十代の私も二十代の私も、いまの私と同じであり、かつての日々と同じに、いま、ここに存在していて、時間の経過は抽象にすぎない。
現存する感覚、感受性の主体は、基本的にいまも息づいていて、ここにある。 ローレンス
[ロレンス、D・H・ローレンス、デーヴィッド・ハーバート・ローレンス] (20世紀前半イギリスの詩人・小説家、1885〜1930) 〈全文〉
失われた青春を嘆き悲しむよりも、現代の男性は、成熟した私の年齢四十二歳になると、自分の過去が果たして静かに沈み、快く過ぎ去ってくれるかどうか、気にしはじめる。 昔の(自分の)詩を読み返していて、私は気づいたのだ。 十代の私も二十代の私も、いまの私と同じであり、かつての日々と同じに、いま、ここに存在していて、時間の経過は抽象にすぎない、と。 現存する感覚、感受性の主体は、基本的にいまも息づいていて、ここにある、と。 1.
精神が満足するのは、それが萎縮しているか、疲労しているかのしるしである。高貴な精神は自己の裡(うち)にとどまらない。それは常に自分の能力以上を望んで進んでいく。 (モンテーニュ) 2. 例え、例えですね、明日死ぬとしても、やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか? 誰が決めたんですか? (ドラマ『古畑任三郎』) 3. 人ひとり救うのは、七重の塔を建てるより値打ちがある。 (中国のことわざ) 4. 時として私たちは、人の美談よりも、失敗から多くのことを学ぶだろう。 (ロングフェロー) 5. 鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。 (ローザ・ルクセンブルク) 6. 感動とは人間の中にではなく、人と人の間にあるものだ。 (ヴィルヘルム・フルトヴェングラー) 7. もし相手が説明を理解できなかったら、相手の理解力を疑う前に、自分の説明力をチェックした方が早い。「何でこんなことが理解できないの?」と思うのではなく、相手がわからなそうなところを想像するのである。 (『「できる人」の話し方』) 8. もし人になにかを教えようとすれば彼は何も学ばないだろう。 (バーナード・ショー) 9. 自力で得た一つの知識は、教科書の十の知識にまさる。 (スマイルズ) 10. 言葉の再生をするために、今の若者に「安易にセックスするな」と、言いたい。いきなり安易なセックスをやるということは、まさに言葉の関係を壊すことです。だからセックスを1回する前に、30回ぐらいお互いの…… (石川好) ![]() |