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今日の
日本の文豪の名言
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7月7日
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1.
僕が若(も)し長い間の牢獄生活をつづけなければ、
今日(こんにち)の僕は決して世の中に存在していない。
(
夏目漱石
)
2.
努力は一(ひとつ)である。
しかしこれを察すれば、
おのずからにして二種あるを観る。
一は直接の努力で、他の一は間接の努力である。
間接の努力は準備の努力で、
基礎となり源泉となるものである。
直接の努力は当面の努力で、
尽心竭力(じんしんけつりょく)の時のそれである。
(
幸田露伴
)
3.
日本には妙な悪習慣がある。
「何を青二才が」という青年蔑視と、もう一つは「若さが最高無上の価値だ」という、そのアンチテーゼとである。
(
三島由紀夫
)
4.
文学者の内面はサンタンたる泥沼であって、そんな醜いものを人目にさらすべきではない。
(
三島由紀夫
)
5.
ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。
ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。
同じ言葉が人によって高くも低くもなる。
(
夏目漱石
)
6.
人間は元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に雑(まじ)っていたからって、孤独になるのは、わかり切ったことだ。
(
田山花袋
)
7.
慰められる人は、馬鹿にされる人である。
(
夏目漱石
)
8.
(恋愛とは)所詮幻影であり、永遠の恋などは嘘の骨頂だとわかっていても、
それをするな、といい得ない性質のものである。
それをしなければ人生自体がなくなるようなものなのだから。
つまりは、人間は死ぬ、どうせ死ぬものなら早く死んでしまえということが成り立たないのと同じだ。
(
坂口安吾
)
9.
恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸なものだ。
(
坂口安吾
)
10.
或る小説がそこに存在するおかげで、どれだけ多くの人々が告白を免れていることであろうか。
(
三島由紀夫
)
11.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
(
三島由紀夫
)
12.
沈黙は愚人の鎧(よろい)、冑(かぶと)なり。
奸者(かんじゃ)の城塞(じょうさい)なり。
明白(めいはく)々の心地、温照(おんしょう)々の胸郭(きょうかく)ならば、
千言万語(せんげんばんご)すとも何の不可あらん。
(
幸田露伴
)
13.
生まれて来て何を最初に教わるって、それは「諦める」ことよ。
(
三島由紀夫
)
14.
道徳に加勢する者は
一時の勝利者には違いないが、
永久の敗北者だ。
自然に従う者は
一時の敗北者だが、
永久の勝利者だ。
(
夏目漱石
)
15.
これが青春なんだ。
汚いところに美しいものを見つけるのが
本当の青春なんだ。
(
織田作之助
)
16.
愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。
(
武者小路実篤
)
17.
人間を一番残酷にするのは
愛されているという自信だよ。
(
三島由紀夫
)
18.
到底人間として生存する為には、人間から嫌われると云う運命に到達するに違いない。
(
夏目漱石
)
19.
だめな人間をだめだというふうに打っちゃって置いても、
そいつが一人で歩いて行くのをさまたげてはならない。
(
室生犀星
)
20.
楽しまずして何の人生ぞや。
(
吉川英治
)
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