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今日の
文章の書き方の名言
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1月2日
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1.
文章に善悪の区別、たしかにあり。
面貌(めんぼう)、姿態の如(ごと)きものであろうか。
宿命なり。
いたしかたなし。
(
太宰治
)
2.
僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。
一ヶ月かけても一行も書けないこともあれば、
三日三晩書き続けてた挙句それがみんな見当違いといったこともある。
(
村上春樹
)
3.
民衆の教育には、著述に依(よ)るのが、最も効果的のようです。
(
太宰治
)
4.
文章は少し下手な方が良い。
粋な奴がわざと服を崩して着るように。
( ラディゲ )
5.
自分で自分の作品の効果効果を口に出してなど言うべきでなかった。
口に出して言ったとたんに、また別のまるっきり違った効果が生まれる。
その効果を凡(およ)そこうであろうと推察したとたんに、また新しい効果が飛び出す。
僕は永遠にそれを追及してばかりいなければならぬ愚を演ずる。
(
太宰治
)
6.
多くの詩人たちに好んで扱われる素材は「そうであった自分」について、である。
彼らにとって「何をしたかったか」が問題ではなく「何をしたか」が問題なのである。
(
寺山修司
)
7.
絵画とは無声の詩であり、詩とは有声の絵画である。
(
コールリッジ
)
8.
自分が自分であることの不快、これが私が書きたいことだ。
(
車谷長吉
)
9.
やはり小説というものは、頭で考えてばかりいたって判るものではない。
書いてみなければ。
(
太宰治
)
10.
文章は簡単ならざるべからず。
最も簡単なる文章が最も面白きものなり。
(
正岡子規
)
11.
物語の基本的要素は「謎」である。
逆に言うなら、謎の提起とその解明、これこそが物語の正体なのだ。
(
井上ひさし
)
12.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
(
芥川龍之介
)
13.
自然を翻訳すると
みんな人間に化けてしまうから面白い。
崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか、
みんな人格上の言葉になる。
(
夏目漱石
)
14.
簡潔こそ、機智の真髄である。
(
シェイクスピア
)
15.
君は読み返されるようなものを書こうと苦心しているのか?
ならば、まず読まれるようなものを書くように心掛けたまえ。
(
ルナール
)
16.
詩は経験である。
それはたとえば煙草(たばこ)をのんだり、しゃべったり、金銭登録器をがちゃがちゃ鳴らしたり、頭にこってりとチックをぬったりするのと変わるところはない。
(
寺山修司
)
17.
誰でも、なんでもいうことができる。だから、
何をいいえるか、ではない。
何をいいえないか、だ。
(
長田弘
)
18.
にんげんの最後の疎外は自分の想像力からの疎外であり、それからの解放、自らの内臓の壁への落書きだけが「詩の創生」につながる、もっともラジカルな闘いだということになるのである。
(
寺山修司
)
19.
何かを説明するとき、(専門知識や専門用語を使って)必要以上にやたら正確に厳格に表そうとしなくてもいい。
それより、どんな言葉や例で表現すると理解しやすいかを考え、相手に合わせた表現を工夫することが先決である。
( 『「できる人」の話し方』 )
20.
言葉を深呼吸する。
あるいは、言葉で深呼吸する。
(
長田弘
)
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