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老人のいない家は、
井戸のない果樹園と似ている。
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1.
夢を掴んだ人は、夢を諦めなかった人。
（ 岡崎郁 ）
2.
加害者の権利と、被害者の権利。
どっちも人権ですが、重さが違うんじゃないでしょうかねェ。
（ 永六輔 ）
3.
いちばん重要な、最初の平和は、人間の魂のなかに生まれる。
人間が宇宙やそのすべての力とのあいだに、つながりや一体感を見いだせたとき、その平和が生まれるのだ。
（ ブラック・エルク ）
4.
もともと水木さんにはオドロキぐせ、というものがあって、人の三倍オドロくわけです。
フハッとなるわけです。
オドロくから元気なんでしょうな。
（ 水木しげる ）
5.
月おぼろ実は…のあとが聞きとれぬ
（ 池田澄子 ）
6.
月には、なつかしいむかしを思い出させる魔力がある。
（ 井上ひさし ）
7.
どんなに苦しい状況の中にあっても、
にっこり笑って悲劇的でありたい。
（ 岡本太郎 ）
8.
心の時代と言いますけどね。
心が良いとは限りません。
悪いことするのも心ですから。
（ 永六輔 ）
9.
何をするにせよ、全身全霊で行いなさい。
主(しゅ)のためにそうするように。
（ 『新約聖書』 ）
（ 聖パウロ ）
10.
悲観楽観が心に波打つのは、
人としてやむを得ぬ姿。
しかしお互いその刻々の思いにいささかとらわれすぎはしないか。
（ 松下幸之助 ）
11.
我々の知識は、すべて経験に基づくものであり、知識は結局のところ経験から生ずるのである。
（ ジョン・ロック ）
12.
朧にて寝ることさへやなつかしき
（ 森澄雄 ）
13.
文学者の内面はサンタンたる泥沼であって、そんな醜いものを人目にさらすべきではない。
（ 三島由紀夫 ）
14.
只世にをかしくて、あやしく、のどかに、やはらかに、悲しく、おもしろきものは恋とこそ言はめ。
（ 樋口一葉 ）
15.
お前の分別に一粒の愚かさを混ぜておきたまえ。
時をみて馬鹿なことをするのもよいことだ。
（ ホラティウス ）
16.
人間誰だって有名になりたいさ。
それが無理だと悟るまでが青春なんだよ。
（ 永六輔 ）
17.
（母親にとって）息子は妻をめとるまでは息子である。
しかし娘は母親にとって一生涯娘である。
（ トーマス・フラー ）
18.
友人とは、真の自分、なるべき自分になるのを手伝ってくれる人です。
（ マール・シェイン ）
19.
本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。
（ シュバイツァー ）
20.
この世界の「あったかい我が家」はたいてい、
電気代が「あっ高い我が家」に過ぎない。
（ 七瀬音弥 ）
21.
結局、日本人は
日本語という言語は持っていますが、
自分を主張するという論理は持っていないんですね。
（ 永六輔 ）
22.
善が沈黙を守っている間に悪がひょっと顔を出す。
この間（＝善と悪との間）の戦いが人間の戦いでござります。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
23.
いじめられて死ぬくらいなら、いじめた奴を殺してから死んだって同じだ。
（ 永六輔 ）
24.
大いなる思考は会議で生まれたことはなかったが、
馬鹿な多くの考え方もそこで死滅した。
（ F・スコット・フィッツジェラルド ）
25.
何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
遠くから走ってくる波を眺める。
そして、何もない浜辺で、
何もしない時間を手に、
波の光がはこぶ海の声を聴く。
眺めることは、聴くことである。
（ 長田弘 ）
26.
逢いたいという恥ずかしき言葉若葉
（ 池田澄子 ）
27.
待つというのは
未来へむかっている姿勢である。
向きさえ、あるべき方向にむかっていればよい。
（ 神谷美恵子 ）
28.
誇りを持って死にたい。
あらゆる人たちの尊敬に値する存在になりたい。
ただし、今この瞬間、
富と名声を求めて奮闘する中で、
私は自分自身を好きだと思いたい。
（ エドガー・ゲスト ）
29.
久しくて次なる雁(かり)の鳴き渡る
（ 中村汀女 ）
30.
自分の名誉を傷つけられるのは、自分だけだ。
（ アンドリュー・カーネギー ）
31.
世間では、
あの世はあるかないかなどと、
かんたんに議論するが、
あの世がなくては生きていけぬ人にとって、
あの世は実在する。
（ 吉野秀雄 ）
32.
雪を堀り日をついばめり自愛の鴉(あ)
（ 三橋鷹女 ）
33.
一人旅、あるいは家族で旅行するのが個人主義のスタイルなら、団体旅行や修学旅行は社会主義のスタイルである。
（ 竹内靖雄 ）
34.
切口の鏡のやうな水羊羹
（ 小林榮子 ）
35.
お前が死んで世の中が変わるわけじゃねェんだよ。
誰が死んだって大丈夫なんだ。
世の中ってそういうものなんだ。
（ 永六輔 ）
36.
最後の息をひきとるまで能動的であることは、現在の生活の意義であり、解決である。
学者にとっても僧職にある者にとっても、──かくあることこそ我々の運命なのである。
（ カール・ヒルティ ）
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