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[ 名言 ]
寒星(かんせい)や神の算盤(そろばん)ただひそか

[ 出典 ]
中村草田男[なかむら・くさたお]
(俳人・国文学者、1901〜1983)
句集 『銀河依然』

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[ 意味 ]
冬の夜空に星々が冷たく輝いている。
神はこれらの星々を算盤の珠(たま)のように使って、この世界を運営するための計算を密かに行なっているのだろうなあ。

[ 補足 ]
※寒星(かんせい)=冬の夜空に冷たく冴え渡って光る星。
冬は空気が澄むため、一年で一番星が美しく見える時期であり、とりわけ星が輝いて見えることから言う。
冬の季語。

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