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1.
冬来るとあたりけだものくさきかな
2.
7)(上に立つ者は)金銭に恬淡(てんたん)たるべし。
3.
過ぎし日を重ねて楽し夜長かな
4.
女には、二十九までは乙女(おとめ)の匂においが残っている。しかし、三十の女のからだには、もう、どこにも、乙女の匂いが無い。
5.
自分の判断が常に正しい、とは決して思わない。そんなことかけらも思っていない。私にわかるのは、それが私にとってどうであるかということだけだ。それを世界に押しつける気持ちも全くない。ただ考えるきっ……
6.
他人の前で恥じるのは良い感情であり、自分自身の内部で恥じるのはより良い感情である。
7.
問題は誰にでもあるけれど問題を問題にしないことが肝心なのだ。たとえば金がなくてそのことをいつも悩んでいたら潰瘍ができてしまう、それこそ問題だ。その上相変わらず金は入ってこない。
8.
汚れちまった悲しみに いたいたしくも怖気(おじけ)づき 汚れちまった悲しみに なすところもなく日は暮れる
9.
いくつになっても人は何かを学ぶことができる。
10.
牡丹(ぼたん)の見頃はいつも旅にあり
11.
体力に確信がなかったら、人生、心細くないですか。
12.
生活は、われわれが自分の欲求との関係で事物を把握することを要請する。
13.
30歳以上(オーバーサーティー)の人間は信用するな。
14.
戦争は貴族だけではできません。兵がいてこそ可能ですわ。
15.
どんな辞書にも日常よく使われることばが入っていて、こまかい説明がついているけれども、実用派はそんなところを見ることがない。せっかくの宝が眠ったままである。もったいない。
16.
吠える犬は咬まぬ。
17.
自然の先(ま)ず第一の原理は、何ものも神的な力によって無から生ずることは絶対にない、という点である。
18.
どんなに給料や条件がよくても、本質的に好きになれない仕事は、いずれ立ちゆかなくなる。給料が他よりいいからとがまんしていても、その会社の業績が傾き、条件面が変わってしまったら、その仕事に対……
19.
人のつく手毬次第にさびしけれ
20.
春灯や借りたるペンを使ひ慣れ
21.
子ども達は批判よりも模範を必要とする。(ver.0)
22.
私達には、自分の考えを他人の表現に従って理解する事が無暗(むやみ)に多すぎる。
23.
野にひとり秋の没日は掌に抱かな
24.
我々には誰しも、不完全にしか習得していないためにいつまでたっても実際の役に立たない知識や技術がいくつかあるものです。
25.
憎悪は人生を暗くするのに対し、愛は人生を明るくする。
26.
困ったことに、知識が多くなると、自分で考えることをしなくなる。知識があれば、わざわざ自分で考えるまでもない。知識をかりてものごとを処理、解決できる。知識が豊かであるほど思考力が働かなくなる。
27.
多数決原理は、個人的選好と外的選好を区別できません。これはきわめて重要な事実です。つまり、多数決に従うかぎり、差別的偏見を持った人が多ければ、差別は永遠に解消されないのです。
28.
俳句人口が三百万人。この人たちが花鳥風月、つまり自然環境を守ると大変な力になるんですけどね。
29.
過疎地山あい谺(こだま)は好きな樹に生まれ
30.
結婚はしていても不健全な関係の夫婦を、私はたくさん知っている。結婚は何の保証にもならない。
31.
相手を理解するとは、自分と相手の違いを理解することです。
32.
言ひわけは電話ですます冬籠
33.
幸福になれるかどうかを大きく左右するものがたった一つある。それはものの考え方だ!(ver.0)
34.
私の持ち時間が 残り少ないのに気づき このすくない時間が まだ 私の両手にゆれ かすかに光り
35.
自分は才能は貧しくとも、芸術家としては一流でなくても、ほんものかにせものかという点では、断じてほんものであるという自覚、これが大切である。
36.
