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1.日常会話におけるアドリブっていうのは、「アドリブ=即効的に出る言葉」と考えれば、それほど難しくない。

2.だが精神とは、われわれの頭の中に棲んでいるやっぱり心臓をもち、肉体をもったもう一つのわれわれだ。

3.この肉体を生かしている瞬間瞬間が人生です。

4.挑戦する勇気を持て! 成功すれば、やり遂げた者にだけ与えられる歓びを味わえるであろう。たとえ失敗しても、勝利の栄光も敗北の苦さも知らずに一生を終える臆病者とは、決して同類にはならないであろう。

5.家庭生活には目が宝。

6.自分を理解しない人間を寄せつけないのは、芸術家として正しい態度である。芸術家は政治家じゃないのだから。

7.何で売れねーんだと嘆いていいのは死ぬ程努力した奴だけだ、全てを芸に捧げてきた奴だけだ。

8.「鳥たち」「虫たち」「蛙たち」などという言い方も気になる。童話の世界か何かならともかく、今は一般にこの「たち」が使われている。古来、雀や蜂や蟻などには、普通、複数形は使われなかったように思う。

9.耳はつき合い易い寛容な器官であって、非常に顕著な発音のなまりを聞いても驚かない。目はこれに反して文字についてのすべての目新しさに対して敏感である。綴(つづり)字の改良の困難さはこの点にある。

10.誰かがリスクを取って、それで作られたものによって、すべてが成り立っている。だから、「投資は悪」ということは、そもそもあり得ない。

11.高慢は没落の前に来る。

12.大勢の男とうまくやるのは、どうということはない。それより、たった一人の男を相手にする方がずっとやっかいだ。

13.ひとは、〈現在〉を世界のある一つの時代に属するもの、なんらかの固有な特徴によって他の時代とは区別され、あるいは、ある特別な出来事によって他の時代から隔てられているもの、として表象しうる。

14.両親の圧力は、剣の一撃よりも厳しい。

15.正面から堂々と向かってきた奴には決して手加減なんかするな! 手加減されたら男はキズつく! 全力でぶっ倒せ! それが礼儀ってもんだ!

16.親の愛情といっても無条件の愛情ではない。親のものさしに合うときだけ喜んでくれる。ものさしに合わないと叱責され、尻をたたかれる。それで親が満足してくれるような仮面を子供はつける。

17.現場の幹部がその決定をスピーディーに行えないのは、完璧を求めようとするからだ。

18.まわりに許可や承認を求めない。

19.小ぎれいに住みては飯も饐(す)えさせず

20.有名になるとは、絶えず自分は何者かと説明する必要がなく、一定の評判と自分の興味を追求する場所を得るということ。

21.「同じ場所に置かれた物は腐る」って言葉知らねえのかよ。同じ奴がずっと政権を握ってたら、腐るに決まってんだ。定期的に入れ替えねえとやべえだろうが。放置した水と一緒で、藻が生えて、腐っちまう。

22.現代の複雑な社会機構では、われわれは、いつ何どき、行動上の加害者になり、被害者になるか分らないのである。

23.一旦それ(=ボランティア活動を微に入り細にわたってやること)を始めると、善をおこなうことがどんなに難しいことであるかが分かることであろう。自分では善と思っていても、本当はどうなのか分からないと思え……

24.白鳥の翅(はね)もぐごとくキャベツもぐ

25.てのひらの艶をたのめる初湯かな

26.思い出とお酒は強(し)いず妨げず。

27.小刀(こがたな)や丸刀(がんとう)や鑿(のみ)や槌(つち)なぞで版画ができるものではないのです。自分の躰(からだ)が板になってこそ、それらの道具が働くだけなのです。

28.(同業者が増えても)市場が十分大きくなれば、「この機械を初めて出したのはわが社です」とか、「わが社の製品は、ここが他社製品より優れています」という宣伝をすればそれでよいのだ。

29.「おだやかな人生なんて、あるわけがないですよ」 スナフキンが、ワクワクしながら言いました。

30.何が受け入れられやすいか、また何が反対を招くから言うべきではないかを心配することは、無益であって、時間の無駄である。

31.経営者は孤独である。

32.過剰な「備え」は、さらなる「備え」を生む。

33.沈黙は、横柄、俗悪、羨望から来る、あらゆる否定に対する、最も安全な応答である。

34.もともとパーティーは飲食が第一の目的ではない。一人でも二人でも知り合いができたら、大収穫があったといえる。

35.音楽はまず声から出発するんだ。全部の楽器は全部人間の声の代理なんだ。

36.コレクションをすると、なにをするにも目的意識をもつようになる。そうなると、散歩、出張、旅行など、あらゆることが新たな楽しみの種に変わってしまうのだ。

37.いっぱい悩め。頭がおかしくなるほどあがけば、自然と謎は解ける。

38.この世に絶対的な善もなければ、絶対的な悪もない。

39.「そんなこと言うたらあかんわ」というとき、この「わ」は断定ではなく、気弱なる譲歩の余裕が仄(ほの)見える。もしそれ、人のいうことを断固、受けつけぬ、おのれはおのれの道をゆく、というときは、……

