とは、君に強制的にやらせる作業ではない。君を導く筋道だと思いたまえ。
165.
(老いて)いつか“街を歩けなくなる”日が来た時、「もう充分動いた」と思える人生がいい。
166.
人の成功、不成功は、いつ、どんな時期にどんな人と出会えるかだ。そして、こちらの能力を、その人がどのように引き出してくれるのかによって決まるのではないか。
167.
ほんのわずかな時間でも自分の時間なのだから、一番やりたいことをしなければいけない。
168.
私は他社製品をコピーして少し安く作ることには興味がありません。より良い製品にするための新技術を開発することにしか興味がないのです。
169.
音いつぱいにして虫籠の軽さかな