1.意志と想像力が争えば必ず想像力が勝つ。
2.意志と想像力が一致すればその力は和ではなく積である。 3.想像力は誘導が可能である。 クーエ
[エミール・クーエ、エミール・クエ] (フランスの心理学者、薬剤師、1857〜1926) 自己暗示に関する法則 1.意志と想像力が争う──たとえば禁酒する場合に、禁酒するぞという「意志」を持った自分に対して、お酒を美味しそうに飲んでる場面を「想像」した自分がいる場合、どちらが勝つかと言えば、当然「想像」した自分であり、お酒を飲まずにはいられなくなる。
勝手に手がお酒に伸びてしまう。 足が勝手に動いて、お酒を買いに行ってしまう。 こうして、想像力によって禁酒の誓いはあっさりと破られてしまう。 2.意志と想像力が一致する──たとえば、禁酒するぞという「意志」を持った自分に対して、お酒を飲み過ぎて肝臓を壊して早死にした場面を「想像」した自分がいる場合、どちらも禁酒する方向性では一致するので、禁酒する力は非常に強いものとなる。 3.想像力は誘導可能──想像力を意志と同じ方向に誘導することは、それほど難しいことではない。 そうだと思い込めばいいだけだからである。 通常、強い「意志」をもって行おうとする対象は、自分の気が進まない物事であることが多い。 だからそういう場合は、想像力が意志を後押しするように、想像の方向を設定すればいい。 つまり、「意志の方向に進めば楽しいことがある」、「意志の方向に進まなければつらく苦しいことがある」と想像するのである。
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