名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
8月5日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
俗物ほど強い敵はいない。
(
佐藤春夫
)
2.
時代の風潮、自分を取り巻く環境、さまざまな価値観、それらを正しく見きわめ、自分の判断で行動できるのは、どこにも属さない「迷子」だけだ。
(
夏目漱石
)
3.
金をもうけることを目的としている守銭奴、ないしは利殖家、そういうものは別として、普通の最大多数の人間の生活では、金は従属的なものであって、主体性はないものである。
(
山本周五郎
)
4.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿が、すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
5.
若いということは
何物にも代えがたい宝である。
(
武者小路実篤
)
6.
感化は書物よりも生きた人より受けたものの方がぐっと大きい。
(
田山花袋
)
7.
忍従はロマンティックな卑屈である。
(
芥川龍之介
)
8.
人間の目的は、生まれた本人が、本人自身に作ったものでなければならない。
(
夏目漱石
)
9.
逢ひたきひとのあれども
逢ひたきひとは四十路(よそぢ)すぎ
わがそのかみ知るひとはみな四十路すぎ
四十路すぎては何のをとめぞ
をとめの日のありしさえ
さだかにあはれ
信じがたきに
(
室生犀星
)
10.
どこかに自分の能力を発揮出来、それが進歩の余地があり、心を働かす余裕があれば、幸福を感じる。
(
武者小路実篤
)
11.
在来の父母舅姑は我子夫妻から財養し孝養されることを望んだのであるが、私は我子が独立し得るまでの教育にはあくまでも力をつくす覚悟である代わりに、我子からその報償を得ようとは毛頭考えていない。
(
与謝野晶子
)
12.
私は思う。
今が一番大事な時だ。
もう一歩!
(
武者小路実篤
)
13.
他を嘲(あざけ)るものは同時にまた他に嘲られることを恐れるものである。
(
芥川龍之介
)
14.
アイデンティティーとは指紋である。
最終的に一つあればいいんだ。
(
三島由紀夫
)
15.
色酒の苦き覚えて年行きぬ
(
尾崎紅葉
)
16.
美的にも、知的にも、そして論理的にも自分ほど進んでいない世の中を忌(い)む。
(
夏目漱石
)
17.
生まれた者は
やがて死ぬ者なり
我も亦
やがて死なん
だが生きてゐる間は生きる也
我らしく生きる也
何者にも頭を下げず
いぢけずに生きんと思ふ。
(
武者小路実篤
)
18.
愛は堅きものを忌(い)む。
すべての硬性を溶化せずにはやまぬ。
(
夏目漱石
)
19.
夫婦というものは、どこか親子だよ。
時には亭主が父親のつもりになったり、時には細君が母親のつもりになったり。
それでないと上手くゆかない。
(
川端康成
)
20.
人間的な、余りに人間的なものは大抵は確かに動物的である。
(
芥川龍之介
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