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今日の
文章の書き方の名言
☆
11月30日
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1.
文体の確立しているのが小説、それのないのが手記である。
(
田辺聖子
)
2.
時代に没頭していては時代を批評する事が出来ない。
(
石川啄木
)
3.
馬は走る。
花は咲く。
人は書く。
自分自身になりたいが為に。
(
夏目漱石
)
4.
真実は小説より奇なり。
(
マーク・トウェイン
)
5.
私は、私の作品を、ほめてくれた人の前では極度に矮小(わいしょう)になる。
その人を、だましているような気がするのだ。
反対に、私の作品に、悪罵(あくば)を投げる人を、例外なく軽蔑する。
何を言ってやがると思う。
(
太宰治
)
6.
今はどっちを向いても、ことごとく説明の時代ですが、見て感じて聴き入って考えて、うつくしいと言うのに、いったい説明や弁明が必要でしょうか。
(
長田弘
)
7.
猿が読むのだと思って書け。
(
福沢諭吉
)
8.
言葉のゆたかさというのは、たくさんの言いまわしをあれこれ揃えることではありません。
美辞麗句は言葉のゆたかさを意味しないのです。
むしろ限られた言葉にどれだけ自分をゆたかに込められるかが、言葉にとっては重要なのです。
(
長田弘
)
9.
墓は立てて欲しくない。
私の墓は、私のことばであれば、充分。
(
寺山修司
)
10.
物書きは、内証のことはとにかく、外面は「誠実」が第一、そして取りこぼしをせぬのが第二に大事。
「なんだあいつは。
ひょっとしたら馬鹿か」などといわれたくありません。
せっかくこれまで、それだけは、と隠し通してきた苦心がすっかり水の泡になってしまうではありませんか。
(
井上ひさし
)
11.
文章を書いていて、これ以上ないピッタリな言葉が見つかった時の喜びは、ジグゾーパズルの最後の1ピースをはめた瞬間の満足感に似ている。
(
ながれおとや
)
12.
純粋の詩人とは、人間以上のもので、たしかに天使である。
(
太宰治
)
13.
天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである。
(
太宰治
)
14.
本当におもしろいのは、書いているうちに筆が自然に外れていくことなんですね。
そっちへ行っちゃだめ、というのに外れていく。
それがいちばんおもしろいんです。
(
井上ひさし
)
15.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく。
魂を温めるように。
(
長田弘
)
16.
半分の真実は、偽りよりもこわい。
( フォイヒテルスレーベン )
17.
私は日記というものを、つけることが出来ないのである。
一日中に起った事柄の、どれを省略すべきか、どれを記載すべきか、その取捨の限度が、わからないのである。
(
太宰治
)
18.
他人が読んだ時に魅せられる文章とは、つまるところ書いた人の誠実さに触れる文章ということだ。
(
伊集院静
)
19.
佳(よ)き文章とは、「情籠(こも)りて、詞(ことば)舒(の)び、心のままの誠(まこと)を歌い出でたる」態のものを指していう也なり。
情籠りて云々(うんぬん)は上田敏、若きころの文章である。
(
太宰治
)
20.
世界を、過剰な色彩で覆ってはいけないのだ。
沈黙を、過剰な言葉で覆ってはいけないように。
(
長田弘
)
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