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今日の
長田弘の名言
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10月6日
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1.
得たものでなく、
失ったものの総量が、
人の人生とよばれるものの
たぶん全部なのではないだろうか。
(
長田弘
)
2.
子どもの本というのは、子どものための本なのではありません。
大人になってゆくために必要な本のことだというのが、私の考えです。
(
長田弘
)
3.
街は、歩く人でできている。
歩くことがたのしい街にはたのしいリズムがあるし、人が自由に歩きまわれる街には、活気がある。
人が歩く。
それが街の原点だ。
いい街は歩くことを誘うのだ。
(
長田弘
)
4.
(真実を見つけようと)必死になりすぎるのはまちがいだ。
真実というのは、遠くに必死に探さなくとも見つかるはずだ。
すぐ近くにあるのに、こっちがわからないでいるだけだ。
それが出発点だ。
(
長田弘
)
5.
どれほど不完全なものにすぎなくとも、
人の感受性にとっての、大いなるものは、
すぐ目の前にある小さなもの、小さな存在だと思う。
(
長田弘
)
6.
「奇跡」というのは、めったにない稀有(けう)な出来事というのとはちがうと思う。
それは、存在していないものでさえじつはすべて存在しているのだという感じ方をうながすような、心の動きの端緒(たんしょ)、いとぐちとなるもののことだと、わたしには思える。
(
長田弘
)
7.
大事なのは、空の下に在(あ)るという
ひらかれた感覚なのではないか。
空の下に在る
小さな存在として、
いま、ここに在る、ということ。
(
長田弘
)
8.
新しい真実なんてものはない。
(
長田弘
)
9.
正しかったか、間違いだったか、
それが、人生の秤(はかり)だとは思わない。
(
長田弘
)
10.
私が語るのではない。私をとおして
この世界が語るのだ。
(
長田弘
)
11.
習慣のいちばんの特質というのは、それが不文律であるということです。
習慣というのは、明文化された定められたものではありません。
コモンセンス、コモンロー同様、もっと漠然とした、なかなか言葉にできないようなあいまいなもの、あいまいだけれども、じぶんにはしかと感じられるじぶんをささえるもの、他の人と共有される或るもの、です。
(
長田弘
)
12.
読みたいとおもう詩を読むこと。
(
長田弘
)
13.
立ちどまる。
足をとめると、
聴こえてくる声がある。
空の色のような声がある。
木のことば、水のことば、
雲のことばが聴こえますか?
石のことば、雨のことば、
草のことばを話せますか?
(
長田弘
)
14.
何一つ、孤立したものはない。
この地上で、生きる理由と究極の目的を
じぶんのうちにしかもたないものなんてない。
ものみな、無限のかかわりを生きているのだ。
(
長田弘
)
15.
ただここに在(あ)るだけで、
じぶんのすべてを、損なうことなく、
誇ることなく、みずから
みごとに生きられるということの、
なんという、花の木たちの奇跡。
きみはまず風景を慈しめよ。
すべては、それからだ。
(
長田弘
)
16.
現に生きてあるものにとっての現在というのは、死者にとっての未来だ。
それだからこそ、親しいものの喪から、わたしが受けとってきたものは、一人の現在をよりふかく、よく生きるためのことばだったと思える。
(
長田弘
)
17.
あなた(=痛み)なしの人生は、
この世にはありません。
人間にはあなたなしの歴史はなく、
文明とよばれるものさえも、
あなたなしにはありません。
(
長田弘
)
18.
あれかこれかという二分法の思考でことを簡単にすることは、どんなにたやすくとも、たやすいぶんだけ、言葉をうそハッタリにしてしまう。
(
長田弘
)
19.
泣きながら生まれてきて、
黙って死んでゆくのだ。
人は年老いた幼児として。
(
長田弘
)
20.
歩こう。空で、鳥の声がした。
街へでる。じぶんの街を、
初めて歩く街のように歩くのだ。
(
長田弘
)
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