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今日の
長田弘の名言
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6月2日
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1.
幼少期の記憶は、「初めて」という無垢の経験が刻まれている、いわば記憶の森だ。
(
長田弘
)
2.
読みたいとおもう詩を読むこと。
(
長田弘
)
3.
気がつくといつもそこにあるのが大きな樹です。
いまわたしたちが生まれる前からそこにあって、いまのわたしたちが死んだ後もきっとそこにあるだろう樹。
それが樹自身が示している、樹の在り方です。
(
長田弘
)
4.
おたがいのことなど、何も知らない。
それがわたしたちのもちうる唯一の真実だ。
(
長田弘
)
5.
じぶんの胸が感じていることを、まげないで書く。
じぶんの目に映っているものを、ゆがめないで書く。
じぶんの覚えるおどろきを、かくさないで書く。
ごまかしなく書かれたことばの確かさが、すごい詩になる。
(
長田弘
)
6.
言葉は、その言葉をどうつたえるかによってではなく、その言葉をどう読むかによって、決まる。
(
長田弘
)
7.
いまは誰も 言葉を 心に刻まない
(
長田弘
)
8.
考えることが快楽でない人は
考えに考えることをよしと考えない。
(
長田弘
)
9.
空の青さが音楽だ。川の流れが音楽だ。
静寂が音楽だ。冬の光景が音楽だ。
シューベルトには、ものみなが音楽だった。
(
長田弘
)
10.
「読む本」「読むべき本」が、本のぜんぶなのではありません。
本の大事なありようのもう一つは、じつは「読まない本」の大切さです。
(中略)「本の文化」を深くしてきたものは、読まない本をどれだけもっているかということです。
その本をそれまで読んだことがない。
にもかかわらず、その本を読んで、「私」という人間がすでにそこに読みぬかれていたというふうに感じる。
のぞむべき本のあり方はそうであり…(後略)
(
長田弘
)
11.
歩くことは、あなたが見知らぬ人びとや見知らぬものや自然を見てすぎながら、その人たちやものや自然から、言葉や形や色でもって語りかけられるということだし、つぎに、あなたのほうでもそれらに語りかけないわけにはゆかないということだ。
(
長田弘
)
12.
書くことは、そのことばがどういう意味をもつことばなのかをたずねる、たしかめる、ということです。
(
長田弘
)
13.
無闇なことばは、人を幸福にしない。
(
長田弘
)
14.
微笑だけ。ほかには無い。
この世にひとが遺せるものは。
(
長田弘
)
15.
亡くなった人が後に遺(のこ)してゆくのは、その人の生きられなかった時間であり、その死者の生きられなかった時間を、ここに在(あ)るじぶんがこうしていま生きているのだ。
(
長田弘
)
16.
不可能なものはなく、危険なものはないと
全能ぶっても、その日暮らしの、われわれの時代。
(
長田弘
)
17.
木立の上に、
空があればいい。
大きな川の上に、
風の影があればいい。
花と鳥と、光差す時間、
そして、おいしい水があれば。
僅(わず)かなもの、ささやかなものだ、
人の生きる権利というものは。
(
長田弘
)
18.
どんな王宮だって、
優美さにおいて精妙さにおいて、
一匹のカタツムリの殻に、
建築として到底およばない。
この世のほんとうの巨匠は、
人間じゃない。
(
長田弘
)
19.
原因があって結果がある
というのは真実ではない。
事実はちがう。
はじめに結果がある。
それから、気づかなかった
原因にはじめて気づく。
(
長田弘
)
20.
語るべきことをもつひとは、言葉を
探しながら、むしろためらいつつ語る。
(
長田弘
)
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