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1.
歌の境地は山、川であり、材料は雲・樹・鳥であるが、現れる所は、作者心霊の機微である。
2.
褒めたり優しく接することだけが愛情ではない。直言をしてやったり、厳しく接したり、叱ったりということも立派な愛情である。
3.
上のレベルの世界を見ることによって、実は下にもいいところがあるのが見えてくる。確かに(値段の)高いものはいい。いいのは間違いないけれど、なにもずっと上ばかり見なくても、ここにもすごくいいいものがた……
4.
あはれわが若き日を燃えし希望の 今ははや暗き空へと消え行きぬ。
5.
数学的な問題では、どんな些細(ささい)な誤りもあなどるわけにはいかない。
6.
発言──できの良くない頭の中身を陳列し合う法。お互いに、自分の商品の配列に夢中で、隣人の陳列した商品を、眺める余裕が持てずにいる。
7.
同じ羽の鳥は群れるものだ。
8.
人生、エエとこ取りでよい。
9.
他人の現実を100パーセント受け入れると、あなた自身の成長が促進される。なぜなら、人を判断し批判する時、あなたは低次元に引き止められてしまうからだ。
10.
朝の唇だけは、朝の大気にマッチするように、また飾りのない一日の最初の食に仕えるために、わたくしは男の前でもかまわず、素の唇にしてあります。
11.
本当にイヤと思うほどそれをやってみたか?
12.
筍(たけのこ)の親まさり。
13.
世の中で成功するには、馬鹿のように現れて、利口に活動することである。(ver.0)
14.
少しも気がすすまないのに、ふいと言い出したら、必ずそれを意地になって実行する。そうしないと、誰かに嘘をついたような気がして、いやである。負けるような気がして、いやである。ばかな事と知りながら実行……
15.
人が一人死ぬというのは、どんな事情があるにせよ大変なことなんだよ。この世界に穴がひとつぽっかり開いてしまうわけだから。それに対して私たちは正しく敬意を払わなくちゃならない。そうしないと穴はうまく塞……
16.
貧乏人は、お金の話には無関心でおれない。
17.
科学は本来、「まず現象ありき」、つまり現象を捉えることから始まります。思考を遮断することが、科学や科学者の本分ではありません。
18.
新奇なものと言われるのは、稀にしか生じないものである。しかるに、各種の諸事物のなかですぐれたものもまた、稀なものである。
19.
梅見えて来て美しき距離となる
20.
法律や条令は、正義を確立する目的で存在するが、それがこの目的に失敗すると、社会的進歩の流れを妨げる危険なほど体系化されたダムになる。
21.
「一期(いちご)の盛衰、一杯の酒」。──この世(=人生)でどれほどの盛衰があろうと、一杯の酒のうまさにはかなうまい。
22.
人は確実性を探し求めるけれども、確実なものなどは存在しない。
23.
美貌ゆえの恋人なんていうのは、美貌と同様、きわめて移ろいやすいものである。
24.
ぐずぐずすることより、行動することを選びなさい。
25.
男女の仲に友情が成立しない、なんて迷信である。ただ、若いあいだは友情と恋を錯覚しやすく、友人として遇すれば最上の友だった人を、恋人になぞらえてしまったばかりに友人と恋人と二人失うことになる。
26.
大原則がある。物事は意味をもち始めるにあたって私のことなど必要としていない。あるいは少なくとも言えるのは、物事が私のことを必要としていたとしても、私はそれを知らないということだ。
27.
芸術で重要なのは形式の問題──抽象か具象か──ではなく、内容──精神的なもの、内面的なもの──である。
28.
恋愛のあとに結婚が続くのは、燃えさかる炎のあとに煙が続くようなものである。
29.
「自分は変われない」という人に「それはなぜですか?」と問うと、「私は過去にこういうトラウマを負っているんです。あなたと違って私が変われるわけがないじゃないですか」と自己を免責するんですね。
30.
悩むとは物事を複雑にすること。考えるとは物事をシンプルにすること。
31.
何かを成し遂げるのは才能じゃない。想像力と努力だよ。
32.
一歩が大事 どんなに小さくても いま、ここ、の 具体的な一歩が大事
33.
人前をつづいてはしる鹿(か)の子かな
34.
すぐれた古歌にそなわる異(ことな)る方向への働きかけ。
35.
わがためは 墓もつくらじ しかれども 亡き後なれば すべもなし ひとのまにまに
36.
