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[ 名言 ]
キリスト、キリストと呼ばれる人にて、
審判の時には、
キリストを知らざる人よりも遠く彼を離れるべき者多し。

[ 出典 ]
ダンテ・アリギエーリ
(13〜14世紀イタリアの詩人・哲学者・政治家、1265〜1321)
『神曲』

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[ 意味 ]
普段、キリスト様、キリスト様と盛んに連呼し慕う姿を見せる人間に限って、いざキリストが糾弾され処刑される審判の時には、キリストのことを全然知らない人間よりも、キリストと距離を置いて、自分には無関係であるかのように振る舞うものである。
実際、キリストの使徒と呼ばれた者達がそうしたのである。
節操や忠節のないキリスト教徒は非常に多く存在し、異教徒よりもずっと罪深いということを述べた言葉。

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[ 解説 ]
普段は「キリスト、キリスト」と盛んに持ち上げ、深い信仰心を示していたキリスト教徒の多くは、キリスト磔の時には、自分に危険が及ばないよう、異教徒以上に距離を置きました。
多くの人にとって信仰心とは、所詮その程度のしろものなのです。
(ながれおとや)


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