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[ 名言 ]
笑顔を使いきった人間ほど、
(誰かの)笑顔を必要とする者はいない。

[ 出典 ]
「クリスマスの笑顔」(広告文)
デール・カーネギー著『人を動かす』の中で引用
※元ネタの出典は、フランク・アービング・フレッチャーとある

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〈全文〉
(笑顔は)元手が要らない。
しかも、利益は莫大。
与えても減らず、
与えられた者は豊かになる。
一瞬間見せれば、
その記憶は永久に続く。
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どんな金持ちも
これなしでは暮らせない。
どんな貧乏人も
これによって豊かになる。
__ Link __

(笑顔は)家庭に幸福を、
__ Link __
商売に善意をもたらす。
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(笑顔は)友情の合い言葉。
__ Link __

(笑顔は)疲れた者にとっては休養、
失意の人にとっては光明、
悲しむ者にとっては太陽、
悩める者にとっては自然の解毒剤となる。
__ Link __

(笑顔は)買うことも、強要することも、
借りることも、盗むこともできない。
無償で与えて初めて値打ちが出る。
__ Link __

……笑顔を使いきった人間ほど、
(誰かの)笑顔を必要とする者はいない。
__ Link __

[ 解説 ]
家族や友人、身の回りの人に笑顔のなくなった人はいませんか?
もしそんな人がいたら、温かく微笑みかけてあげましょう。
疲れ切った心、疲れ切った体には、身近な人の微笑みが一番の癒しになります。


■温かい笑顔さえあれば、下手な慰めの言葉など不要です。
口だけなら何とでも言えます。
それに慰めの言葉というものは、たいていは空々しく感じられることが多いからです。
相手にとっては、言葉はうっとうしいだけ。
それよりも、黙って笑顔で一緒にいてあげることです。


■ところで日本人は、笑顔が下手だ、ニヤニヤ笑いだとよく言われます。
特に外国人から評判が悪い。
「ニヤニヤ笑い」といえば、不思議の国のアリスに出てくるチェシャ猫を思い出しますね。
「ニヤニヤ笑い」された方にとっては、馬鹿にされているようであり、また無気味でもあります。


■ではなぜ、日本人の笑顔は「ニヤニヤ笑い」になるのでしょう?
外国人の前では言葉の壁があるため、とりあえあず微笑んで、敵意がないことを見せようというのも一つの理由でしょう。
しかし一番の理由は、心の中では「笑顔」ではないことです。
つまり、心では笑っていないのです。
これは、日本人に多い閉鎖的心理が影響しているのかもしれません。
もちろん、すべての日本人がそうだという訳ではありません。
また、どんな人でも本当に心の許せる友達や家族に対してだけは、素敵な笑顔を見せるものです。
それでも日本人というのは、やはり基本は「無表情」な人種なんだなと、よく感じます。


■いずれにせよ、真心のこもった笑顔は、本当にその人のことを愛している、気にかけている人にしかできません。
作り笑顔か、心からの笑顔かは、目を見ればわかります。
ましてや、笑顔に飢えている人ほど、嘘の笑顔を見抜くものです。


■落ち込んでいる人を慰めるなら、笑顔がニヤニヤ笑いにならないよう注意しましょう。
相手に対して「ざまあみろ」という気持ちが少しでもあれば、どうしてもニヤニヤ笑いになります。
それを察知した相手は、馬鹿にされたと思って逆上するかもしれません。
この悔しさと恨みは一生消えません。
昔、わたしが仕事で大失敗したときに、慰めの言葉をかけてくれた同僚がいました。
その笑顔の目の中に「喜び」の輝きが見えたことを未だに覚えています。


■あなたは本当に慰めたいのでしょうか?
心から励ましたいと思っていますか?
もし神に誓ってそうだと言い切れないなら、むしろ放っておいてあげるべきでしょう。
それがせめてもの情(なさけ)というものです。
(ながれおとや)


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