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恋の終わったところから愛は芽生える。
これは人間を移ろい易く出来そこないにつくってしまった造物主が考えだした窮余(きゅうよ)の一策としてつけたおまけではなかっただろうか。 瀬戸内寂聴[せとうち・じゃくちょう]
(小説家・天台宗の尼僧、1922〜2021) 『ひとりでも生きられる』 〈全文〉
人間の心は移ろい易いものだし、情熱は必ず衰えるものだ。 恋の永遠性などある筈(はず)がない。 __ Link __ しかし、恋の終わったところから愛は芽生える。 これは人間を移ろい易く出来そこないにつくってしまった造物主が考えだした窮余(きゅうよ)の一策としてつけたおまけではなかっただろうか。 __ Link __
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( 鬼頭誠一 )
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( 高坂勝 )
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