40.世の中に、おいしい話などありません。きれいな花にはトゲがあり、きれいな人にはワナがあります。おいしい話には毒があるのです。

41.科学やテクノロジーをテコにして、世界に非常に大きなインパクトを与えられる機会がそこらじゅうにころがっている。君たち一人ひとりが個性に応じたそれぞれの機会を追求できる。君たちみんなが、そのことに興奮……

42.組織の目的は、人と社会に対する貢献である。

43.利益がおこげのようでは情けないな。

44.企業の利益は、従業員の努力に正比例し、(労働)時間に反比例する。

45.知りたいと思ったことは調べ、経験してみたいと思ったことは経験し、行ってみたいと思った所には行かなければならない。

46.俯(うつむ)きて鳴く蟋蟀(こおろぎ)のこと思ふ

47.事業の目的は、まさに経営者の哲学の反映です。ほとんどの場合、必死に努力をすれば一時的に成功することができますが、もし経営者の思想が歪んでいれば、結局は事業を失敗させることになるのです。

48.若いときの読書は、忍耐が足りなかったり、気が散ったり、どう読めばいいかについての経験もなく、人生経験も浅かったりで、それほど実りのないこともある。

49.行(ゆく)としや連(つれ)たつものは何と何

50.夢を見なければ、実現はあり得ない。

51.鬼神(きじん)に横道(おうどう)なし。

52.情報は時間とともに変化しないものを指す。

53.逆説的かもしれないが、本当の安全は、成長と改革と変化の中にしか見つからない。

54.過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。

55.必要以上に金がないために苦悩するのであったら、初めから人間らしさを放棄していることになるよ。

56.勝利を前にした兵士は命を惜しみ、矛先が鈍る。

57.創造的に生きるとは、新しい発明や発見をすることではなく、固定観念にとらわれず、自ら柔軟に納得のいくまで考え行動することであろう。

58.翌日(あくるひ)も同じ事を繰返して、昨日(きのう)に異(かわ)らぬ慣例(しきたり)に従えばよい。荒っぽい大きな歓楽(よろこび)を避(よ)けてさえいれば、自然また大きな悲哀(かなしみ)もやって来……

59.私は、未来を予測する人たちの勇気がうらやましい。彼らと競う気はない。量的な予測は重要でさえない。重要なことは今日とは異なる側面とその意味である。

60.人生は不公平。残酷だけど事実。

61.古ぎやまん琥珀の酒を満たしけり

62.主義も、思想も、へったくれも要(い)らない。男は嘘をつく事をやめて、女は慾(よく)を捨てたら、それでもう日本の新しい建設が出来ると思う。

63.できることなら若い人はサラリーマンなど志さないで、どんな小規模でもいいから、初めから独立自営の勇気をふるい起こすに越したことはない。

64.子供の頃に苦労して、それがその人のために悪い結果になったという例は聞かない。人間は、子供の時から、どうしたって悲しい思いをしなければならぬものだ。

65.努力をしない人も平等になどと、そんなバカなことはありません。それこそ<不平等>です。努力した人もしない人も同じ収入で、同じ家に住んで、同じ洋服を着て、同じ食べ物を食べる。それでは正直者がバカを見ます。

66.男が“結婚なんて人生の墓場さ”などと言えば哲学になり、女が同じことを言えば“あんたの尽くし方が悪いから”となります。だから女は“結婚こそ女のしあわせ”と言わざるをえないわけです。

67.現代は正義と不正とがはっきり分かれて互いに対決しているということはない。いかなる戦争の条件にしても、その最前線に於(おい)ては一つの正義と、もう一つの正義との、つまり正義同士のぶつかり合いの不……

68.自分で自分を裁くのは高慢だ。本当に謙虚な人間なら、他人をも裁きはしないし、自分を裁くこともしないだろう。

69.今現在の瞬間を大切にするためには、過去にとらわれてはいけないし、将来に対す思惑にも左右されてはいけない。(中略)現在に対して全力投球をするのである。

70.衣類器財相応にすべし。過ぎたるはよからず。足らざるは悪(わろ)し。

71.「好きな仕事」「自分のやりたい仕事」の場合は、多少給料が安くなろうが、条件が悪くなろうが、仕事を続けることができる。好きな人であれば、いくら欠点があっても、その人を愛しているという気持ち……