「趣味が読書」とは、なんて間抜けなんだろう、と思っていた。活字の一字を追う毎に秒針は進む。頁を一枚くる毎に日差しは変わる。長編なんかにのめり込んで、うっかり季節をひとつ忘れたりしたら、取り返……
37.
私たちは、出会いの喜びと感動を感じる必要がある。私たちは、似た魂との交わり、同じ目的のために働いている人との交わりから、勇気と新しい命を得る必要がある。
38.
応用数学は数学と科学・技術との協力にほかならない。準備された理論としての応用数学は存在しない。応用数学が生まれるのは、数学的思考が外界に触れるときであり、しかも数学の精神と自然の材料の供給によどみ……
39.
会社をリストラされたとき、自分で(辞めると)答えを出したなら、まだ余力があるんだな、自分に。だから次が踏み出せる。
40.
知りながら害をなすな。
41.
教師を養成する時、「この職業は聖職です」と是非教えて欲しいのです。未来を担う素晴らしい魂に直接向き合う、それこそが聖職というものです。
42.
人影へするすると伸び春の波
43.
生えてゐるやうに竹の子立ててあり
44.
今、沢山の人々が生きるのをやめています。この人たちは怒りもせず、泣きもせずに、ただ時間がすぎるのを待っているだけです。人生からの挑戦を彼らが受け止めようとしないので、人生はもはや彼らに挑戦し……
45.
言葉というものは形があるものであると同時に、形のないものでもある。初めに形のないものがあって、その形のないものに形を与えていくのも言葉である。
46.
世の中の人間には、二通りの人間しかいない。自由な人と不自由な人だ。
47.
初めに自国が妥協して、相手国の善意を期待する「迎合外交」「貢ぐ君外交」などあり得ない。特に、領土問題を抱える国家間では、世界的に例がない。
48.
ネットでアンチに出会った時の「はかたのしお」 @はんのうしない Aかかわらない Bたたかわない Cのせない Dしおたいおう
49.
経営者本人もやりたくないと思うほど退屈な仕事なら、どうして社員にそれをするように言えるだろう?
50.
季(とき)すぎし西瓜(すいか)を音もなく食へり
51.
わたしの精神の本質はわたしの精神そのものなかにあるので、外にあるのではない。
52.
生きるもの全てに春は来る。希望を持つことだ。
53.
日本国中どこを見渡したって、輝いてる断面は一寸四方もないじゃないか。悉(ことごと)く暗黒だ。その間に立って僕一人が、何といったって、何をしたって、仕様がないさ。
54.
強者に対しては、世間のほうが遠慮してくれます。強者を叩くなんてことはしない。
55.
人々が私を文学者でなく、単なる戯作者(げさくしゃ)、娯楽文学作者だときめつけても、私は一向に腹をたてない。人々の休養娯楽に奉仕し、真実ある人々が私の奉仕を喜んでくれる限り、私はそれだけでも……
56.
今日は新しい日です。この日に注ぎ込んだものは、何でも取り出すことができます。たとえ失敗を、それも大失敗をやったとしても、またやり直す機会が常にあります。
57.
わたしは、人間の「家」というものは、つねに核分裂する宿命をもったものだ、と考えています。
58.
一番嫌いなのは、親が「とりあえず子供」と言うこと。まず、一番働いたお父さんに、一番いいものを食わせろ。
59.
世間の動きにチクリと滑稽の針を突き立てて撓(たわ)みがあればそれを正す、歪みがあればそれを笑いのうちに直す、これが黄表紙(きびょうし)というものの生命ではないか。おれは書く。
60.
思い出と現在は、常に違ったものでありたい。昨日より今日、今日より明日に、たとえ、一歩ずつでも前進していたい。が、振り返って、自分をいとおしむ心の余裕もほしい。ちょうど、おにぎりとタクアンの切っても……
61.
ホームは一日にしてならず。
62.
いつでも、自分の思っていることをハッキリ主張できるひとは、ヤケ酒なんか飲まない。(女に酒飲みの少ないのは、この理由からである)
63.
販売員の理想の笑顔とは、ふだん家族や恋人に見せているような親しみやすい笑顔です。あるいは、親しい友だちと町で偶然会ったときのような、肩の力が抜けた自然な笑顔もいいでしょう。
64.
偉大な人間とは、子供の心を失わぬ者のことだ。[意訳](ver.0)
65.
