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1.
常に肯定的で楽観的な心を保つために、口に出したほうが断然良い言葉があります。美しさ、新鮮さ、大きさ、やさしさ、親密さ、偉大さ、寛大さを感じさせる言葉の数々です。「今とても幸せだ」というひとことも、……
2.
偕老や雨を光らす崖すみれ
3.
あなたが本当にお金と仲良しになれば、あなたはいつでもそれを余るほど持てるでしょう。
4.
変化を見る目とそれに適応できる能力が必然的に求められる。常に進化を求め、貪欲に欲求、欲望を持ち続ける。(可能性を)限定しないこと。
5.
経営者は、事を誤って事業が失敗したような場合には、自分が破産しても、たとえ一円でも従業員に渡すということを考えなくてはいけない。それが経営者の心がまえである。
6.
芸術はハーモニーだ。ハーモニーは、色調や陰影や線の対立や一致をたとえて言ったものであり、どんなものが支配的で、光の作用をどう受けているかによって、楽しいとか悲しいとかの組み合わせとして判断できる。……
7.
女の貞淑は、男が作り出した最高の発明だ。(ver.0)
8.
何かをしようとすれば、失敗を避けることはできない。逆に言えば、失敗せずにできるようなことは、たいしたことではない。
9.
わびしさのいのち寄せ合ひ侘助よ
10.
こまかいこと、言わんときいな。そんなん、屁、一発こいたらしまいや。
11.
悪は伝染する。
12.
猫の子のふにやふにやにしてよく走る
13.
北方に北斗つらねし焚火かな
14.
幸せは世の中で唯一、分割して増えるものだ。
15.
現在の民主主義は事実として名目的多数派の専制の道具になりさがっている。国民が主権者であるといっても、それは四年に一度の選挙の時だけであって、翌日からはまた無力な被治者に戻ってしまう。
16.
「生存競争が人間を強くする」という観察から、いきなり「人は苛酷な環境で育つべきだ」という主張を導き出す人間の内心には、「弱い人間は踏みつけにしてもかまわない」という信念と、それ以上に「生き残ったオ……
17.
偉大なもののために良いものを諦めることを恐れてはいけない。
18.
きっと人間には、二つの大切な自然がある。日々の暮らしの中でかかわる身近な自然、それは何でもない川や小さな森であったり、風がなでてゆく路傍の草の輝きかもしれない。そしてもう一つは、訪れること……
19.
「猿リーマン」だなんて、自分で自分をおとしめるような言い方は良くないと思うよ。自分を「猿」だと思ったら、その瞬間から、本当に「猿」になる。
20.
さくさくと西瓜の空気噛まれけり
21.
高潔な男だって、ほんのちょっとしたことで節(せつ)を曲げることがある。ほんのすこしでも俗世間の垢(あか)がつけば、もはや孤高を保ってはいられないし、世間にからめとられてしまう。
22.
運のいい人のためには、おんどりでさえ卵を生む。
23.
真の生産性は、(経営者が)働く人たちに敬意を持つときにもたらされる。
24.
未亡人は、少なくとも二色の女の人生を生きてみる可能性に恵まれたのだと解釈して、胸をはり誰に気がねもなく、夫(=亡夫)の残りの生命まで貪欲に生きていくべきだ。
25.
名作映画は、人類にとって最高の総合芸術である
26.
桜の下散るか散るまで待てません
27.
恋は時を空費し、時は恋を醒ます。
28.
顔中(かおじゅう)の皺(しわ)をあつめて寒さいふ
29.
思考停止──現状の問題点に疑問を持たず、あるいは無視したり、気づかないふりをして、現状を肯定・維持すること──を、「ポジティブ思考」と勘違いしている人が、あまりにも多い。
30.
人は食べたものに大きな影響を受けるが、最終的には、その人を食べたものになる。
31.
言葉花咲く者は、心かならず実(じつ)なし。(ver.0)
32.
一度、神とまじわった者は、神から逃げることはできぬ。
33.
優れた経営者は人材を選ぶことがすべてだと考え、命がけの選択をしている。
34.
人生は、駒づかいのうまいひとほど、機縁を生かして大成する。
35.
