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[ 名言 ]
病葉(わくらば)が
裸木(はだかぎ)の枝先にからみついて
ただ一枚残っているような、
あるいは赤く熟れた柿の実が
人の手の届かない高い木の枝にひっかかって、
そこで醜い姿をさらしながら
饐(す)え腐っていくような、
そういう枯れはぐれ、朽ちそこないにはなりたくない。

[ 出典 ]
有吉佐和子[ありよし・さわこ]
(小説家・劇作家、1931〜1984)
『恍惚の人』

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[ 補足 ]
※裸木(はだかぎ)=冬に落葉を終えた樹木。
冬の季語

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老い・年をとること
病気
健康・医療

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老い・年をとること
病気
健康・医療
 葉 
 木 
 枝 
成熟
実・果実
 姿 

[ 全文・続き ]
〈全文〉
病葉(わくらば)が
裸木(はだかぎ)の枝先にからみついて
ただ一枚残っているような、
あるいは赤く熟れた柿の実が
人の手の届かない高い木の枝にひっかかって、
そこで醜い姿をさらしながら
饐(す)え腐っていくような、
そういう枯れはぐれ、朽ちそこないにはなりたくない。
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枯れたら
潔く地に落ちて死にたいものである。
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