永く居て薄き冬日にあたたまる
66.
不正の存在を前に沈黙する人々は、まさしく不正の共犯者にほかならない。(ver.0)
67.
足袋(たび)はいて寢る夜ものうき夢見哉(かな)
68.
墓はいらない。辞世も止(よ)す。死ねば死んだで、それでいい。その後はいらない。死ぬときには死ねばいいし、死ぬときが来なければ、死にたくとも死ねない。結局、誰しも、死ぬまで生きる。
69.
失敗は成功の母
70.
(仲間から)求められているのは「自分は価値のある人間だ」という証であり、その確証を得て安心したいがために、身近な人々の承認を絶えず気にかけ、身近でない人々の価値を貶(おとし)めようとする。……
71.
去るものは日々に疎(うと)しよ鴨も人も
72.
私が猫好きなのは、家で過ごす方が好きだからだ。そして(飼っているうちに)次第に、猫が家の一部に思えてくる。
73.
真理を直接所有していると思うのは、人間にとって生まれながらの病である。そこから自分にとって不可解なものはすべてつねに否定しようとする傾向が生ずる。
74.
人の命は決して長いもんじゃありません。どんなに愛し合っても、また互いに理解があっても、また健康であっても、百年と一緒には生きられないんです。この現実を考えたら、時を同じくしてこの世の中に生……
75.
言葉だけ美しくて実行の伴わないのは、色あって香りのない花のようなものである。
76.
(企業を)買ってから良くするのが経営力であって、それができなかったら自分自身の責任を問うたらいい。
77.
先生に横向きのまま卒業す
78.
最後の審判の日に天上に現れるという信心家どもの言うあの極楽の状態を、自由な政治と産業の設備の恵みによって、この地上に打ち立てたいと思うのだ。
79.
ちょっとした過去の不幸な出来事に、いつまでも気持ちが引きずられてしまって、今、もっとも重要なことはなにか、なにをするのが一番いいのかということが、わからなくなってしまうものです。
80.
人生で一番大切なことは、自信を失わないことだ。(ver.0)
81.
人間の、ちょっと複雑に入り組んだ部分。あるいは、容易には底が見通せないような暗い部分。そういう部分を、これからはもっと尊重したほうがいいように思う。
82.
どうして自分で新しいことをやらない?
83.
意思決定とは、少なくとも二つ以上の選択肢の中から一つの方策を選定することである。
84.
言葉は極論すればすべて流行語なのである。自由も民主主義も平和も文学も芸術も娯楽も、すべてso called =所謂何々といふだけの事に過ぎない。私の文章に「……といふ事」といふ言葉が多く出て来るの……
85.
子供は、性ほんらい野獣のようなものである。子供の純真は野獣のもつ純真である。
86.
私という人間を一番理解しているのは、母親だと私は信じている。母親が一番私を愛しているからだ。愛しているから私の性格を分析してみる事が無用なのだ。
87.
明瞭さとは、明暗の適当な配置である。
88.
平凡でない人生はない¥。ただ、人生は人生というオルガンなのだ。問題はただ一つ、それをどう弾くかだ。
89.
人が幸福になるところ、そこに彼の祖国あり。
90.
世の中、こんなに「得したい」という雰囲気が蔓延しているというのはきっと、生活に余裕がなくなってきているということもあるのかもしれない。だから個人の問題というより、これはもう社会の問題なのか……
91.
あなたは、他人に合わせるために自分の色を失う必要はありません。自分自身が何を見ているのか、どんなことを考えているのか、この先、何を目指しているのか……、それらを大切にしてほしいです。
92.
名言は、長い文章やくだくだしい説明を抜きにして、私たちに智恵を与えてくれます。そして、賢人たちの人生の経験を凝縮して、私たちに伝えてくれるのです。
93.
死ぬ気でやって死ぬのは嫌だ。だが、死ぬ気でやったほうが、死ぬ気でやらないよりも良い結果を生むことは確かだ。
94.
好意に甘えてお金を受け取り、屁でもないという感じで使えば問題にはならないよね。すると人はますます金をくれるようになるものだ。
95.
くつろいだ会話をするには真向かい同士で座るのはあまり適さない。互いにぶつかり合うような緊張感が強まるためだ。ベストはL字型である(90度の関係ともいう)。カウンター席の角とか、もしくは四人がけ丸テ……
96.