目が話す遠くの会釈涼風(すずかぜ)に
36.
誰かに助言するのは、キスするのと似ている。お金がかからないし、するのが楽しい。
37.
現代の全体主義は、かつての独裁とは異なり、政府だけでなく、社会そのものを支配しようとする。
38.
学生時代っていうのはね、いつ社会に出てもいいように、自分の中にいっぱい引き出しを作って、その引き出しのひとつひとつに質の高い商品をたくさんストックしておく時期です。商品の仕入れの時期なのよ。デパー……
39.
この自我 この我執 おれと一生 つき合う相手
40.
モノを所有していれば、モノの存在や安否が気になるので、それだけ心が乱される結果にもなる。持っているモノが少なければ少ないほど、精神の自由も確保されるのである。
41.
勝負事に限らず、何事も腰がひけては前に進めない。攻めの気持ちがあると、集中力が高まり、迷いが吹っ切れる。
42.
企業経営には、利益を追求するにあたって、人間として守るべき道がある。企業である限り、利益は必要だが、人を騙したり、おとしめたりする不正な方法では、企業が長年にわたって繁栄することはできない。
43.
納得していない労働は、軽い労働でもつらく感じます。納得している労働は、重労働でもそれほどつらくありません。
44.
ヤカンとか、横断歩道とか、自分にとって当たり前のものほど、意識的にリセットして(=知識をゼロに戻して)考えてみる。アイデアの種を拾うには、そんな心構えが大事。
45.
夕蝉(ゆうぜみ)の鳴きほそりつゝ澄みゐしが
46.
ひとの心を動かしたところに価値は生まれる!
47.
この世には生と死があるのではなく、死ともう一つの死があるのだ。
48.
「やらなければいけないこと」をやってから「やりたいこと」をやれ、と人はよく言う。だけど、「やりたいこと」をやる前に死んだらどうするんだ? 「やらなければいけないこと」も「やりたいこと」も並……
49.
この世で犬だけが、あなた自身よりもあなたを愛してくれる。
50.
とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた
51.
本当の夢に向かっていれば、ストレスは感じない。実現すれば苦労も全て吹き飛ぶものだしね。
52.
その器に当たらずんば、その職におることなかれ。
53.
嫉妬は自分とほぼ同等の能力の人に対して抱くことが多く、あまりにかけ離れている相手に対しては向けられないのが特徴だ。
54.
自分自身から離れるのは、罪だ。僕たちは、亀のように自分自身の中にすっぽりもぐりこむことができなくてはならない。
55.
後ろを振り向かないことよ。昔を考えると、それだけ老けるのよ。
56.
うそはいわない こころにきめて うそをいう
57.
時間がたつと、人は強くなれる。
58.
人生とは、我々が自分の潜在意識に預け入れたものとまさに同じものを自分に反映する鏡です。
59.
浄土は 死んでからの問題ではなく 今の私に 真実の生き方を呼び覚まし 真実に生きる方向性を 示してくれる
60.
良いことを言うのは易しい。本当のことを言うのは難しい。
61.
夏草に指切る痛み母郷(ぼきょう)とは
62.
泣き言は言葉とはちがう。
63.
自分を愛している人のことを忘れなければ、人は悪いことはあまりしない。自分を愛している人のことを忘れなければ、人は道を踏み外さない。
64.
ブランドというのは結果である。そこを勘違いしてはならない。
65.
子どもの成長にとって何を身に付けるのが一番大事なのか。IQとか習い事とか自尊心とかよりも、最終的には、感情をコントロールすることに尽きる。ネガティブな感情をニュートラルにし、ポジティブに変えていく……
66.
上質のユーモアは文学最高の理念である。
67.
人は理智の衰弱で酔う事もある、理智の迅速で酔う事もある。
68.
母親がいない家庭とは何であろうか?
69.
いちばん美しい鳥は、いちばん下手な歌い手だ。
70.
待てるというのは大したことだ。だが、何一つ期待しないのはもっとすごい。
71.
今日聞けば かの幸(さち)うすきやもめ人(びと) きたなき恋に身を入(い)るるてふ
72.
