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1.
舞ひのぼる蝶の影さし水澄める
2.
恋の達人は初め拒まれて喜ぶ。頃合を見てまた口説き、2、3度それを繰り返し相手の心を掴む。恋愛心理に疎い人は拒まれてすぐに諦める。もっと疎い人は熱意が一番だと勘違いしており、拒まれても拒まれても口説……
3.
怖い現実から逃げれば、現実はもっと怖くなります。
4.
インスピレーションは、詩と同様、幾何学にも必要だ。
5.
智に悪(にく)む所の者はその鑿(うがつ)が為(ため)なり。
6.
人生は一人に一度ちんちろりん
7.
どのような理由であっても、社会によって保護されるべきものをもっているということに関して、その人が十分な主張だと私たちがみなすものをもっているとしたら、私たちはその人はそれに対する権利を……
8.
演繹法は、厳密であればあるほど、いっそう理解しやすい。なぜなら、正確さというのは、すべてをより簡単な原理に帰着させることだからである。
9.
哲学には初心者も専門家もいない。哲学はむしろすすんで初心者であろうとする。(哲学は)「なぜ?」という問いを連発する子どもたちと連帯しようとする……。なんとも不思議な知的いとなみである。
10.
私たちは「自由と承認の葛藤」を考えるとき、社会の承認を得るには自由を捨てなければならない、他人に認められるためには、自由をがまんしなければならない、という型にはまった思考に囚われてしまい……
11.
(愛国心と違って)ナショナリズムのほうは権力志向とかたく結びついている。ナショナリストたるものはつねに、より強大な権力、より強大な威信を獲得することを目指す。それも自分のためではなく、個人と……
12.
一時的に反省しても、その行為が繰り返されれば意味がない訳で、今後、二度とこういうことがないということを神仏と世間に誓い、また、そのための具体的な方策を提示しなければならない。
13.
儲けたければ、次のことを知っておく必要がある。利益=お客の喜びがお金に転換されたもの。お客を喜ばせた分だけ、お金は入ってくる。
14.
正しい論理思考ができる人は、相手の間違いを論理的・具体的に指摘することができるので、そもそも偽善などというあいまいな言葉を使って相手を批判する必要がないのです。
15.
感動するということは、共感するということに他ならないからだ。だから、ある天才の仕事に感動できるとしたなら、君は、天才だ。天才が何をしようとしていたのかを理解できるなら、君は天才だ。天才を理解できる……
16.
精励(せいれい)は今も栄達(えいたつ)の道にして他に道なし。
17.
大人になるためには、何らかのことを断念しなくてはならぬときがある。単純なあきらめは個人の成長を阻むものとなるだけだが、人間という存在は、自分の限界を知る必要があるときがある。これは真に残念……
18.
“ほんもの”と言える上司の際立った資質の一つは、部下を向上させる“才能”なんだ。
19.
酒は人間をダメにするものではないのです。人間は駄目なものだというのを確認させるために、酒は存在しております。
20.
この人を助けてください。もし助けてくださったなら、わたくしは洗礼をうけます。
21.
自分と比べてる人は上手くなるよ。人と比べてる人は上手くならない。ピアノも人生も。
22.
できないことは、誰がしてもできないものなんだ。だれかできて、自分ができないとすれば、できている人の方が本当で、できない人間の方が間違っているんだ。要するに、あり得ることならば、心の中で念願すること……
23.
夢も凍る春寒の夜ありにけり
24.
愛国心を持つなら地球に持て。魂を国家に管理させるな!
25.
犬は、己の神を見たことがある唯一の動物である。
26.
ほろ酔の足もと軽し春の風
27.
毎日ひとつ反省し、翌日それを克服することを日々積み重ねると大きな差となる。
28.
東海(とうかい)の小島(こじま)の磯の白砂(しらすな)に われ泣きぬれて 蟹(かに)とたはむる
29.
挫折のない人生はない。いや、挫折は人間を大きくする肥料でもある。
30.