体が暖かになれば眠気をもよおし、心に心配事がなくなれば怠け心が起きる。人間は安楽に甘んじていれば堕落する。
97.
跣(はだし)にて梢(こずえ)わたらば死ぬもよし
98.
わずかな注意と用心とをもってすれば、多分は陥らずにすんだであろう悪い状態を、平気の平左衛門でパスさせておきながら、後になってから騒ごうというなどは智恵も何もない話である。
99.
貧乏人が金持ちについて嘘を言い、金持ちもまた自身について嘘を言い、とんでもない嘘の構造ができている。だから、金持ちのことを書いた本を手にすれば、どうせ嘘がまじっているだろうと本能的に身構える。
100.
自由への乾きを、恨みと憎悪の杯を口にすることで満たそうととしてはならない。
101.
生まれ出る喜びがあれば、また、必ず死する悲しみがあり、悲喜こもごも到来するのである。
102.
国と国との関係は、国家のレベルだけではないのです。地方自治体や企業、大学、NGO、学生や市民など、政府機関以外のさまざまなパートナーが交流していくことが大事です。
103.
可能な限りデータを集め、論理を積み重ねていってそのデータを深く読み込むことだ。
104.
脳は悩み苦しみ、悲しみ、迷うのが大好きだ。
105.
あなたの結婚生活にも、お金は大きく影響します。私たちの社会では、離婚原因のほとんどがお金に関する意見の不一致にあるのです。
106.
寂しい人間には偶像が必要なのだ。
107.
相手の欠点を見た時、「自分にも欠点があり、人を不快にさせることがあるかもしれない。お互い様だ」と考えられる人は、人の欠点にもある程度は目をつぶることのできる寛容な人だ。
108.
できれば、女の人は仕事を持って欲しいと私は思うんです。仕事をしていると(中略)挫折も味わうでしょう。すると、そこからまた思いやりやかわいらしさが出て、反対に甘えがなくなっていくと思うんです。
109.
重税を納めているサラリーマンは、全体としてみれば日本国の大株主である。いまや進んで、われわれの国を守るために、本当に動かなければならないときが来ている。
110.
めいめいの花にそれぞれの咲く季節があるように、人間も花をつける時が違っている。やっかいなのは花の季節はあらかじめわかっているのに、人間の開花はいつなのか、咲いてみないとわからない点である。
111.
自信を持て! ぼくは世界一だと!
112.
世界の歴史は、剣と血の歴史である。
113.
われわれは美しい山河を眺めただけですら、救われた思いに浸る。卓越した芸術作品の美に接すれば、人間の偉大さにうたれ、自分が人間に属することを誇りに思うであろう。
114.
知識・見識・胆識の三識が兼ね備わってはじめて人物の器量となる。
115.
予期せぬことがイノベーションの源泉となるのは、それがわれわれの先入観を突き崩すからである。
116.
たとえ骨がジャリのように砕けようとも、肉が粉々に飛び散ろうとも「まいった」「へこたれた」とは言ってはならない。自分のひ弱さ、力弱さを表現しているだけである。
117.
ええ女房持ってる人は品(ひん)がある。
118.
家庭の状態を良くし得ない女は、家にあっても幸福ではない。そして、家にあって幸福でない女は、どこへ行っても幸福ではあるまい。
119.
この世の中に色々のものがあるのは、みんなそれぞれに、なんらかの意味において、あらねばならないからであろう。
120.
柳散りしよせん他人は他人かな
121.
人生とは、何もやらない虚無よりも、たとえ失敗しても、傷心の方がはるかに貴いものなのだ。
122.
兜虫黒き光を放ち歩む
123.
人の世というのは、不思議なものだ。ほかに、このように大勢が関わって生きる動物はいない。群をなすかもしれないが、虫でもなければせいぜいが数十という数までで、猿の世といったものは、同じ山の中でもな……
124.
前方での死は名誉であるが、後方での死は恥である。戦闘の恐怖により少しでも後退する将兵は、容赦なく銃殺せよ。
125.
究極の楽園は 真・善・美 だ。真は誠、善は愛情、そして美は調和である。誠とはウソいつわりがなく、本心にもとらず筋道に外れないこと。善とは偏らない愛情から生まれる言葉と行ない。そして美とは調和がとれ……
126.
私は孤独を学んでそれを評価(=分析)しています。私にとって孤独というのは、不変で、伝達不可能で、わりに混乱していて、つまりほとんど生物的なまでの自我を意識することなのです。
127.