人と比べた点数ではなく“自分はどんな風にがんばったか”のプロセスをちゃんと聞いてもらってほめられている子どもは、たとえ、うまくいかなかくても、あぁ自分は努力不足だったなあと思えるんですよね。次はど……
73.
恐ろしき緑の中に入りて染まらん
74.
太宰治の言い草ではないが、ふだん政治的冗談や芸人的冗談を売り物にしているような男が、<まじめ>くさった顔してなんかいうときは、嘘をついているにきまっているのだ。
75.
人間には歴史がある、人間は歴史である。
76.
昨日の自分より今日の自分、今日の自分より明日(あす)の自分と、いつも自分に挑戦して欲しい。
77.
地味とは、自分の魅力に気づかないそぶりをして、それを強調するさりげない技術である。
78.
誰かに自分を守ってもらおうとするのでなく、自分で自分を守る。
79.
「少年老いやすく」とよく言うが、正しくは「少女老いやすく」である。
80.
人に対する評価は自分で下すものじゃない。他人が下すものですよ。
81.
恒心を失わず、恒産を守らず──正しい心を失うな、そのためには財産や地位、肩書などにしがみつくなという意味ですね。
82.
現実を拒否すればするほど、抱えるストレスも大きくなる。
83.
男ってのは、いくつになっても、女にほめられることしかしない。
84.
何かを続けてしているうちに、それを一所懸命にすればするほど、当初の目的から外れていく可能性がある。目的達成のために利用している手段を追求しているうちに、熱中するあまりその手段を目的と見誤ってしまう……
85.
繭(まゆ)を煮るいのちの匂ひ生臭き
86.
愛が死ぬのは、愛の成長が止まる、その瞬間である。
87.
カウンセリングの経験から思うのは、痛み・不幸こそ個人の尊厳であり、個人の尊重であり、ひととして存立する基盤の一部だということだ。なぜなら、比較すれば自分より不幸なひとはさらなる弱者となり、相対的に……
88.
世の中は言葉で成り立っている。人間性を磨くにはまず、基本の言葉を正すこと。
89.
花野の花の何度聞いても忘れる名
90.
三十分のちの世恃(たの)む昼寝かな
91.
子等(こら)の声単音となる日の盛(さかり)
92.
”大和撫子”というのは、礼節をわきまえ、おごらず、引っ込みすぎず、出すぎず、謙虚でたしなみがある女性のことです。そして優しさや思いやりがあり、それでいて芯の強さを持った女性が、大和撫子を名乗れるの……
93.
私には、その役人のヘラヘラ笑いが気にいらなかったのだ。ご自分の言う事に確信の無い証拠だ。ごまかしている証拠だ。いい加減を言っている証拠だ。もしあの、ヘラヘラ笑いの答弁が、官僚の実体だとしたなら、官……
94.
今日(こんにち)世界の問題の根本原因となっているのは、愚か者が自信満々である一方、識者は疑念しか持てなくなっていることだ。
95.
愛は美しい言葉です。でもそれによって男と女が、良人(おっと)と妻に変(かわ)るのは生き延びる知恵かもしれませんが、やはり凡庸な美しか作らないのではないでしょうか。
96.
商品を売ろうと思うな、自分を買って貰え、信頼を売れ、とよく聞く。しかし、信頼を得るにはよい商品を売ることに尽きる。その信頼を維持するには一にも二にもよい商品を売り続けるに限る。そうして培った絶大な……
97.
経験を積むということは、失敗を重ねることである。
98.
送り火や帰りたがらぬ父母帰す
99.
視野は広く。思慮は深く。そして意志は強く。
100.
日本には、戦争の時には、ちっとも役に立たなくても、平和になると、のびのびと驥足(きそく)をのばし、美しい平和の歌を歌い上げる作家も、いるのだということを、お忘れにならないようにして下さい。
101.
重要なことは、自らの事業は何かを知ることである。
102.
大海を見てきし目刺焼きにけり
103.
偉くなろうとするのをやめて、個性を持とうとするとき、どれほど心労が減ることか。
104.
後悔しない生き方なんて 到底できないから せめて ため息の分だけ 明日を変えてやる
105.
