名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月21日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ。
(
夏目漱石
)
2.
ものになるかならないかは、実に一寸(ちょっと)したところで決まるのだ。
昨日までものにならなかった人が、今日はちゃんとものになっていた、そういう事実を自分は何度か見た。
(
武者小路実篤
)
3.
人間は自然が与えた能力上の制限を越えることはできぬ。
そうかといって怠けていれば、その制限の所在さえ知らずにしまう。
だから皆ゲーテになる気で精進することが必要なのだ。
(
芥川龍之介
)
4.
貧乏しても、出世していく友に後れても、本当の為事(しごと)をこつこつやっている此(こ)の力強さ。
白蟻が大黒柱を如何(いか)にしてがらん洞にするか己は知っている。
(
山本周五郎
)
5.
もし本当にあやまらせる気なら、本当に後悔するまで叩きつけなくてはいけない。
(
夏目漱石
)
6.
山の動く日きたる
かく云(い)えど
人これを信ぜじ
(
与謝野晶子
)
7.
離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、いっしょにいさえすれば、たとい敵(かたき)同志でもどうにかこうにかなるものだ。
つまりそれが人間なんだろう。
(
夏目漱石
)
8.
親しくなればなるほど礼節をわきまえるのが理想の人間関係である。
(
三島由紀夫
)
9.
世間の人は虎を、性欲の虎を放し飼いにして、どうかするとその背に乗って滅亡の谷に落ちる。
(
森鴎外
)
10.
二人の結婚は美しかった。
なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。
二人の離婚もまた美しかった。
なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。
(
川端康成
)
11.
たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
(
川端康成
)
12.
厭々(いやいや)する労働は
かえって人を老衰に導くが、
自己の生命の表現として
自主的にする労働は、
その生命を健康にする。
(
与謝野晶子
)
13.
全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。
未だかつて、性急者(せっかち)の成功した恋を見たことがない。
(
萩原朔太郎
)
14.
幸福とは幸福を問題にしないときをいう。
(
芥川龍之介
)
15.
夢の行き着いたところに結婚があるのではなくて、結婚から夢の現実が始まるのです。
(
山本周五郎
)
16.
打ち明け過ぐるも悪(あ)しく、物隠すように見ゆるも悪しきなり。
(
森鴎外
)
17.
結婚は性欲を調節することには有効である。
が、恋愛を調節することには有効ではない。
(
芥川龍之介
)
18.
芸術は「通俗」であってはならぬが、しかほど「俗悪」であっても良い。
人間自体が俗悪なものだから
(
坂口安吾
)
19.
あやまちを犯す人間は、たいてい責任を人になすりつけるものだ。
(
山本周五郎
)
20.
臭いものの蓋を除(と)れば肥桶(こえだこ)で、美事な形式を剥(は)ぐと大抵は露悪になるのは知れ切っている。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