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今日の
長田弘の名言
☆
5月30日
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1.
日々の悦びをつくるのは、所有ではない。
(
長田弘
)
2.
空を見上げる。
──何が、見えるの?
──何も見えない。
ちがう。空を見上げると、
とてもきれいな、ひろがりが見える。
いや、見えるのではない。
感じる。
(
長田弘
)
3.
じぶんというものが一人に返されてはじめて、ほんとうに本への欲求というものがじぶんのなかに切実な思いとしてでてくる。
(
長田弘
)
4.
聴く、という一つの動詞が、
もしかしたら、人の
人生のすべてなのではないのだろうか?
(
長田弘
)
5.
「蔵書」というのは、ちょうど煉瓦を一つ一つ自分で運んで、積んで、本がもたらす記憶を容れる家を自力でつくってゆくような、自分にとっての日常をつくってゆく、手仕事の一つでした。
そのような「蔵書」力が落ちている。
(
長田弘
)
6.
ふと立ちどまって、あるいはふっと顔をあげて、いまはいない人たちと話したくなることがあります。
いま、ここにいない人と語らうことの必要性を思いださせてくれる、そういう存在。
死者というのは、そういう存在です。
(
長田弘
)
7.
じぶんの時間といえるものを、無駄を怖れる気もちに追われて、どれほどみずからほろぼしてきただろう。
(
長田弘
)
8.
何をしたか、ではない。
ひとは何をしなかったか、だ。
(
長田弘
)
9.
日々にごくありふれた、むしろささやかな光景のなかに、わたし(たち)にとっての、取り換えようのない人生の本質はひそんでいる。
それが、物言わぬものらの声が、わたしにおしえてくれた「奇跡」の定義だ。
(
長田弘
)
10.
人の価値観を育むもの、支えるもの、確かにするものとしての風景のなかに身をおくということ、風景のひろがりのなかでじぶんの小ささを思い知るということが、いつか見失われてしまっている。
(
長田弘
)
11.
なくてはならないもの。
何でもないもの。なにげないもの。
ささやかなもの。なくしたくないもの。
ひと知れぬもの。いまはないもの。
さりげないもの。ありふれたもの。
もっとも平凡なもの。
(
長田弘
)
12.
人生は長いと、ずっと思っていた。
間違っていた。
おどろくほど短かった。
きみは、そのことに気づいていたか?
(
長田弘
)
13.
戦争は夏一つずつ遠ざかり
(
長田弘
)
14.
地図のうえの一点でしかない
遥かな国々の遥かな街々も、本だ。
そこに住む人びとの本が、街だ。
自由な雑踏が、本だ。
夜の窓の明かりの一つ一つが、本だ。
(
長田弘
)
15.
街を歩く、ゆえに街あり。
人は歩く、ゆえに人あり。
そういう思いをなくしたくない。
街歩きを楽しむことができるなら、そういう自分はまだ信じるに足るかもしれない。
(
長田弘
)
16.
なせばなると、ずっと思っていた。
間違っていた。なしとげたものなんかない。
きみは、そのことに気づいていたか?
(
長田弘
)
17.
今の日本でかつてなく弱まっているものは、経済の競争力のみならず、人間を生き生きとさせる、言葉のもつ普遍的な力です。
(
長田弘
)
18.
戦争前の言葉は自己本位を正当化し、意味づけと栄光を求めます。
(
長田弘
)
19.
一人のわたしは何によっていま、ここに活かされているかを問うこと。
(
長田弘
)
20.
いい本にぶつかった。
そう思うと、その夜はいい夜になる。
(
長田弘
)
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