後では何時(いつ)でも後悔された。それなのに孤独に浸ることは、亦(また)怖いのであつた。それなのに孤独を棄てることは、亦出来ないのであつた。かくて生きることは、それを考へみる限りに於(おい)……
37.
人間だけは、不可能と思われることを成し遂げることができる。ただしそれには忍耐力がなければならぬ。
38.
松飾り一億のこころ今ぞあらた
39.
碑銘を記し、死者を悼むことは、ふるくから世界のどこでだろうと、詩人の仕事の一つだった。
40.
光る物すべてが黄金ではないけれど、笑顔はすべてが黄金だ。
41.
どんな人間の一生も、つまりは己へと向かう道だ。試行錯誤の道、かろうじて見える小道。だけど自分自身になれた者なんていまだかつていたためしがない。それなのに百人が百人とも、自分自身になろうと努……
42.
いざ闘うべきだと思ったときには、闘えるだけの胆力(ぐっと腹に入れる力のことです)を蓄えておかなくてはなりません。でもそれは本当にいざというときのためのものです。みだりにペンを剣より強くしちゃうのは……
43.
幸福は一夜おくれて来る。
44.
企業が勝っていこうと思うなら、第一線の社員がどんどん提案して、その提案を速やかに吸い上げていかざるを得なくなる。
45.
財宝も、高貴な生(うま)れも、又名家の誉れも、われわれの肉体にとってすら何の益にもならない以上、われわれの精神にとってもまた利するところは全くなしと断ぜざるをえない。
46.
釣り糸が長くてこそ、大きな魚も釣れる。
47.
明日開く莟(つぼみ)ばかりのバラを挿す
48.
自分と自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん、(自分は)変わりはじめる。
49.
秋雨(あきさめ)や身をちぢめたる傘の下
50.
河海(かかい)は細流を厭(いと)わず。
51.
人間は、誰でも最初から完璧な存在として生まれてはきません。一生を通じて、自分を成長、完成させるために、この世に生まれてきているのです。強くて、優しくて、清らかで、正しくて、厳しくて、温かい、全人格……
52.
どんな困難に直面しようとも、誰にも負けない努力を重ね、いつも明るく前向きな気持ちで懸命に働き続けることで、人生は必ずや豊かで実りの多いものになる。
53.
わたしは、論駁(ろんばく)されるほうがよいことなのだと思っています。なぜって、自分自身が最大の悪から解放されるほうが、他人を解放してやるよりも、よいことですからね。
54.
自立とは、ひとりで何かをすることではありません。人と共感しあい、協調しあって生きることです。ひとりでなんでもやっている子どもは孤立です。
55.
はっきり言って、曲づくりのルールなんてどこにもない。だからそれは結局のところ自分で見つけるしかない。
56.
批評は主観の産物である。しかし彼ら(=批評家)は言いっ放し、言われる方は反論の手段がない。しかも、一昔前のものさしで判断していることが多い。これは裁判官と良く似ている。しかし、裁判官は、「疑わし……
57.
寒雷(かんらい)やびりりびりりと真夜(まよ)の玻璃(はり)
58.
なんにもない机の引き出しをあけて見る
59.
私は、未来のある男を愛し、過去のある女を愛す。
60.
爽やかにありて処さねばならぬこと
61.
流れ藻を引き寄せをれば秋の蛇
62.
アメによって反応を引き出せはするが、同じ行動をさせ続けるためにはアメを与え続けなければならないという事実そのものが、アメの長期的効果(あるいはその欠如)についてのカギを提供している。
63.
老いにも狂気あれよと黒き薔薇とどく
64.
人は、自分ではない誰かのために、信じられないような力を出せる生き物なんだよ。
65.
河豚(ふぐ)は食いたし命は惜しし
66.
葉桜やこころさだめて明日を待つ
67.
おだやかにあれ こころよ のびやかに しなやかに はれやかに
68.
