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今日の
日本の文豪の名言
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11月3日
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1.
一つの考えというものは正しいか正しくないかだけでは評価出来ない。
(
志賀直哉
)
2.
いささかの誤解も生まないような芸術は、
はじめから二流品である。
(
三島由紀夫
)
3.
あせってはいけません。
頭を悪くしてはいけません。
根気ずくでおいでなさい。
世の中は根気の前に頭を下げることを知っていますが、
火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。
(
夏目漱石
)
4.
泣き濡れた秋の女を
時雨(しぐれ)だとわたしは思ふ
(
佐藤春夫
)
5.
政治家が青年に目をつけだしたら、
警戒せねばならん。
政治家の裏をかくには、
文弱(ぶんじゃく)に流れ、柔弱に堕して、
フニャフニャの、全然使いものにならぬ肉体を作り上げることです。
(
三島由紀夫
)
6.
世に住むこと二十年にして、住むに甲斐(かい)ある世と知った。
二十五年にして明暗は表裏(ひょうり)の如(ごと)く、日のあたる所には屹度(きっと)影がさすと悟った。
(
夏目漱石
)
7.
大義名分だの、不義は御法度(ごはっと)だの、義理人情というニセの着物をぬぎさり、
赤裸々な心になろう、
この赤裸々な姿を突きとめ見つめることが
先ず人間の復活の第一の条件だ。
そこから自分と、そして人性の、
真実の誕生と、その発足が始められる。
(
坂口安吾
)
8.
尊敬すべき幸福な人は、
逆境にいても、
つまらぬことはくよくよせず、
心配しても始まらないことは心配せず、
自分の力のないことは天に任せて、
自分の心がけをよくし、
根本から再生の努力をする人である。
(
武者小路実篤
)
9.
生徒があやまったのは心(しん)から後悔してあやまったのではない。
只(ただ)校長から、命令されて、形式的に頭を下げたのである。
商人が頭ばかりさげて、狡(ずる)い事をやめないのと一緒で生徒も謝罪だけはするが、いたずらは決してやめるものではない。
よく考えてみると世の中はみんなこの生徒の様なものから成立しているかも知れない。
(
夏目漱石
)
10.
貧乏しても、出世していく友に後れても、本当の為事(しごと)をこつこつやっている此(こ)の力強さ。
白蟻が大黒柱を如何(いか)にしてがらん洞にするか己は知っている。
(
山本周五郎
)
11.
自分に誠実でないものは、
決して他人に誠実であり得ない。
(
夏目漱石
)
12.
一生涯めくら滅法(めっぽう)に走り続けて、行きつくゴールというものがなく、どこかしらでバッタリ倒れて、それがようやく終わりである。
(
坂口安吾
)
13.
言葉に羽が生えると詩になる。
(
武者小路実篤
)
14.
我は氷の奥にあるものに同感す、
その剣のごときものの中にある熱情を感ず
(
室生犀星
)
15.
堕ちる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない。
(
坂口安吾
)
16.
諸君は家に在(あ)っては父母を軽蔑し、学校に在っては教師を軽蔑し、社会に出でては紳士を軽蔑している。
これらを軽蔑し得るのは見識である。
しかし、これらを軽蔑し得るためには、自己により大なる理想がなくてはならない。
自己に何らかの理想なくして、他を軽蔑するのは堕落である。
(
夏目漱石
)
17.
休養は万物の旻天(びんてん)から要求して然るべき権利である。
(
夏目漱石
)
18.
人生は戦争なり。
戦いを宣告した上は、書に向かっては書を征服し、人に向かっては人を征服し、事業に向かっては事業を征服するまで止(や)むべからず。
何物、何事、何人(なんぴと)に対しても討死(うちじに)の覚悟を以(もっ)て戦うべし。
死すとも勝つの覚悟あれ。
(
国木田独歩
)
19.
第三者の目より恋をする男女を見れば、ひとつの痴態(ちたい)にすぎず、されど恋する男女にとりては、その痴態も真剣なり、真面目なり。
(
国木田独歩
)
20.
他人より自分を非難すべきである。
(
夏目漱石
)
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