自分を磨く者は、疑うことを知っている。
31.
絵本にいちばん近いものとして能の面を考えるとわかりますが、あの表情は動かない。でも見る者によって動くのです。絵本も同じように、絵は動かない。でも読み手によって動くのです。なにより自由な心の働き……
32.
(人生という)物事のはじまりは、いつでも瓦礫(がれき)のなかにあります。やめたこと、やめざるをえなかったこと、やめなければならなかったこと、わすれてしまったことの、そのあとに、それでもそこに、なお……
33.
規律──物は置き場所を定め、仕事は時間を決めよ。
34.
人類史上もっとも大きな害をなした人々は、「いいことしたつもりだった」と考える人種だった。
35.
明治時代の教育が素晴らしかった一つに、政財界人の多くが塾生や書生として若者を自宅に住まわせ、彼らと日常生活を共にすることで、知識とともに生活態度から「人物とは何か」について学ばせるという態度と精神……
36.
天下のために人を得るは難(かた)し。
37.
流行りを信じるな。流行りを疑うところからしか、いいものは見えて来ない。
38.
夜は知恵を持ってくる。
39.
走り出すことばかりが勇気じゃない。踏みとどまることも勇気だ。
40.
知識労働者というものは、自らが自らに課す要求に応じて成長する。
41.
あなたがしなければならないのは、人生に対するあなたの否定的な心を建設的なものへと変えることです。あなたは自分自身の精神的な力と、能力、経験を信頼すべきです。そうすれば、あなたの人生は完全に変わります。
42.
貧の盗みに恋の歌。
43.
自分で会社を起こさない限り、搾取の対象になるのは一生まぬがれない。
44.
酒に酔った、恋に酔った、歌に酔った、この三酔が私の人生を豊かに彩った。
45.
人の情緒は固有のメロディーで、その中に流れと彩りと輝きがある。そのメロディーがいきいきしていると、生命の緑の芽も青々としている。そんな人には、何を見ても深い彩りや輝きの中に見えるだろう。
46.
歴史の自信というものがないのだ。まるっきりないのだ。だから、矢鱈(やたら)に肩をいからして、「かれは賤(いや)しきものなるぞ。」などと人の悪口ばかり言つて、傲慢な姿勢を執(と)らざるを得なくなるのだ。
47.
ハンケチがまだ落ちて居る戻り道であつた
48.
政治家は勲一等、学者は勲三等、芸術家は勲五等などと勝手に決められると、知らない間に国民は奇妙な価値観を植えつけられ、職業に貴賎を感ずるようになる。
49.
信仰を特異の存在であるかのように思っている人たちは、信仰の門にさへ佇(たたず)めば、容易になやみの索は断ち切れて、みずからの欲するままに、慰安の光がかがやくかのごとく思う。
50.
水甕(みずがめ)のいよいよ凍(い)てる星座かな
51.
自己愛のない女は力もうすい。
52.
愛と憎しみは、同じ父の血を引く親戚である。
53.
自己を徹底させるための努力が、万人救済のかぎを発見する。人類のうちに深い根をおろせば、本物になる。
54.
「先生、死ぬのって怖いですか」 「何を言うとるか。お前はその前に生きとるか? 生きとるか死んどるかわからん顔して!」
55.
田沼(意次)は今で言えば総理大臣でしょう。代々、日本の総理大臣は、よく言われたためしがないんですよ、いいことをしても悪くとられるんですよ。田沼の時代からそうなんです。いいことを認めて、それに協……
56.
私たちは仕事を通じて、たくさんの人とつながっています。そのつながりを感じながら作業を進めることができる人は、心が豊かな人です。
57.
午睡(ごすい)する足のやりばのさだまらぬ
58.
定跡(じょうせき)通りに始めても定跡と違う終わりを考える。
59.
他人の幸福を嫉(ねた)んでいるかぎり、決して幸福にはなれない。
60.
