失敗のない人間は面白くない。
小泉純一郎
[こいずみ・じゅんいちろう] (第87〜89代内閣総理大臣、1942〜) 【 小泉純一郎の名言 】
《 失敗 》
みなさんの周りに、「面白い人」はいますか?
「面白い発言」をする人、「面白い動作」をする人、「面白い表情」をする人、「面白い格好」をする人、いろいろなタイプがあるはずです。 なお、ここでは、皆さん自身が「面白い」と思わなくても、他の人たちから「面白い」と思われている人は、すべて「面白い人」に分類しましょう。 よく見渡せば、どんなところにでも、「すごく面白い人」は、必ず一人や二人はいるはずです。 そして、「けっこう面白い人」なら、大勢いることに気がつくでしょう。 そう、人は本来「面白い」ものなのです。 ■ある人を「面白い人」だと思うかどうかは、人によって違います。 例えば、同じお笑い芸人の芸を見ても、笑う人と笑わない人がいます。 人それぞれ、「笑いのツボ」が違うからです。 それと同じで、人それぞれ「面白さのツボ」が違います。 だからこそ、ある人とは面白く感じて仲良くなるのに、別の人とはつまらなく感じて仲良くならないという、人間関係の「偏り」が生まれてくるのです。 ■ところで、そもそも「お笑い芸人」というものは、多くの人が笑ってくれなければ仕事になりません。 ごく一部の人だけが笑うようなシュールなネタを披露する人は、すぐに消えていきます。 結局残るのは、ほとんどの人が笑えるような「万人共通の笑いのツボ」を刺激してくる「お笑い芸人」なのです。 日本には、世代や時代を超えて、多くの人々から愛される漫才師や落語家やお笑い芸人がいます。 「笑点」を見て思わず笑ってしまうのは、自分が歳をとったからだとは思いません。 私は子供のときから、見て笑ってました。 また、海外に目を向ければ、チャーリー・チャプリンやミスター・ビーンなど、言葉の壁を越えた「笑い」「面白さ」があります。 ■同じように、誰からも「面白がられる人」、つまり「万人共通の面白い人」は、どこに行っても人気者になります。 「万人に共通の面白さのツボ」を刺激してくれる人だからです。 こういう人を見ると、うらやましくてしょうがないのですが、なかなか真似するのは難しいものです。 「ツボ」を全く理解してなかったり、「ツボ」が分かっていても実践する技術がないからです。 ■では、万人に共通の「笑いのツボ」「面白さのツボ」とはなんでしょう? それは「失敗(ミス)」「愚かさ」「貧乏」、そして「醜さ」です。 これらはすべて、「人間の不幸」と言い換えることができます。 他人の「不幸」を面白がったり、笑ったりする人間は、なんて邪悪な生き物なのだろうと思われるかもしれません。 しかし、人が他人の「不幸」を面白がったり、笑ったりするのは、それと同じ「要素」を持っている自分をも、同時に笑い飛ばしているのに過ぎないのです。 だからこそ、「万人共通のツボ」なのです。 ■人は、自分に「無いもの」で、他人を面白がったり、笑ったりすることはできません。 「うん、あるある」「自分にもそういう経験ある」。 だからこそ、それを思い出して共感して笑い飛ばせるのです。 人を「面白がって笑う」のと、「あざけり笑う」のは全く別のことです。 だから「面白い人」と「嘲笑される人」は根本的に違います。 「面白い人」は人々から尊敬され、「嘲笑される人」は馬鹿にされるのです。 ■さて、「面白い人」、つまり「万人共通の面白さのツボ」を備えた人とは、「誰もが持ちうる不幸」を抱えた人だと言えそうです。 そして、「誰もが持ちうる不幸」の代表格が「失敗」です。 誰だって失敗するからです。 小さな失敗は日常茶飯事、大きな失敗だって一つや二つあって当然。 この人も、自分と同じような失敗をしてきたんだなぁ。 この共感が人の心を揺さぶるのです。 ということは、もし「失敗がない人間」がいたらどうでしょう? 何の共感も沸きませんね。 だから、失敗がない人間は面白くない。 それは、面白い人生を歩いていないということと同じなのです。 ■私はなにも、「面白い人間になる」ために、失敗を薦めているのではありません。 そんなよこしまな目的の為の失敗は、失敗のうちに入りません。 夢を持って、つねに何かに挑戦して、一生懸命生きているなら、人は絶対に失敗を何度も経験するはずです。 その失敗が「人の奥行き」を作るということを言いたいのです。 「人としての面白さ」は、自然にその後からついてくるものなのです。 失敗を恐れずに、日々挑戦して生きることが大切です。 そうすれば、いつの間にかみなさんも「面白い人」になっているに違いありません。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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物事を極めた人であればある程、
「私は何もわかっていない不十分な者」とおっしゃいます。 人と比べて劣っているのでなく、 真理・神の前に 自分の小ささを知っているということ。 だから新しいものが見えてくるのです。
( 作者不詳 )
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