ほんものでない自分に対して 言わなければならぬことを 私は教師顔して 他人に言いつづけて来ました。
106.
ここに酸素湧く泉ありクリスマス
107.
臆病者は、追い詰められると戦う。
108.
おとことおんな おんなとおとこ ひとのひめごとなんかはねえ そっとしておくもんだよ ひめごとだもの
109.
友達になれるかどうかは、雑談できたかどうかにかかっています。
110.
上に立つ者が身につけなければならぬその帝王学は、原理原則を教えてもらう師を持つこと、直言(ちょくげん)してくれる側近を持つこと、幕賓(ばくひん)をたくさん持つことである。
111.
「苦しい」といえば、もっと苦しくなります。「死にたい」といえば、本当に死にたくなります。ことばは、それを語った人に責任を取らせるのです。
112.
自分自身を高めることに目標を置かねばならない。
113.
たとえ一日中に取り組む仕事、問題、(それに伴う)心の緊張はおびただしくても、みんな必ず一度に一つずつやってくる。
114.
若年の年月を、人は速やかに夢みて過す。
115.
つまらないだとか、大人気(おとなげ)ないだとか……物事のそう言う様な区別の仕方には不賛成ですね。普通つまらないとか大人気ないとか言われている事が、案外目に見えない所で人生の大きな役割を占め……
116.
ベンチャーキャピタリストが求めているのは、忍者のように独創的で大胆不敵、敏捷で、なおかつ明確な目標を持った起業家だ。ほかの人とは異なる道を選び、独自のアイデアに情熱を傾けているような人たちだ。
117.
(子供と)一緒にゲームの腕を競ったり、趣味の昆虫採集に熱中したりという父親は、一見、理想的に見えるが、それだけの父親からは、子どもは人生の目標を見いだせない。
118.
「死にたいと軽々しく口にしてはいけない」 「生きたくても生きられない人だっている」などと言う人がよくいる。だがそれは、恵まれた人間や、幸せな人間の言いぐさだ。長い間恵まれていない人間、不幸な人間に……
119.
常に、善良な言葉、人を勇気づける言葉、人に喜びを与える言葉のみを使っている人が増えれば増えるほど、この世の中っていうものは、グングン光を増してくるんだよ。そういう人が増えない限りは、どんな……
120.
わが息を入れて七彩(なないろ)しやぼん玉
121.
魚の心は、水の底に住んでみなければわかりませぬ。鳥の心も樹上の巣に生涯を託してみなければ、わかりませぬ。
122.
信仰も、行いを伴わなければ、それだけでは死んだものである。
123.
優れた部下は、何が必要かを私に教えてくれる。私が彼らに教えるのではない。
124.
ゆるぎなき青田の色となりにけり
125.
ジェネレーションでざっくり切り取って評価することにそんなに意味はありませんね。それはジェンダーや性別や国籍や家柄や学歴なんかを判断基準にして人の価値を決めちゃうくらい、愚かしいことです。
126.
誰だって好きなことが一つぐらいはある。それをきっかけにしていけば、どんな仕事にも、興味をもてるところはきっと見つかる。
127.
あなたの好まない物事、人、状況、経験は避けましょう。艱難辛苦(かんなんしんく)や対決といったものは、偉大な教師です。でもそういうものは、普段の生活ですでにたっぷり与えられています。このうえ好き好ん……
128.
単独者として過ごす時間が、他者が安易に入り込めないある種の気高さをつくることにつながる。そのために生じる孤独は、他人を排除し、孤立していくこととはまった違う性質のものだ。
129.
昔から、オリジナルな文人なんて、在(あ)ったためしは無いんですからね。
130.
鳰(にお)浮くを見届けざれば夜も思ふ
131.
最も不愉快なことは、最大の敵が面と向かって述べることではなく、最良の友が陰でこっそり(誰かに)ささやくことである。
132.
仕事は楽しくなくちゃだめだ。職場から笑い声が聞こえてこなければ、(上司である)きみのやり方は間違っているということだろうね。
133.
国家の安全保障法は個人のものではない。
134.
心配は勝利せず。
135.
私は「運命」の首を絞めてみせる。「運命」には絶対降伏しない。
136.
