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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ １月４日 ☆
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1.
お念仏の救いは、称(とな)えたら助かる救いではありません。
「称える」という行為が「手柄」となって救われていくのでありません。
お念仏とは証拠であります。
私の救われていく証拠が、口から出て下さる南無阿弥陀仏であり、この私の身体をはたらき場所として、阿弥陀さまがはたらいておって下さる姿であります。
（ 渓宏道 ）
2.
「悟りの境地」なんてものはない。
そのつど「悟る」だけだ。
（ 鈴木大拙 ）
3.
この世には三種の人がある。
岩に刻んだ文字のような人と、砂に書いた文字のような人と、水に書いた文字のような人である。
（ ブッダ［シャカ］ ）
4.
とおい昔
死ぬほどに苦しんだ
あのことが
私を　ここまで
（ 浅田正作 ）
5.
老いる身に道がある。
病む身に意味がある。
死ぬ身に涅槃(ねはん)がある。
（ 作者不詳 ）
6.
人間とは
自分で自分の始末を
仕切れぬ者の
別名である
（ 高光大船 ）
7.
命を運ぶと書いて運命。
つまり運命とは、定められて仕方なくたどるものではない。
みずからの命を自分の力で運んでこそ運命といえるのではないか。
（ 大谷徹奘 ）
8.
人とならずして佛(ほとけ)になることはできない。
（ 廣瀬杲 ）
9.
ゆくすえに、宿をそことも定めねば、踏み迷うべき道もなきかな。
（ 一休禅師 ）
10.
仏法にふれるには
身辺の
なんでもないことを
ただ　こころをこめて
すること
（ 榎本栄一 ）
11.
房舎施（ぼうしゃせ）
（ 仏典『雑法蔵経』 ）
12.
ここには
虫けらや人間
何億種類のいのちあれど
人間だけが
ここを　我欲でよごす
（ 榎本栄一 ）
13.
枯草は
次のいのちのために
土に伏して
その実を抱いている
（ 浅田正作 ）
14.
念仏というのは、自分の口で称える念仏ではなく、口から出る念仏なのだ。
私が称える念仏ではなく、思わず私からこぼれ出るのが念仏なのだということです。
（ 宮城顗 ）
15.
死のうが、死ぬまいが、そんなことに用事はないがな。
（ 利井鮮明 ）
16.
急がなくてもいいことを、あなたは急いでいる。
（ 『大集経』 ）
17.
人間の憂いは、執着するよりどころによって起こる。
実に、執着するよりどころのない人は憂うることがない。
（ 『相応部経典』 ）
18.
考えすぎることは、
けっして頭がいいことではありません。
ほんとうに智慧(ちえ)があるとは、
その場その場でなにをすべきか、
さっと判断できるということなのです。
（ アルボムッレ・スマナサーラ ）
19.
幸せは自分で作る。
不幸せも自分で作る。
幸せも、不幸せも、まったく他の仕業ではない。
（ 『ジャータカ』 ）
20.
ひとりの寂しさを克服するには、逆に、付属物をひとつひとつそぎ落としていくしかない。
要は、自分は息をしている存在にすぎないと思うところまで行けば悟りが開ける。
これは禅の考え方にとても近い。
（ 齋藤孝 ）
21.
さびは鉄より生ずれど、
その鉄をきずつくるがごとく、
不浄(けがれ)ある行者(ひと)は、
おのれの業(わざ)により悪処(あしき)にみちびかれん。
（ 『法句経』 ）
22.
いいことは　おかげさま
わるいことは　身から出たさび
（ 相田みつを ）
23.
絶えず人に頼る者は、いつか必ず駄目になる。
カラスに運んでもらった亀は地に落ちた、
というのはよく知られた話だ。
（ サキャ・パンディタ ）
24.
心のこだわりをなくそうとするなら、まず人に施すことから始めて下さい。
施すのが惜しい時はなぜ惜しいかを徹底的に考えてみることです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
25.
人間一生夢の如し。
（ 仏教の教え ）
26.
人間到る処青山有り　
──　人間(じんかん)到る処(ところ)青山(せいざん)有り。
（ 月性 ）
27.
空(くう)と無の違いですか？
無はそこに無いんですが、空はそこにあるんです。
（ 永六輔 ）
28.
やたらと忙しいのはどんなものでしょう。
「忙」という字は「心が亡びる」と書きます。
（ 高田好胤 ）
29.
「笑う門には福きたる」とはよく言ったもので、
人間の気分というのは
行動によって左右されるところが大きい。
案外単純にできているものなのです。
（ 玄侑宗久 ）
30.
自己こそ自分の主(あるじ)である。
他人がどうして主であろうか？
自己をよくととのえたならば、
得難き主を得る。
（ 『法句経』 ）
31.
「幸せなときには、ありがとう」
「苦しいときには、力をください」
「寂しいときには、聞いてください」
、そして最後に
「地球のすべての人々が、いつも幸福で平和でありますように」と、
ちゃんと声に出して言ってください。
そうしますと、何か心が落ち着きます。
（ 瀬戸内寂聴 ）
32.
諸行無常
（ 『平家物語』 ）
33.
九（苦）を越えなければ
十の喜びに到り得ない。
（ 東井義雄 ）
34.
手本にはなれんが、見本ぐらいにはなれる。
（ 高光大船 ）
35.
比べて悲しむと自己を見失う。
比べて喜ぶと他を傷つける。
（ 豊島学由 ）
36.
人間は人間を決して救うことは出来ないし、ゆるすことも出来ない。
けれども人間は人間を思いやることは出来る。
他人の悲しみを悲しみ、他人の喜びを喜ぶことは出来る。
（ 瀬戸内寂聴 ）
37.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
38.
六十歳は人生の花、
七十歳で迎えがきたら、
留守だといえ。
八十歳で迎えがきたら、
早すぎるといえ。
九十歳で迎えがきたら、
急ぐなといえ。
百歳で迎えがきたら、
ぼつぼつ考えようといえ。
（ 仙厓和尚［仙厓義梵］ ）
39.
因果倶時（いんがぐじ）
（ 仏教の教え ）
40.
絶対に救われることのない私の自覚において、はじめて救済される。
（ 水島見一 ）
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