72.知恵の第一段階が汝自らを知るにあるがごとく、慈善の第一段階は汝自ら足るにあり。

73.天才の特徴は、何を大目に見るかを知っていることだ。

74.幸せの形は人さまざまだ。他人の幸せの形を理解する必要はないが、尊重し合うことは大切だろう。それがお互いのさらなる幸せにつながるからだ。

75.居心地の良い家族は、前世で家庭に恵まれず苦労を重ねたあなたへのご褒美。ようやく手に入れた、かけがえのないものだと分かれば、家族みんなに優しくできます。

76.水や水のある風景は感情や夢想を喚起するきっかけになる。

77.不況脱出は一にかかってイノベーションにある。ではどうすればよいか。方法は一つしかありません。知的好奇心(驚く才能)を持つことです。実に知的好奇心こそは資本主義の命なんです。不景気になればなるほど、……

78.目は近いものを長く見ると、自然に遠くのものを見て疲れを癒す。心も同じで、近いもの(現実)に振り回されてばかりで遠くのもの(夢)を見ないと消耗してリズムを乱す。夢を描くことが大切なのは心の癒しになる……

79.哲学はいってみれば素手で、無前提で、その作業を開始する。それはつまり、いかなる命題もあらかじめ妥当するものとみなさないということでもある。だから、哲学には初心者も専門家もいない。

80.生きることは驚きに満ちているので、他のことにかかずらう時間はほとんどない。

81.今日社会の通弊とするところは、正邪善悪の判明せざるといふ事よりも判明しながら正邪善悪によって去就を決せず、長きものには巻かれよと態度を曖昧にすることである。

82.本当に(教育の)機会の平等を求めるのであれば、日本の大学は全国で一つだけにして、入りたい人全部を入学させればいい。

83.「こころ」はだれにも見えないけれど 「こころづかい」は見える 「思い」は見えないけれど 「思いやり」はだれにでも見える

84.人生は思い込みに支配されている。

85.口舌は実に禍いの起る門でもあるが、また福祉の生ずる門でもある。

86.すらすらとコミュニケートできればできるほど絶望感がより深まっていくということだってあるし、つっかえつっかえ話し合えばこそ気持ちが通じ合うということだってある。

87.破障子(やぶれしょうじ)児(こ)が覗き妻が茶をよこす

88.世の中は、輝くものを黒く塗りつぶし、気高いものをほこりまみれにさせることを好むもの。だが、恐れるな! そこになお、高貴なもの、輝かしいもののために燃える、美しい心もあるのだから。(ver.0)

89.自分が負けたと思わない限り、負けることはない。その出来事に意味を決めるのは自分だけなのだ。

90.未来の自分に対しての期待しか、若いときのどうしようもない孤独を支えるエネルギーになってはくれない。

91.俳優は、他人の人生を演じるのが仕事ですが、まったく自分の中にないものを演じることはできません。いままで演じてきた役は、全部自分の中にあったものを引っ張り出してきたものです。

92.世に生きものというのは、人間も犬も虫もみな同じ衆生で、上下などはない。

93.成敗(せいはい)は天に在(あ)りと雖(いえど)も人事を尽くさずして天、天と云(い)うこと勿(なか)れ。

94.目の前の課題を順番に片付けること。そのとき必ず、創意工夫をすること。

95.(金が)有る時は蟻(あり)が有り、無い時は梨も無し。

96.情報は人間が持っている。これはいつの時代も変わらない真理である。だから、人と会うこと。毎週、この日はほかの会社の人とビジネスランチを取ると決めてもいいぐらいである。

97.「仕事が趣味」っていうとさみしいけど、「趣味みたいに仕事を楽しむ」といいよね!

