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(わが国民にとって)これから必要なのは、
豪傑的偉人ではなく 哲学的偉人を得ることである。 中江兆民[なかえ・ちょうみん]
(江戸〜明治の思想家・政治家、1847〜1901) 「考えることの嫌いな国民」 『一年有半』(鶴ヶ谷真一訳)に収載 ※標題文の「(わが国民にとって)」は七瀬音弥による補足
〈全文〉
わが国民は 利害に敏(さと)く、理念に暗い。 ことのなりゆきに従うことを好んで、 考えることを好まない。 そもそも考えるということ自体を好まないのだ。 そのため、 天下のもっとも明白な道理であっても、 これをおろそかにして何とも思わない。 __ Link __ 長年、封建制度にあまんじ、 武士ののさばるに任せ、 いわゆる切捨て御免の暴挙にあって抗わなかったというのも、 原因はまさにその考えないというところにあったわけである。 __ Link __ そもそも考えるということ自体を好まない。 したがってなすことが浅はかで、 十二分に深いところまで徹底するということがない。 __ Link __ これから必要なのは、 豪傑的偉人ではなく 哲学的偉人を得ることである。 __ Link __
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( ユージン・クランツ )
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創作に向かうことを妨げるこの何ものかが、生まれついての怠惰に過ぎぬのだとするならば、自分という人間は、たったそれほどのこと一つを何十年にも亘(わた)って克服出来ずにいる呆れた莫迦者だということになる。
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