信仰は一(ひとつ)の奇蹟ではない。宗教はまた気やすめのための、力なき慰めでもない。信仰は荷(か)せられた悩みを逃避するのではなく、悩みの肯定のうちに、救いの光にみちびかれるのである。
61.
秋草の多きにつれて人恋し
62.
「人生それほど捨てたものじゃない」と励ますよりも、「たかが人生じゃないか」と言い放った方が、はるかに相手の気休めになる。
63.
阿弥陀仏と 十声(とこえ)となへて まどろまん 長き眠りに なりもこそすれ
64.
相手の意のあるところをようく掴(つか)み、意見の根拠を察知し、こちらは直ちに同調するというのではないが、相手の主張の、よって来たるところを納得する。それが、「そこもあるナー」である。
65.
現在、人間は脈絡がなく、不連続的である。それも、歴史上の他の諸時代において起ったように一時的にそうなのではない。今では、不連続的であることが世界の本質そのものなのである。
66.
君が君自身を重んじることができなければ、誰か君を重んじることのできる人を見つけることも、ほとんどないであろう。
67.
アマゾンの成功の秘訣は、こだわり続けている3つの考え方にある。顧客を第1に考え、新しいものを作り、焦らず我慢するということだ。(要約)
68.
ライバルは憎いと思えばただの悪魔です。負けるものかと発奮努力向上させてくれるエネルギー源だと思えば、天使です。
69.
みんな、そんなこと無理だと言う。でも、いつも無理だとは限らない。
70.
これでいい とは思いませんが これしか できない わたしには
71.
リーダーと現場の従業員が、日々の仕事の中で、採算を高めようとして努力することが、会社全体の採算を向上させていくのである。
72.
人災のささやかな物事を楽しみたまえ。大惨事はそれほど起こらないのだからね。(ver.0)
73.
私たちの考えは、見えざる手によって、会う人々を形作る。私たちが本当の彼らについてどう考えるにしても、彼らは私たちにとって、まさにそのような人物となっていくのである。
74.
水飯の花のごときを掬ひけり
75.
もし「あなた」と「私」が一個人として、自我の全体の働きを知ることができるなら、そのとき私たちは愛とは何かということを知ることができるでしょう。これこそ世界を変えることができる唯一の改革であると私は……
76.
どの生活必需品であっても人びとの分業が条件としてあり、その過程を持ち合い、分かち合うことで、一人ひとりの生活基盤は築かれる。その意味で、分業と相互扶助の仕組みなしには個人の自立した生活も……
77.
青年は鋭気に任せて成功を急いではならぬ。いまの時勢は順序を履(ふ)んで進むものでなければ、決して成功しない。急ぐと無理が出る。手抜かりができる。(ver.0)
78.
特別ユーモアのある人間でなくても、ユーモアのある話やスピーチはできる。人・事・物に関連する思い出を率直に語るだけでよいのだ。なぜなら、思い出となって記憶に残るような出来事は、それ自体が面白い事柄で……
79.
私自身は他人に忠告などするのをいつもためらってきたのである。というのは、自分で自分のことがわかっていると同じ程度に相手のことがわかっていないかぎり、なんで他人に指図がましい忠告などできるものか、そ……
80.
闇淡きところ蚊遣火置くところ
81.
水飯(すいはん)を喉は通してくれにけり
82.
偉大なものは、すべて時間を要するのだ。忍耐強くあきらめないで、繰り返し繰り返しやることだ。
83.
わたしは、どのように小さい闘争であれ、また、大きな闘争であれ、発端の盛り上がりから、敗北後の孤立裏における後処理(現在では闘争は徹底的にやれば敗北にきまっている)にいたる全過程を、体験したものを信……
84.
日々落葉(おちば)空を拡げてゆきにけり
85.
多数派は決して正しくない。私を含まない限りにおいては。
86.
社員を採用した時、僕は子供が生まれたと言うんですよ。
87.