私どもは時々、不具な子供のやうないぢらしい心で、部屋の暗い片隅にすすり泣きをする。さういふ時、ぴつたりと肩により添ひながら、ふるへる自分の心臓の上に、やさしい手をおいてくれる乙女がある。……
69.
遠足に占領されし天守閣
70.
あなたは、考えうるあらゆる規模と方向の生命の富を表現するために、この世にあるのです。あなたは、より豊かに生きる生命の喜びを表現するために、この世にあるのです。
71.
小説の中に、「私」と称する人物を登場させる時には、よほど慎重な心構えを必要とする。フィクションを、どこの国の人でも、昔から、それを作者の醜聞として信じ込み、上品ぶって非難、憫笑(びんしょう)する悪……
72.
今日の大学は、近代劇のための劇場に換喩(かんゆ)されるならば、さしずめ「教授」は「俳優」である。
73.
才能という言葉が必要となるのは、ある高さまで行ってからで、努力によって自分の力を最大限にまで高め、その限界を乗り越えようとする時に、初めて才能というものが必要になってくるのではないだろうか。
74.
広報こそが経営戦略の重要な柱の一つだ。
75.
心理療法の根本は、「そこにいる」(=一緒にいる)ということで、それ以外のものでもないと言ってもいいくらいです。
76.
一流のスポーツ選手以外の99パーセントの人たちは、自分の能力の何割も使っていない。自分の能力を過小評価し、自動車のようなスピードリミッターを自分につけて、それ以上の能力を使おうとしない。
77.
(※恋愛小説における)アフォリズムは作者の存在証明、といってもよい。(中略)恋愛には批評の苦味(ビター)があってこそ、その甘味は倍加される。アフォリズムを読むたのしみは、恋愛小説においてこそ、強い……
78.
名を知らぬまま末枯(うらがれ)のうつくしき
79.
(コミュニケイションの得意な人は)常に「元気で明るい」という呪縛が「コミュニケイションは苦手だ」という意識を持つ人を大量に作っている。
80.
親が死んでも子供が一人で生きていけるよう、厳しく接するのも愛情。可愛い子には旅をさせよ。
81.
たきたての御飯のひかり冬の山
82.
安定性とお金の上に乗っかった瞬間、私は脳死する。
83.
幸福は心を若返らせ、不幸は心を老けさせる。
84.
音楽の本質は公約数的なものではなく、非常に個人的なもので成り立っていると思うんだよ。
85.
万人に理解できぬような芸術作品は無価値である。
86.
(逆ギレされるのは)怒り方が下手だから。怒ってる人が言葉をたたみかけるから。
87.
日本はもともと、オトナの住める国ではない。(日本の)オトナは子供と老人の奴隷である。
88.
真夜中に麦茶が減りぬ誰もゐず
89.
事実は、自然の事実であれ歴史の事実であれ、われわれに代わって決定を下すことはできないし、選択されるべき目標を規定することもできない。自然や歴史に目的や意味を導入するのはわれわれである。
90.
人の心の働きは埃を集める物と似ている。物も心もそれ自体は、なにがなぜ、くっついてくるのかわからない。でも、なんであれ、いったんくっつくと、もう離れてはくれない。
91.
国と付き合う前に興信所かどこかで調べてもらってね。あくまでもお付き合いは礼節をもって冷静にね。で、それでも本当に愛してると確信できたら、命は預けてね。
92.
生き疲れてたゞ寝る犬や夏の月
93.
幸福は外に求めるな、現在与えられている境遇の中に見いだせ。
94.
ざわめきの天より起(おこ)る落葉かな
95.
窯(かま)が熱くないうちは、パンを入れるな。(ver.0)
96.
はなということばは、ほんとうのはなとちがって、かたちもないし、いろもかおりもなく、てでさわることもできない。詩のなかのはなは、ほんとうのはながあるからこそうまれてきたんだ。でも、詩のなか……
97.
