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今日の
長田弘の名言
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5月19日
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1.
空を見上げる。
──何が、見えるの?
──何も見えない。
ちがう。空を見上げると、
とてもきれいな、ひろがりが見える。
いや、見えるのではない。
感じる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
2.
考えることが快楽でない人は
考えに考えることをよしと考えない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
3.
おおきな空の下で、
いつもおおきな山を見てそだったことは、
そのときそんなふうにおもっていたわけではないが、
いまふりかえってみると、
子どものわたしにとって代えがたい日々の経験だった。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
4.
海を前にする時、言葉は不要だと思う。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
5.
もしきみが相手の愛を呼びおこすことなく
愛するなら、すなわち、きみの愛が愛として
相手の愛を生みださなければ、そのとき
きみの愛は無力であり、一つの不幸である。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
6.
そこには境い目がきっとあったはずなのに、
子どもからおとなになるその境い目を、
きみがいつ飛び越しちゃってたのか、
きみはさっぱりおぼえていない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
7.
読んで忘れた本に再読のチャンスを自分で与えることで、
読書という経験を、自分のなかで、
絶えず新しい経験にしてゆくことができる。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
8.
日本の伝統芸能で一番重要なものは間合い。
間合いには何もないけれども、せりふとせりふの間の間合いがその人の芸をつくっている。
その何でもないものを言葉によってはっきり意識させるのも言葉だ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
9.
うまく表現できないという言葉ほど、表現についてうまく語りえている言葉はない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
10.
今日、街で、もっともむずかしいこと。
顔をあげて、おもわずそのひとの人格を感じさせるような顔に出会うこと。
そしてまた、見知らぬひとの気もちのいい微笑に出会うこと。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
11.
読書というのは書を読むこと、本を読むことです。
けれども、読書に必要なのは本当は本ではありません。
読書のために必要なのが何かと言えば、それは椅子です。
(一部順序入れ替え)
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
12.
読書について、
「どういう本を読んだらいいのか」という質問は、
じつに不要な質問なのです。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
13.
国家というのは、あくまでフィクションにすぎません。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
14.
人はみずからその名を生きる存在なのである。
(遺体が見つかって)じぶんの名を取りもどすことができないかぎり、人は死ぬことができないのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
15.
歩こう。空で、鳥の声がした。
街へでる。じぶんの街を、
初めて歩く街のように歩くのだ。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
16.
人は死ぬが、
よく生きた人のことばは、死なない。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
17.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、
魂を温めるように。
その姿勢のままに、言葉をたもつ。
じぶんのうちに、じぶんの体温のように。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
18.
聴く、という一つの動詞が、
もしかしたら、人の
人生のすべてなのではないのだろうか?
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
19.
本でないものはない。
世界というのは開かれた本で、
その本は見えない言葉で書かれている。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
20.
変わらないものというのは、本当に啄木の言ったとおりなんですね。
「ふるさとの山に向かいて言うことなし」、山は変わらない。
建物も木もみんな変わってしまったけれども、ああ、山は変わらないんだと。
昔の漢詩の時代から、山は自分のふるさとの象徴だと。
(
長田弘
)
(
Osada Hiroshi
)
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