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今日の
読書に関する名言
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6月16日
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1.
絵本のような子どもの本から手わたされるのは、その絵本がもっている時間です。
もう一つの時間、アナザー・タイムが、そこにある。
(
長田弘
)
2.
この本を子どもが読んだらおもしろいだろう、子どものためになるのではないかというような目線で、子どもの本を見るのではなくて、なによりもまず、自分がこの本を読んでおもしろいだろうかという新鮮な眼差しで、子どもの本と付きあうということが、これからもっともっと大切になってくるのではないでしょうか。
(
長田弘
)
3.
私は推薦図書は書かない。
書店で手に取った時に、まるで自分を待ちかねていたかのような感じがする本が「あなたの本」だ。
立ち読みして文章が目に飛び込んでくるようだと、絶対に買いだ。
(
中井久夫
)
4.
今ある時代にむきあえるもう一つの言葉をもつことができなければ、そのもう一つの言葉の側から今という時間を新しく読みなおしてゆくということはむずかしい。
(
長田弘
)
5.
読まれたものは、
熟慮を重ねることによってのみ、
真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、
消化によって我々を養う。
(
ショーペンハウアー
)
6.
経書(けいしょ)を読むの第一義は、聖賢に阿(おもね)らぬこと要(かなめ)なり。
若(も)し少しにても阿る所あれば、道明(あきら)かならず、学ぶとも益なくして害あり。
(
吉田松陰
)
7.
学生たちによく推める読書法は、
まずはとにかく興味のある新書レベルの本を
手当たり次第に読みまくる。
続いて、特に興味のあるテーマが見つかれば、
そのテーマについての本を集中的に読みまくる。
投網漁法から一本釣り漁法へ。
あるテーマについて20冊くらい読めば、
ちょっとした専門家になれる。
(
苫野一徳
)
8.
随筆というものについてはいろんな見方があるが、
ひとことでいうと、
文章そのものを味わうことに尽きるのかもしれない。
もちろん随筆のなかには、
知識がおりこまれていなくてはならない。
思考ものぞかせなくてはならない。
(
荒川洋治
)
9.
道徳的、非道徳的な本などというものはない。
本というのは傑作か駄作かのどちらかだ。
(
オスカー・ワイルド
)
10.
短詩型文学は、散文を読むように読んではいけないのである。
そもそも「よむ」こと自体が詩となじまぬ。
朗唱、朗詠すべきであろう。
声にして、音にして、その響きが意識のほの暗い所をゆさぶる。
いわば心で読む。
舌頭(ぜっとう)に千転させて、おのずから生じるものを心で受けとめる。
そういうものでなくてはならない。
(
外山滋比古
)
11.
「知識」とは、「言葉で表せるもの」であり、「書物」から学べるものです。
「智恵」とは、「言葉で表せないもの」であり、「経験」からしか学べないものです。
すなわち、「智恵」とは、科学哲学者マイケル・ポランニーが「暗黙知」(Tacit Knowing)と呼んだものであり、「言葉で表せないもの」であるため、「書物」や「文献」をどれほど読んでも、決して身につかないものなのです。
(
田坂広志
)
12.
文学とは「火」である。
ドストエフスキー、カフカなどはまさに「火」である。
「火」の中に飛び込んだこともない者が、「火にさわったら、あちちよ。」と言うているのである。
(
車谷長吉
)
13.
満たされぬ思いをいだいて、
次から次へと本を読みあさるようなとき、
自分のほんとうに求めているのは、
未だ出会うことができずにいる、
ある一冊の本なのではないかと思う。
(
鶴ヶ谷真一
)
14.
燃やすに一番よいのは老木、飲むには古酒(ふるざけ)、信頼するには古友(ふるとも)、読むには古い著書。
(
フランシス・ベーコン
)
15.
小説は、読んで面白くなきゃ。
本の中に入り込んで、
自分がページに没入してるのを感じられるくらいでなきゃ嫌。
振り回されたい。
圧倒的なテクニックや、強烈な世界観に。
小手先の性悪女じゃなくて、
ファム・ファタル(=男を破滅させる魔性の女)
に巡り合いたいってことなんだろう
(
恩田陸
)
16.
本は最初から読み始めるが、
ビジネスは逆だ。
最後から始めて、
そこに達するためにしなければならないことをする。
(
ハロルド・ジェニーン
)
17.
作品の内と外とのぼんやりしたつながり、
そういう意味での持続感を基礎として
余情というものが成立するのだろう。
(
中村明
)
18.
人間の愚かさをまなぶために、本は読むべきだ。
地球上でもっとも思いあがっているのは
まちがいなく人間だろう。
(
長田弘
)
19.
紙の本と電子書籍の違いは実在と非実在のそれに近いかもしれない。
読むか読まないかは別にして紙の本はその存在自体が蔵書になりえるし、愛着の対象になりえる。
しかし、電子書籍は読みたいときにのみ作品、あるいはデータとして存在するに過ぎない。
(
志茂田景樹
)
20.
何かを勉強しよう、学ぼうというときには、
まず群れから離れて一人で立つ。
これが基本姿勢だ。
頭のよし悪しや、本をたくさん読んできたかどうかより、
単独者になれるかどうかが問われる。
(
齋藤孝
)
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