まわりと比較してはいけない。比較していいのは、きみの「昨日」と「今日」だけである。
128.
私が愛人を持てば、彼の欲望も甦るはず。
129.
結婚は(考え方や個性が)異なるもの同士が妥協することなんだ。ただ、その妥協にどれだけの愛がこもっているかどうかなんだ。それが成否を分ける。
130.
科学の力が、私たちの精神的な力をしのいでいる。私たちはミサイルを正しく撃つことはできても、人間を正しく導くことはできない。
131.
どんな職業の場合でも、一人前になるには、ただ精を出して働き続ける以外にない。
132.
大切なのは、贈り物の大きさではなく、それを贈る心の大きさ。
133.
アノネ にんげんはねえ 自分の意志で この世に生まれて きたわけじゃねんだな だからね 自分の意志で 勝手に死んでは いけねんだよ
134.
老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ。
135.
どういう所か少しも知らずに紛れ込んだ難所が、私たちの生である。
136.
(人から)遠ざかると孤独になるので、やはり近づく。近づくとまた無防備になって傷つく。それで用心深くなる。ここが距離がとれないところで、無防備と用心深さの両極端をいったりきたりするのです、ブラン……
137.
信心ができたということはわかるものなのか。わかるとしたら、どうしたらわかるか。そうですね。わからないものです。それがわからないのでは目的達成したかどうかわからないではないか。そのとおり。信心を獲(……
138.
水音(みずおと)は草の底より蛇苺
139.
小さなことで逃げ出してしまう人は、大事のときも必ず逃げ出してしまう。
140.
仕事(会社、上司に対するものも含めて)の愚痴はこぼしてよい。こぼして解消すれば尚(なお)よい。しかし、際限なく愚痴をこぼす人間は仕事がまったくできないか、ほとんどしない者とみていい。その愚痴……
141.
水っぽいビールでも、空っぽのジョッキよりはまし。
142.
自分に厳しく人に甘く。そういう生き方がしたくてしてきたけれど、安易に人に優しくするということは、その人の魂が地獄みたいなところにいく手伝いをするということです。
143.
能力とは「自信の高さと幅」だといえる。自信を一つ一つ積み上げることが、能力を獲得する道である。執念の欠如する者には、自信を得る機会が与えられない。
144.
城(企業)のつくり手は人、人、人なのである。しかし、人であるから過ちはある。火事は起こさず、起きたらすぐ消し、前進の糧とすればよい。
145.
大変だったが、しかし素晴らしかったと言える人生を送りたい。
146.
老いゆくを知れとて長き夜はあるか
147.
いい商品を出すと必ず買うのに、カスタマーに聞いても言わないことがある。だからカスタマーにどうやって聞くかという技術も重要である。
148.
笑いを探す所は、あなたの外側(職場・家庭・人間関係)にも、内側(悩みの中)にもある。おそらくあなたの日常には、二十四時間に少なくとも十分間は、ジョークショーができるくらいの笑いの材料が隠れているは……
149.
必要なのはストップ・アンド・シンク(立ち止まって、考えよ)。
150.
君子に三の憎みあり。その功に誇り、賞受くること多き者を憎み、富貴(ふうき)にして驕(おご)る者を憎み、上にいて下を恵まざる者を憎む。
151.
枝豆やあつという間に馴染(なじ)む人
152.
死は気をつけの姿勢で立ち、今か今かと従順に(人類を抹殺する)出番を待っている。諸民族を大量に吹き飛ばす構えをしているのだ。呼び出されれば、まだ残っている文明を再興の望みもないように打ち砕くつも……
153.
大学生おほかた貧し雁(かり)帰る
154.
言語は文明の基礎である。人と人を結びつける接着剤であり、争いの場では最初の武器となる。
155.
健康とは失われるまで、ありがたさがわからない、とよく言われますが、平穏な日常もおなじようなものなのでしょう。平穏=退屈、と意識化して、あえて守ろうということにはなかなかならない。
156.
愛という言葉など、一度も使わずに一生を過す人だって沢山いるだろう。その人たちが愛をもっていなかったのだと考えたら大間違いだ。その人たちの方がかえって、本当の愛をもっていたかもしれないのだ。
157.
風燭(ふうしょく)滅(き)え易(やす)く、良辰(りょうじん)遇(あ)い難(がた)し。