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今日の
文章の書き方の名言
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1月2日
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1.
日本には、戦争の時には、ちっとも役に立たなくても、平和になると、のびのびと驥足(きそく)をのばし、美しい平和の歌を歌い上げる作家も、いるのだということを、お忘れにならないようにして下さい。
(太宰治)
2.
優れた文章書きは、なるべく小さく千切ったものを、相手に次々に提供していく。
(井上ひさし)
3.
君は君の仕事にやや満足しているのではあるまいか。
やるべきところ迄は、やり果した。
これ以上のものは、もはや書けまい、まず、これでよし等と考えているのでしたら、とんでも無い事です。
君はまだ、やっとお手本を巧みに真似る事が出来ただけです。
(太宰治)
4.
人間の体ってのは「言葉の容(い)れ物」にすぎないし、出し入れ自由である。
(寺山修司)
5.
我は人なり、人間の事とし聞けば、善きも悪しきも他所事(よそごと)とは思われず、そぞろに我が心を躍らしむ。
(太宰治)
6.
経験したかどうかでなく、経験したことも、経験しなかったことさえも、自分の言葉にできれば、自分のなかにのこる。
逆に言えば、言葉にできない経験はのこらないのです。
(長田弘)
7.
悲劇と喜劇は表裏一体だ。
どちらか一方だけで人間を描くのは、表現者として公正さを欠く。
(奥田英朗)
8.
我々(=作家)の仕事は、(人々の)平凡な一日を特別な一日にしていくことなんです。
この詩で、この戯曲で、この一冊の本を手に取ったことで、今日は特別な日になったということを実現していくために我々はいるわけです。
(井上ひさし)
9.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
(プラトン)
10.
世界を、過剰な色彩で覆ってはいけないのだ。
沈黙を、過剰な言葉で覆ってはいけないように。
(長田弘)
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