金が在(あ)れば生きてゆけるのか。
98.
わたしたちには、これまでに書かれた書物をできるかぎり読破し、そういう努力の上になにかましなことを一つ二つ付け加えて、その書物の山を後世に伝えるという役目もあるのではないか。
99.
忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
100.
人生を愛しているか? 愛しているのなら、時間を浪費してはならない。人生は時間によってできているからである。
101.
人を馬鹿と呼んではならない。その人からは物を借りよ。
102.
世界の事物や状態がかくかくであることは言語によってそうなるのである。
103.
人は一貫性を保つことによって、社会の他のメンバーから高い評価を受けられる。一般に一貫性は、論理性、合理性、安定性の核であり、一貫性を保っている人は、人格的にも知的にも優れていると考えられる……
104.
生きる価値なんて保留にしても生きていくことはできるんだって気づいたんです。そしたら急に楽になって、“そのまま流れに乗って生きていけばいいんだ”と思えるようになりました。
105.
夏を病み胡椒ひとふりの勝気
106.
幾何学は上手く測定する技術である。
107.
仲直り本(もと)ンの女房の声になり
108.
夕蝉(ゆうぜみ)の激しさ拒むすべもなし
109.
夢や目的を持たない幸福な人生だってある。
110.
どのような人の中にも、そんなことは知らないよ(=分からないよ)、という声の場所がある。しかし、わたし達は、あの、そんなことは知らないよ、という声が、自分の中に生きる限り、どのような苦しみの中でも、……
111.
私たち一人ひとりの内には静寂がある。宇宙のように広大な静寂だ。そして、その静寂を体験するとき、私たちは自分が何者であるかを思い出すのだ。(ver.0)
112.
賭博には必勝法が一つだけある。それはイカサマをすることである。「人工的に勝(かち)を演出する技術」といってもよい。
113.
「面白い」という言葉がある。ものごとが真に楽しく快くなるのは、面(おもて)=顔が青白くなるくらいまで打ち込む。それで初めて得ることのできる境地だという。
114.
ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり、ごめんなさいの数だけうつくしくなり、さようならの数だけ愛を知る。
115.
赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな
116.
国家がなすべきこと、われわれが国家の名においてなすべきことが、なされていない。そのかわりに、わずかな数の、ときにはただひとりですらもある、独自な市民が、ただ地道で持続的な努力によって、……
117.
我らをしていつも婦人に聴き惚らしめよ。かれらの実体に近よることなく、かれらの床(ゆか)しき匂ひとめろぢいに就(つ)いてのみ、いつも蜜のやうな情熱の思慕をよさしめよ。
118.
「料理=愛情」とは言えないし、愛情をかけたら必ずおいしくなるものでも、愛情がなければ必ずまずくなるものでもない。そもそもルーチンワークの日々の食事に、いちいち愛を込めていたら身が持たない。
119.
私は好きになりたいな、何でもかんでもみいんな。葱も、トマトも、おさかなも、残らず好きになりたいな。うちのおかずは、みいんな、母さまがおつくりなつたもの。
120.
基本的に、妄想は孤独から発する。体験や情報を世の中と共有し、社会の常識を実感し他者との交流によって現実感覚を刺激することによって、我々は「正常」を保っていられる。
121.
人生を批判的な視点で眺めている人は、幸せになることに怯えている。いたずらに幸せな気分を味わうのは、その後でひどい絶望が襲ってくることの前兆だと考えてしまうからだ。しかし、いったん幸せになれれば、ま……
122.
失敗は、もう少しで成功したのに、一つの要因だけでダメになったということもある。失敗に学ぶことは非常に多い。
123.
もっとも世俗を気にしている者は、芸術家である。
124.
子が食べて母が見てゐるかき氷
125.
美(=美しいもの)を手に入れた喜びの方が、果(はた)して酒の味を知った悪習より高級でありましょうか。
126.
