正確な記憶力と発想力はトレードオフ。
茂木健一郎[もぎ・けんいちろう]
(脳科学者、1962〜) 「日経ビジネスオンライン」(2006年10月25日) 【 茂木健一郎の名言 】
《関連》
記憶力が異常に強い人がいます。 こういう人は、一般的に体験を整理して、意味を見出すという能力は低いということが、経験的に分かっています。 (茂木健一郎:同コラム) 《関連》 人間の脳の働きとしては、記憶が正確に保てるということと、新しい発想を生み出すということは、脳の記憶の動作の仕方として、別の回路でなのです。 (茂木健一郎:同コラム) 人間の脳のほとんどは、使われていないと言われており、記憶力と発想力を同時に鍛えることができそうなものです。
しかし実際には、鍛える時間が有限なので、記憶力と発想力がトレードオフになるのだそうです。 面白いと感じたのは、発想力が豊かな人は記憶力の向上に余り興味が無いという点です。 ということは、記憶力が悪い人は、実は発想力が豊かだったりするかもしれません。
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20代で勉強を始めて得意分野の歯を生やしてきた人は、
40歳ぐらいから花開いてくる。 そういう人は会社にとって使い勝手がいいし、 いい意味でひと癖、ふた癖あるから、 お客さんの間でも評価が高まってくるものだ。
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