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蝶の名言
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1.
みなさまが野辺をそぞろ歩いておいでの時には、
（私は）蝶にでもなって、
お袖のあたりに戯(たわむ)れまつわりましょう。
（ 樋口一葉 ）
2.
青虫だって、
現状否定によって初めてチョウになれるのである。
（ 安部公房 ）
3.
蝶はモグラではない。
でも、そのことを残念がる蝶はいないだろう。
（ アインシュタイン ）
4.
幸せは蝶々に似ている。
追いかければ追いかけるほど、
ヒラヒラと身をかわし逃げてしまう。
でも、他のことに夢中になっていると、
静かにやって来て、
いつの間にかあなたの肩にとまっている。
（ 作者不詳 ）
5.
子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。
毛虫と蝶々が同じものであるわけはないんで、毛虫は毛虫として完成しており、蝶々は蝶々として完成してると思う。
（ 寺山修司 ）
6.
ヘビでもチョウでも、
もがいて脱皮して、
大人になるんです。
（ 金八先生 ）
7.
羽化したばっかの蝶の羽ってさ、触っちゃ駄目なんだってさ。
触れば羽は真っ直ぐ伸びずいびつになる。
黙って見てるしかないんだって。
（ 漫画『P2!』 ）
8.
花、無心にして蝶を招き
蝶、無心にして花を尋ねる
花、開くとき蝶来たり
蝶、来るとき花開く
知らずして帝則に従う　
（ 良寛 ）
9.
蝶児(ちょうじ)来たりて舞い、蝉(せみ)来たりて鳴き、小鳥来たりて遊び、秋蛩(しゅうきょう)、また吟(ぎん)ず。
静かに観ずれば、宇宙の富は殆(ほと)んど三坪の庭に溢(あふ)るるを覚ゆるなり。
（ 徳冨蘆花 ）
10.
生きながら針に貫かれし蝶のごと
悶(もだ)えつつなほ飛ばむとぞする
（ 原阿佐緒 ）
11.
諺は蝶に似ている。
蝶を幾匹か捕らえても、
ほかのは飛び去ってしまう。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
12.
なぜ自分の繭(まゆ)の中に閉じこもっているのか。
繭を破らなければ、美しい蝶にはなれないのに。
（ ヘーゼルデン財団 ）
13.
花が咲いたら其(そ)れをば二人同じような心持で眺めたい。
蝶が飛んだら二人して其れを追いたい。
然(しか)らずば花が咲いても蝶が飛んでも、世は枯葉の翻(ひるがえ)る秋の夕暮に均(ひと)しいではないか。
（ 永井荷風 ）
14.
幸せは蝶に似ている。
追いかければ見失ってしまうが、
じっと座っていれば、
飛んできて止まるからだ。
（ ヘーゼルデン財団 ）
15.
人生は曲がりくねった小道のようなものである。
まわりには花や蝶や果物があふれているのに、私たちの多くは次の曲がり角に隠れている幸福を探すことに人生をあらかた費やしてしまっている。
すぐそばにあって、手を伸ばしさえすれば自分のものになる幸福を、楽しもうとはしないのだ。
（ ヘーゼルデン財団 ）
16.
夜に飛ぶ蝶(ちょう)はいません。
夜に飛んでいるのは蛾(が)です。
（ 永六輔 ）
17.
女だって人間なんだ。
汗もかくし、醜くもなるし、便所へも行かなければならないんだ。
いったい、君は何を期待してるんだ。
ばら色の霧の中に飛んでいる金色の蝶々か。
（ レイモンド・チャンドラー ）
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