98.異邦人でいるかぎり、人は良い面だけをこちらに向けてくれる。

99.秋の暮川の向うに子守唄

100.星条旗はこれを侮蔑視する者さえも保護する。

101.二十歳の時ハンサムでなく、三十の時強くなく、四十の時財がなく、五十の時賢くなけりゃ、結局一生何でもない。

102.業なかばで倒れてもよい。そのときは、目標の方角にむかい、その姿勢で倒れよ。

103.人間の両手はそろえると器にもなるんですね。これは人間だけでしょうね。

104.よくマネジメントされた組織は、日常はむしろ退屈な組織である。

105.人間は誰でも不安や恐怖を克服して、安心を得るために生きる。(ver.0)

106.人気まんがをかくには、まず普通の人であれ。そのうえで、プラスアルファ──なにか自分だけの世界を、ひとつは持っているべきである。そういったことが、その人の奥行きになって、しごくありふれたものにプラス……

107.うちとけて日永(ひなが)の膝をくづしけり

108.進むのはむしろやさしく、退(しりぞ)くのはかえってむずかしい。人というものは、いかに生きるかを考えるより、いかに死ぬかを思案しなければならない。どのように進むかより、どのように退くかを考えることが……

109.寝過ぎは疲れる。

110.自分が価値があると思うものを与えることが援助であると勘違いしている人は多い。自分が与えたいものを一方的に押しつけてしまい、人間関係にヒビが入ることも珍しくない。

111.枯草は 次のいのちのために 土に伏して その実を抱いている

112.人の不安につけ込んでお金を出させる点では、新興宗教だけでなく、既存の宗教も、そして、ほとんどのビジネスも、同じなんだよなあ。保険ビジネスも、能力開発ビジネスも、教育ビジネスも、健康ビジネス……

113.太平の世における愛国心は、庭前を掃除し、家業に勉励し、世務に努力するよりほかに道はない。

114.新しい考えはおおかた新しい感動のせいなのだ。それは思慮によってではなくて、情熱によって得られるものなのだ。

115.天下を治むるには、常に無為(むい)をもってす。

116.意見の根拠について知識がなく、皮相この上ない反論に対してすら筋の通った擁護論で張り合えない人でも、自分が真理だと思うものに疑問を持たず賛同していれば十分だ、と考える人たちがいる。

117.青空に散らしてみたき雛あられ

118.本当に信頼できる友だちや味方は、どんな宝物にも負けない人生の宝なのだ。だが、この宝は放りっぱなしではやがて朽ちてしまう。ときどき電話をしたり、会う時間をつくり、話をすることも大切だ。

119.その5.勝者が「それは困難だが、実行可能だ」ということを、敗者は「それは可能だが、実行は困難だ」という。

120.山師は絶対に田舎では生きて行けない。また田舎の人も、山師を決して許さない。

121.恐怖と願望は離れて立っている二本の柱であり、運命を正反対の方向へ導いていく。恐怖は過去に目を向け、願望は将来に目を向けている。

122.学校の給食で、嫌いな物が出ても食べなきゃならないのはどうしてだろう。先生は何で怒るのだろう。大人は嫌いな物を食べなくても、ちゃんと生きているじゃないか。子供だって嫌いな物もあれば好きな物もある。

123.誰も死を味わってないのに、誰もが最大の悪であるかのように決めつける。

124.さみしくて死ぬことのあり白兎

125.もしあなたがじっと静かに待つことができないのなら、神が望まれたとおりの人間になることはできません。

126.勉強がつらいのは、孤独の中でやるものだからという一面もある。

127.人間は、忍耐忍苦よりも、自己の命に喜びを味わわせることに生きがいがあるのだ。

128.思想や文化は云(い)うまでもなく自主的なものだ。ひとからもらったものは結局、思想であるよりもモードにすぎぬ。

129.ときじくのいかづち鳴つて冷やかに

130.自分に自信がないとニコニコできないでしょ?

131.日が昇り熱風が吹きつけると、草は枯れ、花は散り、その美しさは失せてしまいます。同じように、富んでいる者も、人生の半ばで消えうせるのです。

132.つねに自然を手本にして、泡立ち沸きかえる混沌の中から、新たな美を見つけ出そうという姿勢がなければ、人間のつくり出す美などは、たちまち種切れになってしまうのではなかろうか、と私は思う。

133.一微塵の中に世界を映じ、一刹那の中に永遠を含む。

134.検閲と秘密保持のために多くの情報が情報源でせきとめられる一方、それを免れたはるかに大量の事実も結局大衆のすべてには到達せずに終ってしまうか、届いたとしてもきわめてゆっくりとしか伝わらない。

135.言語は世界を写す「鏡」ではありえず、ただ世界の「絵」を描くことができるだけだ。

136.先輩(=先輩作家たち)の、あれは駄目だという一言には、ひと頃の、勅語(ちょくご)の如(ごと)き効果がある。彼らは、実にだらしない生活をしているのだけれども、所謂(いわゆる)世の中の信用を得るような……

137.金銭に淡泊な人に、かえってたくさんお金がたまる。いつもお金にこだわって、けちけちしている人にはかえってお金が残らぬ。

138.子に過ぎたる宝なし。

139.孤独の弊害についてはたびたび説かれてきた。孤独の快楽がきちんと評価されたためしが一度でもあっただろうか? そもそもそんなものの存在が知られているだろうか?