銀杏(いちょう)聳(そび)ゆおのが落葉を見下(おろ)して
137.
結婚とは、愛の灼熱(しゃくねつ)をだんだん胸焼けに変えていく安全装置である。
138.
一度でも我に頭を下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと
139.
(詩の)前提となるのは、一節ごとに作者の注意が払われるかどうかである。それをおろそかにしては詩とはいえないだろう。
140.
平和は自由によってのみ、自由は真実によってのみ、可能である。
141.
執着とは、実在を感受する能力の欠如以外のなにものでもない。なにかを所有することに執着するのは、自分が所有するのをやめると、そのなにかも存在するのをやめてしまうと思いこんでいるからだ。
142.
最低限度の生活を維持できなくなる経済的な貧困の一方で、社会にあった人とのきずなが壊れて、「自分の居場所がない」「だれも手をさしのべてくれない」という関係の貧困になり、社会的に孤立してし……
143.
どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。
144.
幸せというのは、あたたかい子犬のことである。
145.
歌(=短歌)に上達しようと思うなら、恋をしなさい。
146.
無批判的な多読が人間の頭を空虚にするのは周知の事実である。
147.
すべてが過剰にあるのは、足りないのと同じように良くない。
148.
幸せに成功していく人は、言葉を「贈り物」だと考えてます。ふだん話す言葉に、思いやり、ビジョン、愛、友情、感謝がいっぱい詰まっているのです。(ver.0)
149.
外交の基本はギブ・アンド・テーク。
150.
自然との接触がなくなったいま、本を読まなくては自然のこともわからない。人についてもわからない。本がないと、ものを思うこともない。それが今日(こんにち)の、(私たちと)文学との基本的な関係だ……
151.
木蔦(きづた)は、絡みついたその場所で一生を終える。
152.
人に信用されること。それが結果的に金を生む。だから信用が大事だということだ。
153.
事業を起こす、あるいは起業家となるうえで、心に銘記しておかなければならないことは、「ベンチャー」と「アドベンチャー」は違うという事である。成算のない冒険はできないし、後は野となれ山となれとい……
154.
「貧乏」な国民は「飢え」ており、「富める」国民は「傲慢」なのが普通だが、この飢えと傲慢のあるところ、そこに衝突が繰り返されるのは毎度のことである。
155.
アノネ がんばんなくてもいいからさ 具体的に 動くことだね
156.
平凡であることを恐れてはいけない。わたし(たち)の名誉は、平凡な時代の名誉だ。
157.
目は世界に、心は祖国へ。
158.
人は馴れないいかもの料理に閉口しながら、いつまで経ってもそれに無関心にもなれず、さりとて馴れて了(しま)うこともできない自分を、「旧(ふる)い自分だ」と思い込んで諦めてしまうのである。
159.
いい家内 10年経ったら おっ家内
160.
牛刀を以(もっ)て鶏を割(さ)く。
161.
天気のよい日が 喜べるのは 雨や雪の日が あるからでした
162.
人はみな得意なものを持っているはずです。人から見れば、それは「得意なもの」とは思えないかも知れません。しかし、それはそれでいいのです。たとえ、それで経済的に支えることができなくても、それがなんなの……
163.
白髪は輝く冠。
164.
元旦や洗ひしごとく町静か
165.
世間的に評判が立つのは、その時その時の時代的条件の組み合わせ次第で、必ずしも、その人の人間としての価値いかんによらぬ。
166.
理解の成長は、直線的よりむしろ、螺旋的に上昇する。
167.
飼い主が先に逝(い)ってしまえば、飼い猫は置き去りにされて放浪の旅に出なければならない。飼い主は我が愛猫にそんな半生(猫生)を送らせることはできない。(だから飼い猫よりも長く生きようとする……
168.
ここで我慢しても大した我慢じゃないですよ。ここで我慢しないと、次はもっと苦しくなりますよ。
169.
おされ合ふてころぶ間もなしとしの市
170.
この世に悪が栄えたためしはないのなら、怠慢が栄えたためしもないだろう。
171.
百年たれか生きん音頭なとれ踊れをどれ