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今日の
長田弘の名言
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1月13日
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1.
大事なことばは、どんなときにも一つです。
Here I am と言えることば。
心の地球儀をくるくる回して、Here I am とゆびさすことのできることば。
(
長田弘
)
2.
人生にはどんな形容詞もいらない。
(
長田弘
)
3.
生きるとは、
考えることができるということだ。
(
長田弘
)
4.
「読書」が本という文化の経験をかたちづくる全部ではありません。
「読書」というのは本を読むことですが、本を読むこと、「読書」を可能にしてきたのが「蔵書」です。
私的に蔵書するというすぐれて個人的な経験が、いまはとても損なわれるものになっています。
(
長田弘
)
5.
この世でいちばん難しいのは、いちばん簡単なこと。
(
長田弘
)
6.
いま、ここという感覚が失われてしまえば、じぶんなんてものは、あっさり見失われてしまうのだ。
(
長田弘
)
7.
言葉を自分のものにしてゆくというのは、言葉のつくりだす他者とのつながりのなかに、自分の位置を確かめてゆくということです。
(
長田弘
)
8.
激情はけっして言葉を正しくしない。
恨みつらみは言葉をだめにしてしまう。
(
長田弘
)
9.
古くからの季節暦どおりに、その日が来ると自然は、花を開かせます。
あ、咲いている、と思わずつぶやいて、非常にうれしくなりました。
こういう風景というものがわれわれを支えている。
(
長田弘
)
10.
読書するとは、
偉そうな物言いをもとめることでも、
大それた定理をさがすことでもなく、
わたしをして一人の「私」たらしめるものを再確認して、
小さい理想をじぶんで更新するということです。
(
長田弘
)
11.
碁石が相対するものの目前に置かれるように、詩という言葉は、相対するものの目前に置かれます。
それは孤独な言葉ではなく、相対する言葉、一対一の言葉です。
(
長田弘
)
12.
ちがった街では誰に会うこともない。
忘れていた一人の自分と出会うだけだ。
その街にゆくときは一人だった。
けれども、その街からは、一人の自分と道づれでかえってくる。
(
長田弘
)
13.
現在を聡明に楽しむ。
それだけでいい。
(
長田弘
)
14.
立ちどまる。
足をとめると、
聴こえてくる声がある。
空の色のような声がある。
木のことば、水のことば、
雲のことばが聴こえますか?
石のことば、雨のことば、
草のことばを話せますか?
(
長田弘
)
15.
思いだすことも、旅することだ。
(
長田弘
)
16.
夕陽を眺めるのに不要なものは一つだけ、むだなことばだ。
(
長田弘
)
17.
ねえ、世界って何なの?
下らんことで縁まで一杯の、
とても大きなものだよ。
(
長田弘
)
18.
おやすみなさい悲しみを知る人
(
長田弘
)
19.
死の知らせを聞くと、
どうしてか近しく、懐かしく思われる。
そうなのだ。
もっとも遠い距離こそが、
人と人とをもっとも近づけるのだ。
(
長田弘
)
20.
森の木がおおきくなると、
おおきくなったのは、
沈黙だった。
沈黙は、
森を充たす
空気のことばだ。
森のなかでは、
すべてがことばだ。
ことばでないものはなかった。
(
長田弘
)
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