ニューギニアやエジプトはネコがきたないんですよ。ネコいじめがひどいんです。ネコを見るとその国の文化がわかります。ペットから幸福を観察することができるわけです。
127.
多くの若者は、「大手・安定志向」だ。就職人気ランキング上位の企業を目指す。だが、そうした大企業の場合、若いうちに活躍できる余地はほとんどゼロである。60歳近くにならないと自由なことをやらせてく……
128.
小説だけではない。あらゆる読書は、著者の経験をうけとる、ということである。著者のこころの経験、あるいは、からだの経験、それを活字という手段をとおして、われわれはみずからのなかにとりこんでいる……
129.
戦うのは自分だよ。誰も助けちゃくれない。
130.
元日の茶筒枕になりたがる
131.
私が友人に求めるのは、ユーモアと下心のない態度。これは友情の最も大切な美点です。ユーモアとは、頭が良くてもったいぶらないこと。下心のない態度とは、寛容で親切ということです。
132.
自分が好きなこと、それしかやらない。そう決めるのは自分である。そう決めてちっとも差し支えない。ただ現実には、好きなことをするために、ほかのいろいろなことをしなくてはならない。それも好きになれば……
133.
我々は何者にも追いつこうとは思わない。だが我々は絶えず歩き続けたい、夜となく昼となく、人間とともに、すべての人間とともに。
134.
チーム・ワークができるのに五年や、十年では駄目なんだからね。
135.
水飯(すいはん)をこのみ貧しきには非(あら)ず
136.
スタッフを動かす時はね、一番動かしやすい言葉を使うの。それがたとえ嘘でも、それで現場がスムーズに動くなら。
137.
心が渇いてないか? 近くに林はあるか? 夜、星をみているか?
138.
九(苦)を越えなければ 十の喜びに到り得ない。
139.
花満ちて死者に無限の夜のありぬ
140.
うぬぼれとは、一つの楽しい幻想、生きるための幻想ですから、実質なんぞ何もいりません。
141.
あなたは表現された生命であり、その生命はあなたの繁栄と発展と前進に強烈な関心を持っています。
142.
道を求めて進む事は苦しい。しかし、道を求める心のない事はさらに苦しい。
143.
学校に畳の間(ま)あり歌留多(かるた)かな
144.
木枯の過ぎゆく末の音聞(きこ)ゆ
145.
不振に陥った企業の95%までは、事業そのものに故障があるのではなく、それに関係する人物に故障があります。
146.
誠実とは、心という貝の中にできる真珠である。
147.
正しい信念というのものは、劣等感を捨てさせることができる。
148.
ただ一つでも人に自慢できるものを持っていることがほんとうに幸せなのです。何でもいいから、一つのことを高校二年生ぐらいまでつづけていると、それはかならず何らかの形でみなさんの宝物になるのです。
149.
栄光は美徳の影である。
150.
小さな微笑みは「奇跡」である。小さな微笑みが失われれば、世界はあたたかみを失うからだ。
151.
自信とうぬぼれは違います。「自分を信じる」と書いて自信というのです。それは実力に裏打ちされてこそいえるのです。実力の裏打ちのない思い込みは、単なるうぬぼれです。(ver.0)
152.
人間の心というのは、小説みたいに、あんなにはっきり定まっているものでなく、実際はもっとぼんやりしているものじゃないのか。殊(こと)にも男と女の間の気持なんてその場その場の何かのきっかけで、意外な事……
153.
演劇固有の魅力は、正義に燃えて、やくざ乞食と暮すにある。
154.
(私が秘密主義であることは)私のあり方、私の生き方であり、それを非難される意味がわからない。
155.
誰でも、本当の美に遭遇すれば、ビビッと来るはずです。
156.
心の平静と幸福にいたる道は一つしかありません。したがって、早朝目覚めたときも、日中も、また夜遅く眠りにつくときも、常にこの道から離れてはなりません──その道とは、外的なことを一切、自分のもの……
157.