我々は顔を知らずに他の人とつき合うことができる。手紙、伝言等の言語的表現がその媒介をしてくれる。しかしその場合にはただ相手の顔を知らないだけであって、相手に顔がないと思っているのではない。
88.
我々が最もよく知っていることとは、皮肉なことに、我々が今までに全く教えてもらったことのないことである。
89.
私はいつも自分のできないことをする。そのやり方を学べるから。
90.
「あなただけ」という特別扱いを受けると、人は自尊心をくすぐられ、気分がよくなる。自分を気分よくさせてくれた相手には好意を持つし、相手からの要求をも受け入れやすくなる。
91.
しやぼんだま天が映りて窓の如(ごと)
92.
「回復する」ということは、前の状態とは違う形の生き方を手に入れられるようになることです。病気を通り抜けることによって、自分のライフスタイルが変化し、さらには自分が変化するということです。
93.
ぶつからなきゃ伝わらないことだってあるよ。たとえば、自分がどれくらい真剣なのか、とかね。
94.
猫の子の名なしがさきにもらはれし
95.
自己弁解は、敗北の前兆である。いや、すでに敗北の姿である。
96.
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力のこと。
97.
すべての文化と改造とは、人生の退屈に悩まされつつ、いかにしてその苦痛から脱(のが)れるべく、必死の運動をする人々によって実行される。
98.
知ったかぶりをしてはならないらしい。知ったかぶりをして、ろくなことはない。とはいえ人間は、本当に知識があればとりたてて話す気にもならぬが、聞きかじりの知識だと、これを人に告げたくてたまらぬというよ……
99.
相手のことに配慮することは、人間関係を良好に保つうえで大切なことだが、対人不安が強いと、相手のことを気にしているつもりでありながら、じつは自分のことしか眼中になかったりする。
100.
遅れて来た者には骨だけ。
101.
猫……ヒゲのある女の子 猫……闇夜の宝石詐欺師 猫……謎解きしない名探偵 猫……この世でいちばん小さな月を二つ持っている
102.
古人に対しては、熱狂的に嘆賞するにもかかわらず、自己の可能性にはほとんど注意しないことは恥ずべきことである。
103.
つまり、金があるという意識とは、金額そのものではない。他人との差なんですよ。一種の虚栄心ですからね。そして、この虚栄の支出は際限がない。だから非常に危険です。
104.
いい仲間は自分の努力なしには集まりません。
105.
(1)運動のおかげでおそらく寿命が伸びる。(2)運動しないよりもしたほうが人生は楽しい。(3)他人にいっそう喜びを与えられる。(4)精神は運動によって鍛えられる。
106.
批評家になるな。いつも批判される側にいろ。
107.
今の世の中、まず母親がもうひどい語尾下げで話してるじゃない? それで世の中じゅう、みんな真っ暗にしちゃってる。
108.
女性にとって、オシャレは生きる力。
109.
大切に育てるということは「大切なもの」を与えてやるのではなく、その「大切なもの」を失った時にどうやってそれを乗り越えるか、その強さを教えてやることなのではないかと思う。
110.
生まれつきの紳士は、私が知っている最も悪いタイプの紳士である。
111.
どこの国、どこの民族でも、指導者といわれる人々は、有事の際、自分の生命を賭けはしなかった。決死の覚悟だけはするらしいが? 実際に生命を失うのは国民、下々の個人個人だった。そこを国民は意識しない。や……
112.
迷う理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめとけ。
113.
太るほど食べて、ダイエットしてやせて、また太るほど食べて、またダイエットしてやせて、結局また太るほど食べる、という無限ループ。人は食べるためにやせるのではなく、やせるために食べるのかもしれない。
114.
あの人 この人 もう一度 話したいとおもう人は 茫茫とした歳月のなかにいる
115.
(ぼくには)過去の栄光なんてないんです。だから、新たに仕事に挑むことができる。
116.
信賞必罰
117.
淋しさや昔の家の古き春
118.
