名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月29日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
怖くもない人間を恐れるほど
馬鹿げたことはないのである。
(
武者小路実篤
)
2.
裏切りは友情の薬味であって、コショウかワサビみたいなものであり、裏切りの要素もその危険も伏在しない友情など、味がないと思うようになるとき、諸君はまず、青年のセンチメンタリズムを脱却した、一人前の大人になったと云(い)えましょう。
(
三島由紀夫
)
3.
愛することは、憎むことを知る始めである。
(
永井荷風
)
4.
友を得るに急なる勿(なか)れ。
親友は自然に得る者なり。
(
国木田独歩
)
5.
この愛(=利己心のない愛)の子供に与える影響は──
少なくとも影響の大半は
暴君にするか、弱者にするかである。
(
芥川龍之介
)
6.
ああ、自分のようなものでも、どうかして生きたい。
(
島崎藤村
)
7.
おもうに人間の感情というものは、極めて単純であって、同時に極めて複雑したものである。
極めて普遍性のものであって、同時に極めて個性的な特異なものである
(
萩原朔太郎
)
8.
年を取らせるのは肉体ではなくて心かも知れない。
心のわずらいと衰えが、内側から体に反映してみにくいしわやしみを作ってゆく。
(
三島由紀夫
)
9.
我々の子供は、我々の中での原始人である。
(
萩原朔太郎
)
10.
人の長を以て我が長を継がんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
11.
夫婦は毎日毎日愛の創作をしているのだ。
(
与謝野晶子
)
12.
君は嘘かと思うかも知れないが、僕の生活のどこをどんな断片に切って見ても、たといその断片の長さが一時間だろうと三十分だろうと、それがきっと同じ運命を経過しつつあるから恐ろしい。
(
夏目漱石
)
13.
どうにもならないことを、どうにかするためには、手段を選んでいるいとまはない。
(
芥川龍之介
)
14.
凡(すべ)てを癒(いや)す「時」の流れに従って下れ。
(
夏目漱石
)
15.
世間は気次第で忌々(いまいま)しく面白くなるもの。
(
幸田露伴
)
16.
人間はある目的を以(もっ)て、生まれたものではなかった。
之(これ)と反対に、生まれた人間に、始めてある目的が出来て来るのであった。
(
夏目漱石
)
17.
神を恐るる癖に人を恐れず。
今の世の豪商とか金満家と云(い)うものは常に恐れつつある。
何を恐れつつあるかと云えば金を失う事と権力を失う事を恐れつつある。
金は何の為に失うか。
権力は何の為に失うか。
彼等をして金と権力を失はしむるものは何であるか。
──人である。
(
夏目漱石
)
18.
自分のしている事が、自分の目的(エンド)になっていない程苦しい事はない。
(
夏目漱石
)
19.
慰められる人は、馬鹿にされる人である。
(
夏目漱石
)
20.
職業に貴賎はない。
どんな職業に従事していてもその職業になり切っている人は美しい。
(
吉川英治
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