引き出しの違いが勝負ポイントになる。
高橋良輔[たかはし・りょうすけ]
(アニメ監督、1943〜) 日経ビジネスオンライン「まわりが“天才だらけ”の中で、どう生き延びる?」(2007年8月28日)より 【 高橋良輔の名言 】
周りに優秀な人がいると、自分は人に比べて「才能がない」という一言で片づけてしまうものです。
しかし、それで自分を否定したり、いじけたりしてはいけません。 人の能力は、「ある」と「ない」を結んだ直線で表せるほど単純なものではありません。 人の能力は、いろいろな方向を向いていて、一つの方向のみで比較することはできないからです。 大事なのは、自分にしかない「引き出し」を武器にすることです。 「引き出し」とは、知識や興味のある分野、育った環境、過去の体験のデータバンクのようなものです。 「引き出し」の数や内容は人によって全く異なり、それが人の「内面的な個性(味)」を作り出すのです。 「引き出し」によって作られる「内面的な個性(味)」は、外見や性格など外からすぐわかる「外見的な個性」に比べて、はるかに多様で奥深いものです。 「内面的な個性(味)」で勝負するなら、「どちらが優れている」という直線的な比較自体、意味がなくなります。 例えば、美味しいと言われるラーメン店は数多くありますが、どれも味が違います。 たとえ外見が似ていても「味」という「内面的な個性」では全く別ものになるのです。 美味しいラーメン店のランキングはあっても本によって順位や店は全く違います。 また、それを参考にして食べに行ってみても、人によっておいしいと感じる順位は違います。 「味」の違いという、直線的でない基準で勝負することで、数多くの個性的で美味しいラーメン店が生き残っていくのです。 そして、味に特徴のないラーメン店・美味しくないラーメン店は潰れていきます。 結局、他の人と異なる「自分独特の引き出し」が何であるかをまず理解し、それで勝負することが大切なのです。
(ながれおとや)
1.
( 加藤諦三 )
2.
( 中内功 )
3.
( 大仁田厚 )
4.
( L・S・バークスデイル )
5.
( 佐藤富雄 )
6.
( 安住敦 )
7.
( 香山リカ )
8.
( 西堀栄三郎 )
9.
( ジョン・C・コリンズ )
10.
( アンドレ・マルロー )
11.
( 坂口安吾 )
12.
( アリストテレス )
13.
( ジャン・ジャック・ルソー )
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( スタンダール )
15.
( デール・カーネギー )
16.
( ブレーズ・パスカル )
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( マザー・テレサ )
18.
( アンリ・ファーブル )
19.
( 石川啄木 )
20.
( ブライアン・アダムス )
21.
( オスカー・ワイルド )
22.
( サミュエル・スマイルズ )
23.
俳優は自分の肉体で役を表現しなくてはならないので、自分の中にないものは、どんなに監督が優れていても出てこない。
演技やライティングではだませない。 結局、人生そのものが表れるのだから、日々、勉強しないと。
( 宮本信子 )
24.
( ピーター・ドラッカー )
25.
( ブッダ[シャカ] )
26.
( 船井総研 )
27.
( 『史記』 )
28.
( 宇都宮健児 )
29.
( バイロン )
30.
( モンテーニュ )
【 海に浮かぶ 】
【 他人を理解しようとする 】 【 思い起こす 】 【 チャンスに備える 】 【 強健な人 】 【 物真似から出発 】 【 本来の自分になる 】 【 課題の優先順位 】 【 大きな問題 】 【 外国語が上手くなる 】 【 心の中にいる他人 】 【 知識を基盤とする会社 】 【 今すぐ実現できない 】 【 甘い考え 】 |