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[ 名言 ]
志の低い人間は、それよりさらに低い実績しかあげられない。

[ 出典 ]
落合博満[おちあい・ひろみつ]
(プロ野球選手、野球監督、1953〜)

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[ 解説 ]
志より低い実績しか挙げられないのは、志の低い人間だけではありません。
志の高い人間も、それよりさらに低い実績しか挙げられないのです。
もし、志より高い実績を挙げられたとしたら、それは偶然や奇跡に過ぎません。
偶然や奇跡は滅多に起こらないので期待してもムダです。
だから、高い実績を挙げるには、「志を高く持つ」しか方法はないのです。


■残念ながら、「高い志」を持つ人はあまり多くは存在しません。
「高い志」を持っても、それを実現できる可能性が少ないことを知っているからです。
人は、あまり非現実的な目標は持ちたがらない傾向があります。


■「志を高く持つ」とは、「高い山に登る」ことにとてもよく似ています。
例えば、エベレストや八千メートル級の山に登るのは並大抵のことではありません。
「そこまでしなくても、富士山や三千メートル級の山で自分は十分だ」という人が多いのです。
それでも、富士山や三千メートル級の山に挑戦する人は、むしろ「志が高い部類」に入ります。
ほとんどの人は、千メートル級の山で満足してしまうのです。
もちろん、千メートル級の登山でも、楽しむことは十分できます。
それはそれで登山の一つの楽しみ方です。
しかし、「実績」という他人からの評価においては、その程度の登山では「実績」に数えられません。
多くの人が達成しているからです。


■大きな実績を挙げて人に認められたいのか、それとも、実績などどうでもよくて、自分自身が楽しめればいいのか?
人の生き方は、結局この2つに集約されます。
どちらを選ぶかは、本人の自由です。


■しかし、もし心から実績を挙げたいと思うのなら、「志はできるだけ高く持つ」ことです。
志は高ければ高いほどいいのです。
志が高いと、ちょっとやそっとでは目標に到達することができません。
また、そこそこの実績では満足できなくなります。
そして、はるか上にそびえる目標に向かって、努力と精進を重ねるようになります。
一方、「志が低い」と簡単に目標に到達してしまうので、そこで満足して進歩が止まってしまうのです。


■「高い志」を持った人の人生は辛く険しい。
生きている間に目標にたどり着けるかどうかさえ分かりません。
途中で落伍していく人も大勢いるでしょう。
しかし、たとえ「目標」に到達できなくても、その過程で挙げてきた「実績」は、非常に尊いものです。
賞賛に値するものです。
なぜなら、その人が常に全力で目標に挑んできたという「挑戦人生の証」だからです。
(ながれおとや)


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