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今日の
日本の文豪の名言
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4月29日
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1.
愛することは、憎むことを知る始めである。
(
永井荷風
)
2.
自惚れ屋が、
自己を甘やかしている人間でなければ、
そういつも「自己への省察」「自己呵責」を繰り返すわけがない。
(
中島敦
)
3.
事が旨(うま)く行って、知らん顔をしているのは、心持が好(よ)いが、遣(や)り損なって黙っているのは不愉快で堪(たま)らない。
(
夏目漱石
)
4.
人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)に苦しまなければならぬ。
雲の光り、竹のそよぎ、群雀(むらすずめ)の声、行人(こうじん)の顔・・・あらゆる日常の瑣事の中に堕地獄の苦痛を感じなければならぬ。
(
芥川龍之介
)
5.
自由は山巓(さんてん)の空気に似ている。
どちらも弱い者には堪えることができない。
(
芥川龍之介
)
6.
希望をもてないものが、どうして追憶を慈しむことが出来よう。
(
梶井基次郎
)
7.
いいと思った事は、どんな小さな事でもするがいい。
(
武者小路実篤
)
8.
一々のことばを秤(はかり)の皿に載せるような事をせずに、なんでも言いたい事を言うのは、われわれ青年の特権だね。
(
森鴎外
)
9.
人生はつねに複雑である。
複雑なる人生を簡単にするものは暴力よりほかにあるはずはない。
(
芥川龍之介
)
10.
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけでは評価出来ない。
(
志賀直哉
)
11.
人間は「絶望」から脱け出るたびに高められる。
(
山本周五郎
)
12.
人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。
(
武者小路実篤
)
13.
俗物ほど強い敵はいない。
(
佐藤春夫
)
14.
明日(あした)のことが分からないということは
人の生きる愉(たの)しさをつないでゆくものだ。
(
室生犀星
)
15.
幸福がつかの間だという哲学は、不幸な人間も、幸福な人間も、どちらも好(い)い気持ちにさせる力を持っている。
(
三島由紀夫
)
16.
エチケットなどというものは、
俗の俗なるもので、
その人の偉さとは何の関係もないのである。
(
三島由紀夫
)
17.
幸福になるには、理想と現実の関係を知らねばならない。
(
武者小路実篤
)
18.
好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。
第一に、歓喜を語るに良い。
第二に、不平を訴えるのに良い。
第三に、いてもいなくても良い。
(
芥川龍之介
)
19.
上手なあいづちは、人の心の真実を汲み出す誘い水である。
(
吉川英治
)
20.
静まり返った高級レストランのどまん中で、
突如快音を発して、
ズズズーッとスープをすすることは、
社会的勇気であります。
(
三島由紀夫
)
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