名言ナビ
→ トップページ
今日の
長田弘の名言
☆
10月5日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
やがて、とある日、
黙って森を出てゆくもののように、
わたしたちは逝くだろう。
(
長田弘
)
2.
みずからの「生きて行く」行為と日々の重さを、片時も手ばなすまい。
(
長田弘
)
3.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、
魂を温めるように。
その姿勢のままに、言葉をたもつ。
じぶんのうちに、じぶんの体温のように。
(
長田弘
)
4.
たがいの人間関係がすべてであるような毎日を前にすると、風景はそうした毎日の背景のようでしかなくなりがちです。
(
長田弘
)
5.
われを忘れがちなものを密かに叱呼する、こんな落書き一つ、このごろは見かけることがなくなった。
「右を見よ、左を見よ。
そんなにきょろきょろするな」
(
長田弘
)
6.
言葉は表現ではないのだ。
そのひとの認識や感受の表現が、言葉なのではない。
言葉はそのひとの認識や感受のしかたなのだ。
(
長田弘
)
7.
何ひとつ永遠なんてなく、いつかすべて塵にかえるのだから、世界はうつくしい。
(
長田弘
)
8.
それぞれの日々のなかに、ここにいない人(=死者)と語らうことができる、そういう場所をつくる。
つくってきた。
自分のうちに、そういう場所をもつ、たもつ。
ここにいない人と語らうことができる場所というのは、ここにいない人がそこにいると感じられる場所です。
(
長田弘
)
9.
人生「なぜ」と坐ってかんがえるのもいいが、
知恵ってやつは「なぜ」だけでは解けない。
本質をたのしむ、それが知恵だ。
(
長田弘
)
10.
歩くということは、
じぶんがじぶんからぬけだしてきた感じをもって、
いろいろなキズナからときはなたれた感じをもって、
一人の自由な孤独な人間となって歩くということだ。
(
長田弘
)
11.
歩くことが、読むことなのだ。
街を歩く。
街を物語として読んでいる。
微笑一つ、みごとな短篇なのだ。
(
長田弘
)
12.
「敵」をやっつけるのが戦争ですが、
壊れるのは自然であり、
失われるのは生活であり、
死ぬのは人間です。
(
長田弘
)
13.
なぜ?
どうしてなの?
と子どものように
世界に質問を浴びせつづけなさい
(
長田弘
)
14.
もしも誰かに、平和とは何か訊かれたら、秋のうつくしさと答えたい。
(
長田弘
)
15.
どこにあるかわからなくても、
あるとちゃんとわかっている魂みたいに、
必要な真実は、けっして
証明できないような真実だ。
(
長田弘
)
16.
この世に足りないものなんて、何もないのだ。
(
長田弘
)
17.
桜が咲いた、ヒマワリが咲いた、柿はどうした、野菜はどうしたというような話が(被災地の)人々の励みになっている。
もしそれがなかったら、みんな自分を支えることは非常に難しいのではないか。
(
長田弘
)
18.
詩は一人のわたしの、世界の感じ方、読み方を、ちょうど碁石を碁盤に置くように、そこに置く言葉です。
そこというのは、相対するものの目前に、ということです。
(
長田弘
)
19.
この世には、独りでいることができて、
初めてできることがある。
ひとは
祈ることができるのだ。
(
長田弘
)
20.
語るべきことをもつひとは、言葉を
探しながら、むしろためらいつつ語る。
(
長田弘
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