名言ナビ
→ トップページ
今日の
文章の書き方の名言
☆
8月30日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
フィクションは可能性を固持する義務がある。
真実にはその義務はない。
(
マーク・トウェイン
)
2.
これは書き続けても面白くないんじゃないか、という疑問は消して書き切りましょう。
途中で投げ出すよりもずっと力がつきます。
(
志茂田景樹
)
3.
わたしは一日や二日、飲み食いせずにいても平気だが、すくなくとも一日に一回、机上に辞典を開き、辞、すなわち言葉を、一個か二個、飲み込まないと、どうも按配が悪い。
(
井上ひさし
)
4.
も少し弱くなれ。
文学者ならば弱くなれ。
柔軟になれ。
おまえの流儀以外のものを、いや、その苦しさを解るように努力せよ。
どうしても、解らぬならば、だまっていろ。
(
太宰治
)
5.
すべて不滅な作家は、その衷心(ちゅうしん)を吐露(とろ)する。
(
ジョン・ラスキン
)
6.
魅力的に愚痴を言うには、
天才でなければならない。
(
F・スコット・フィッツジェラルド
)
7.
詩とは、感情の解放ではなくて感情からの脱出であり、人格の表現ではなく人格からの脱出である。
(
ジョージ・エリオット
)
8.
自己をめぐる無数の仮定的な実在(勿論自己の内面も含めて)を作品という決定的な実在に変容させる試みが芸術であるとすれば、それに先立ってまず、自我の分裂が必要とされる。
即ち書く自我と書かれる自我と。
作品の形成はこの書く自我と書かれる自我との闘争に他ならぬ。
しかも書く自我の確立に伴って、書かれる自我は整理され再構成されるのである。
(
三島由紀夫
)
9.
日記にはなぜか〈愉(たの)しかりし年月〉のことは書かず、〈面白くなき日々〉のうれいのはけ所、憂(う)さの捨て所になってしまう点に特徴がある。
(
田辺聖子
)
10.
大いなる文学のために、死んで下さい。
(
太宰治
)
11.
正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることが出来る。
(
志賀直哉
)
12.
文字はよみかえしがきくが、ことばはそれがきかない。
第一、ことばはアクセントやイントネーションがあるが、文字は表現主義やダダの詩人でもないかぎり、その大小や濃淡さえないありさまである。
(
寺山修司
)
13.
料理は、おなかに一杯になればいいというものでは無い。
さらに、料理の本当のうれしさは、多量少量にあるのでは勿論(もちろん)なく、また、うまい、まずいにあるものでさえ無いのである。
料理人の「心づくし」それが、うれしいのである。
心のこもった料理、思い当るだろう。
おいしいだろう。
それだけでいいのである。
(
太宰治
)
14.
私は、私の作品を、ほめてくれた人の前では極度に矮小(わいしょう)になる。
その人を、だましているような気がするのだ。
反対に、私の作品に、悪罵(あくば)を投げる人を、例外なく軽蔑する。
何を言ってやがると思う。
(
太宰治
)
15.
連載を毎週続けるのに
必要な才能というものがあるとしたら、
それは「不幸に恵まれる」才能だろう。
(
土屋賢二
)
16.
来た依頼を上手に断るためには「K・K・K」の法則があります。
断るときの手紙は3つの文章ですむという簡単な法則で、「キス・キック・キス」です。
(
中谷彰宏
)
17.
いちばん大事なことは、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書くということ。
(
井上ひさし
)
18.
「趣向」は世界を決して掘り下げ深めて行くことはしない。
妙な言い方になるが、世界を膨らますだけである。
「趣向倒れ」になることを用心しながら、わたしはやはり「趣向」を一生追う。
(
井上ひさし
)
19.
仕事なんてものは、なんでもないんです。
傑作も駄作もありやしません。
人がいいと言えば、よくなるし、悪いと言えば、悪くなるんです。
(
太宰治
)
20.
自分がこう決めたからこうするんだ、というふうにならないと、言葉を扱うとき間違います。
あくまで自分の使う言葉には責任を持つ。
外から言われた物差しで自分の言葉を使わないという態度をもつことが大事です。
(
井上ひさし
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