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夢中こそ人生の魔法。
Mr.マリック
(日本のマジシャン、1948〜) 人は、現状に不満があると、何かいいことないかなぁ、奇跡でも起きないかなぁと、たいてい思うものです。
しかし、「奇跡」が起こるのを期待するばかりで、実際に自分から行動を起こす人は、あまり多くありません。 また、「魔法や超能力が使えたらいいのに」というような、子供じみた幻想を抱いたりします。 実は私も「超能力が使えたらと思うタイプ」で、何度もスプーン曲げに挑戦してみるのですが、いまだに1ミリも曲げることはできません。 ■結局、魔法や超能力に頼ろうとするのは、単に楽をしようとしているだけなのかもしれません。 魔法や超能力がおそらく実在しないことは、誰でも心の中では分かっています。 それでも、ありもしないものに力を頼ろうとするのは、本気で実現を願っていない証拠だとも言えるでしょう。 つまり、その程度の願いだということです。 ■しかし、「魔法使いの魔法」は存在しなくても「魔法のようなもの」は存在します。 それは、何かに夢中になることです。 人は、夢中になると、それに努力を惜しまなくなります。 好きなことに対する努力は、「苦痛」ではなく、「楽しいこと」になるからです。 ■寝食忘れるほど熱中し、ひたすら努力を続ける。 練習を繰り返し、工夫を重ねて行く。 そうしていくうちに、ひたむきな努力の効果が表れてきます。 「夢中になった何か」が、大きく花開くのです。 そして、始めたときの「ひどい状態」を思い出して、「まるで魔法みたい」と感じることでしょう。 そうです。 これこそが「実在する魔法」なのです。 ■人生において、「魔法のようなこと」は、努力しない限り起こりません。 また、ちょっとやそっとの努力で起こるようなものでもありません。 しかし、寝食忘れるほど「夢中になれるもの」になら、「魔法のようなこと」の起こる確率はずっと高くなります。 ■人生において大切なのは、「夢中になれるもの」を見つけることです。 「見つけたけど魔法が起きない」と言う人もいるかもしれません。 しかしそれは、まだ時間と努力が費やされていないからです。 そんなにすぐには「実在する魔法」の効果は表れません。 また、「本当に夢中になれるもの」ではない可能性もあります。 「心底夢中になれるもの」でなければ「魔法」は起きません。 だからこそ、「夢中になれるもの」の見極めが一番重要なのです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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