自然は我々が生を維持し、しかも快適なものとする手段をもたらしている。
158.
人を愛することができるのは自分を愛している人です。自分を本当に大切に健やかにしたい、そうして自分を大切にする心がある人が、自分を愛すること以上に人を愛するようになる。それが最高の愛です。
159.
人は自然が与えたすべての特徴を美化し、ときには誇張したがる。
160.
僕らの生活は、僕らの認識によって、喧嘩にもなるし愛にもなる。認識とは、非常に面倒なものです。その面倒なところに人生があるのです。そこの値打ちを知らないといけない。
161.
行き行きて五十路の坂も越えにけり 遂に寂しき道と思わん
162.
誰も、己れの心を、自分の感じ方でしか感じはしないし、己れの語り方でしか語れはしない。
163.
無味無臭而(しこう)して無策冴(さえ)返る
164.
気がつくといつもそこにあるのが大きな樹です。いまわたしたちが生まれる前からそこにあって、いまのわたしたちが死んだ後もきっとそこにあるだろう樹。それが樹自身が示している、樹の在り方です。
165.
死んでしまっては何にもならんよ。幸せってものは生きていてこそ感じられるんだ。噛みしめられるんだよ。考えてもみろ。死んでしまったら肉体が無くなって魂だけになるだろ。魂だけでは幸せを実感するこ……
166.
少女には少女の自由を許さなければならない。ただし、それを利用する機会は与えるべきでない。
167.
夢見てた未来は それほど離れちゃいない また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
168.
欲というのはどなたにもありますもので、「おれはもう、無欲だよ」なんてえことをいいますが、まァ、本当の無欲の人なぞないといってよろしい。
169.
わが鬱の淵の深さに菫(すみれ)咲く
170.
たしかに僕の胸は無限の青空のようだ。たしかに僕の胸は無限に突進んで行けそうだ。僕をとりまく世界が割れていて、僕のいる世界が悲惨で、僕を圧倒し僕を破滅に導こうとしても、僕は……。
171.
強い男でなければ、私と一緒に暮らすのはとても難しい。そしてその人が私よりも強ければ、私がその人と暮らすことは不可能なのだ。
172.
若くして結婚せよ。生まれる息子、娘が、汝の良き友となるのに間に合うように。
173.
颱風(たいふう)の夜(よ)は紺青(こんじょう)の絽(ろ)の寝間着
174.
人間、そういつまでも息を止めてはいられない。いずれはきっと、ふたたび息をしなければならない時が来る。たとえその空気が汚染されていて、いずれその空気に命を奪われるとわかっていても。
175.
どうも、焼き物の姿というものは、中身は何でもよい、酒でも種子でも骨でもよい、ともかく物を大切に入れて蓄えるという用を買って出たところに、一番、物に動じない姿を現すようである。
176.
笑い顔すべてが友ではない。怒り顔すべてが敵ではない。(ver.0)
177.
大規模な組織の存在するところでは、どこでもこれら(=官僚性)の特徴があらわれて来るのである。今日、労働組合、教会、社会事業団体、大会社等はすべてその代表する利益の規模と、その事務の複雑性のため……
178.
自尊心を失う十八の心得──7.自分の欲求は二の次で(あるいは無視し)、もっぱら他人に奉仕する。
179.
憎しみというのは、過去に執着していること。
180.
(息子に)あんなにやかましく、こまごま言ってやるのは、わしの、深く考えた上での計略なんだ。あの子だって、うるさいとは思っていながら、自分に何かとやかましく言ってくれる者が在るという思いは、また、あ……
181.
誰だって楽しく生きたいさ。だが世間は甘くねえ。
182.
行けど行けど一頭の牛に他ならず
183.
宗教とは「気づく」ものなのです。疑って、疑って、そのあげくに、ハッとして、なあんだそういうことか、と了解するものです。