明日になるのが待ち遠しい…。日々自分がいい顔になっていくから。
119.
過労死もパワハラも終身雇用色の強い組織ほどよく見られる現象。他に逃げ場所のない人間ほど搾取されやすい。
120.
神々のささやきを聞くために沈黙しよう。
121.
本当の親友とは、あなたの都合のいいときに、あなたのお守(も)りをしてくれる人ではありません。しばらく会わなくても、再会したときには昨日の続きのように話ができる相手です。そして、本音を語り合え……
122.
満たされぬ思いをいだいて、次から次へと本を読みあさるようなとき、自分のほんとうに求めているのは、未だ出会うことができずにいる、ある一冊の本なのではないかと思う。
123.
好きなことやって、メシ喰って、歌を歌って死んでいってやるさ。
124.
大きなチャンスはすぐ身近にある。
125.
遠回りして気づくならば、それも悪くありません。遠回りするからこそ、気づくことだってあるでしょう。遠回りは、幸せへの近道。
126.
古書街に肩叩かるる歳の暮
127.
会社は成長し収益をあげ続けないとダメ。なぜなら働く人にとって、成長しない会社は自己実現の場を与えられないからです。
128.
天文(てんもん)の博士ほのめく冬至(とうじ)かな
129.
人生は見たり、聞いたり、試したりの三つの知恵でまとまっている。その中で一番大切なのは試したりである。
130.
本物は続きます! 続ければ本物になります!
131.
黄落は美と喪失のすべてなり
132.
創業時の仲間は最終的に仲間割れする。
133.
愛は、最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思っては、いけない。
134.
本というのは、本を開いて読めばいい、読まないうちは本を選んだことにならないのだということではないのです。本は読まなくてもいいのです。
135.
学ぶとは感受性をきたえるということだ。
136.
できる人間は食事の仕方がきれい。食事の仕方を見ながら、相手の人格をチェックすることもできる。朝食をしながらのモーニング会議やビジネスランチは、そうしたチェックの場でもある。
137.
葉桜の隙間隙間や光は愛
138.
女はナワバリに興味ないねん。もちものをふやす、ためこむのに興味ある。ナワバリの中をきれいにする、飾りたてる、それをヨソときそう、そんな欲しかない。
139.
世界の歴史には、勇気はあるけれど馬鹿な人間や、賢いけれど臆病な人間がたくさんいた。それはおかしな状態だった。
140.
幸せな金持ちになる秘訣は、自分の大好きなことを仕事にすることだ。
141.
仏となるを願わず、願うとも到り能(あた)わざればなり。
142.
いちばんダメなのは、不作為。不作為とはなんに対しても積極的な行為をしないことです。つまり、わかっているのにやらないこと。ここからはなにも生まれません。
143.
ファッションは「わたしはだれ?」という問いと戯れている。
144.
どんどん先に読み進めることができる小説が傑作ではないんです。気持ちが昂揚して、あるいは整理がつかなくなって、思わず本を閉じてしまう。そのようにしか読めない小説こそ、かけがえのないものです。
145.
我々は脳みそを抜き去って、目だけで見ることができればいいのだが。
146.
「新製品のアイデアとしてあなたの要望になんでも応えますから、奥さん、ひとつアイデアを聞かせてください」という聞き方は稚拙である。
147.
人は生きがいさえあれば、自分を律して生きていくことができる。子供や家族を生きがいにすると、それらを失った途端、生きがいも失ってしまう。決して無くならないものを生きがいにする。つまり、自分のライフワ……
148.
今日、新しい太陽が私のために昇る。あらゆるものが生きている。あらゆるものが活気に満ちている。あらゆるものが私の情熱について語りかけるように思われる。あらゆるものがその情熱を大切にせよと告げる。
149.
本当のことを言うと、神は人間の幸不幸など初めから考えてはいないのである。万物の玄牝(げんぴん)たる自然の母は、一切の生物を生み放しにして、彼ら自らその個体と種族を保存さすべく、生命本能と……
150.
