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今日の
日本の文豪の名言
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3月24日
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1.
無智はいつでも、有智よりも優越する。
(
吉川英治
)
2.
善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうする道にすぎない。
それを破ろうとするのは悪だ。
(
森鴎外
)
3.
あらゆる情熱は死よりも強いものなのであろう。
(
芥川龍之介
)
4.
教育は猿を人間にしない。
ただ見かけのうえで、人間によく似た様子をあたえる。
猿が教育されればされるほど、益々滑稽なものに見えてくる。
(
萩原朔太郎
)
5.
仕事というものは結果からいえばその人の生活手段であるが、手段だと思ってその仕事をすることは悪い。
仕事は目的である。
(
志賀直哉
)
6.
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦(ばかばか)しい。
重大に扱わなければ危険である。
(
芥川龍之介
)
7.
何でも空想で考えず、物に当たって活発にやるがよい。
その時に出てくる知恵は、空想でこねまわしたものより、ぐっと生々(いきいき)している。
(
田山花袋
)
8.
努力の生ずる果が佳良(かりょう)ならざることもある。
それは努力の方向が悪いからであるか、
然(しか)らざれば間接(=準備)の努力が欠けて、
直接の努力のみが用いらるるためである。
(
幸田露伴
)
9.
己の感情は己の感情である。
己の思想も己の思想である。
天下に一人もそれを理解してくれる人がなくたって、己はそれに安んじなければならない。
それに安(やす)んじて恬然(てんぜん)としていなくてはならない。
(
森鴎外
)
10.
慰められる人は、馬鹿にされる人である。
(
夏目漱石
)
11.
真の文明というものは、
すべてある人々が福を植えた結果なのである。
(
幸田露伴
)
12.
おもうに人間の感情というものは、極めて単純であって、同時に極めて複雑したものである。
極めて普遍性のものであって、同時に極めて個性的な特異なものである
(
萩原朔太郎
)
13.
ゆるすということはむずかしいが、もしゆるすとなったら限度はない、
──ここまではゆるすが、ここから先はゆるせないということがあれば、それは初めからゆるしてはいないのだ。
(
山本周五郎
)
14.
青年のくせにぐうたらだったり、怠けることを考えたり、快楽に溺れて平気でいたりする者は、理想を持たない、現実の敗北者である。
そんな人に万歳は云(い)えない。
(
武者小路実篤
)
15.
あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
(
吉川英治
)
16.
詩は悦ばしいものであるけれど、詩を求める人生は幸福ではない。
(
萩原朔太郎
)
17.
死んだ時に人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。
(
川端康成
)
18.
恋は多くの(人生の)苦痛を包むオブラアトなり。
(
国木田独歩
)
19.
われわれを支配する道徳は資本主義に毒された封建時代の道徳である。
われわれはほとんど損害のほかに、何の恩恵にも浴していない。
(
芥川龍之介
)
20.
輿論(よろん)は常に私刑であり、私刑は又(また)常に娯楽である。
たといピストルを持ちうる代わりに新聞の記事を用いたとしても。
(
芥川龍之介
)
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