140.世の中には、どんな健全な人間をでも、一見変質者らしく振舞わせる二つの大きな原因があるが、その一つは食物の飢餓であり、もう一つは愛の飢餓である。

141.人間の行動には二つの行動しかない。「不安(に基づく行動)」か、「愛(に基づく行動)」か。他の選択の余地は無い。これ以外の選択肢が無いからだ。だが、どちらを選ぶかは自由に決められる。

142.コミュニケーションというのは、「自分の言いたいことを伝える」という三割と「相手の言いたいことを聞いて理解する」という七割で成立している。

143.消費者目線では「満足は総合評価、不満は部分評価」という傾向がある。

144.批判されたからといって、感情的になってやり返しても、こちらが疲れるだけである。批判の内容をよく検討してみる。言い方はぶしつけでも、改善できるヒントがあるのなら、取り入れればよい。逆に、批判……

145.汝が信じつつ祈りの中で求めることは、それが何であれ、汝に与えられるであろう。

146.少子化の日本に必要なのは、高速増殖炉ではない。好色増殖炉だ!

147.あなたが何をやろうとも、また何が起ころうとも、それはあなたの信念にしたがって起こります。

148.恋人なんて実在する人間じゃないのよ。

149.さかしげに帆綱(ほづな)をのぼる小蟹(こがに)かな

150.(職場では)自らの強み、仕事のやり方、価値観とともに、共に働く者全員の強み、仕事のやり方、価値観が重要な意味を持つ。あらゆる者が個性を持ち、大きな違いを持つ。

151.ちれちれと鳴きつつ線香花火散る

152.おかしくも何ともないときに、嘘でもいいから笑ってごらん。

153.結婚の幸福は非常にデリケートにできているから、手荒い扱いは禁物である。この感じやすい植物は、思いやりのない手で触れただけで傷つき、無関心によって凍りつき、疑いによって破れてしまう。

154.皿から口までの間で、スープがこぼれる。

155.自分の目で見たことでも、半分だけ信じよ。聴いたことは全部信じるな。

156.商売はお客さまのためにある。まず、お客さまの利益を考えよ。

157.詩とは、わたしの考えによれば、真実ではなく、快楽をその直接の目的とする点で科学と違い、有限の快楽ではなく無限の快楽をその目的とする点でロマンスとも異なるのであって、この目的が達成され……

158.無言という有難い贈り物を身につけるように努力せよ。自分のタバコは息に吸い込んで、人に向かって煙を吐き出さないようにする。こうすれば、自分の愚痴や煙やススで人を悩ませないですむ。

159.職場でも、いきなり、いい印象を与えようとして、言葉でかますと、イヤな野郎ってことになるよ。最初はまじめに。まじめに「おはようございます」って言い続ける時間が大切なの。フリは静かにまっすぐと、なの。……

160.口調なんてものは、個性でもなんでもない、単なる「振り」であって、べつにどうということはないのだけれど、しかし、普通の人ほど、意見の内容よりもこの口調というものに拘(こだわ)るようである。

161.神童、それは多くの場合非常に想像力の豊かな親を持った子供のことである。

162.(自分の)意識の中身を昇華せず、または、その正体を確認しないで逃げ出すことは、人生の貧困を招きます。

163.寝そべっているお歳暮の長芋が

164.本当に酔うには一杯で充分。問題はその決定的な一杯が、十三杯目か十四杯目かわからないことだ。

165.人間関係(を良くするには)は、あなたが「面白い人間」になろうと必死に頑張るより、目の前の相手に心から関心を抱いていますよ、と伝える方が、ずっとずっと効果的です。(人間に対する)好奇心は「プ……

166.戦時中に生を享(う)けるということ、それは意に反して、知らず知らずのうちに証人になることだ。近くにいながら遠い証人、無関心なのではなく一羽の鳥や一本の木のように異質な証人に。

167.人生というゲームは、いい持ち札に恵まれることよりも、悪い持ち札で上手に戦うことにこそ、意義がある。

168.心についての体系が現代の発見から受け取ってきたものは、それ自体とても重要なものだが、全体に暗闇と曖昧さを投げ入れ、人々を知識よりもむしろ懐疑主義へと導いたのである。

169.自動車に乗ると、自転車に乗ってる人間がバカに、貧乏人に見えるもんだねえ。