雪掴み食べて胃の腑をかがやかす
151.
新しい時代のコペルニクスよ 余りに重苦しい重力の法則から この銀河系統を解き放て
152.
秋涼し人の見ぬ方見てをりて
153.
醜さは許せるけれど、だらしなさは絶対に許せない。
154.
自己中心に生きている時には、いっさいのものを利用するという関わりしかもてません。そこにおいては、自分の領域を広げれば広げるほど、それと比例して人間が孤独になり小さくなっていくという世界しか生きられ……
155.
奇跡が起こるのを期待して、じっと待っていても、奇跡はなかなか起こりません。奇跡は自分で起こすもの。自分で起こした奇跡こそ、最も価値ある奇跡です。
156.
名もない草も 実をつける いのちいっぱいに 自分の花を 咲かせて
157.
我々はいつもより良いものを待ち望んで生きている。
158.
僕は、風景を描きながら風景を包む空間の広さ、あるいは時間の過去も未来もその一句の中にとどまっている、というような呼吸の深さを、現代俳句に復活してみたいと願っている。
159.
日本国憲法を作ったアメリカは、作ったことを後悔している。押しつけられたことを国民にかくして、自分の手柄のようにして国民に押しつけた支配者たちは、はじめからそれを守る気などなかったのだ。ゴマカ……
160.
自尊心の低い人は、自尊心の高い人よりも説得されやすい。何かを要求された時、「こう答えたら、どう思われるだろうか」と顔色をうかがってしまい、強く出られると承諾してしまうことが多い。
161.
学問ていうのは大変な冒険なのよ!
162.
いい女は振り向かないものなんだよ。
163.
幸福とは愛せられることではない。幸福とは愛することである。
164.
本当の自分は自分ではわからんもんです。自分のものさしではとてもわからん。自分でわからんものは他によって知らされるしかない。
165.
人の死んだ忌日を、季語にしてしまうやり方は、不埒千万、季語そのものさえ冒涜するものと考えている。(中略)故人の業績や人がらをしのばせるのが目的ならかまわないが、季節までこれで連想させようとするのは……
166.
(指し方を)変える必要もないし、変えられない、あるいは変えるのが億劫だということになったら、そのときは僕が引退するときだ。変えられる間はまだ頑張れる。
167.
稽古は強かれ。
168.
あらゆる親子関係は病的なのだ。しかもそれは、子が生まれた時から始まり、永遠に治療不可能な病なのである。
169.
友人同士が別れるときは、互いの秘密に鍵をかけ、その鍵を交換すべきである。
170.
(生きがいを感じている人とは)自己の生存目標をはっきりと自覚し、自分の生きている必要を確信し、その目標にむかって全力をそそいで歩いているひと──いいかえれば使命感に生きるひとではないであろ……
171.
輿論(よろん)なき国民はわれらのいはゆる国民にはあらずして、人(ひと)食(しょく)し人衣(き)し人居(こ)し人行(ぎょう)する一種の哺乳動物なり。
172.
ちいさな本屋には本がすくない。しかし、かまわない。わたしは本屋に、本を探しにゆくのではない。なんとなく本の顔を見にゆく。
173.
賭博の構造の中には、きわめて回転の速い富の流通回路の構造がひそんでおり、弱者にも偶然のチャンスというたのしみが残されているのだ。
174.
【ブスの25カ条】 4.精気がない
175.
結局、ぎりぎりの線で忠誠心の対象になるものは、自分自身しかない。
176.
こと「殺し」に関しては、地球上で人間の右に出るものはない。
177.
いま、反戦・平和運動と言いますが、基本は家族愛だ。
178.
半可通は永遠に、洒々然(しゃあしゃあぜん)たるものである。天才の誠実を誤り伝えるのは、この人たちである。そうしてかえって、俗物の偽善に支持を与えるのはこの人たちである。