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今日の
長田弘の名言
☆
11月5日
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1.
経験というのは、かならず言葉を求めます。
経験したというだけでは、経験はまだ経験にはならない。
経験を言葉にして、はじめてそれは言葉をもつ経験になる。
(
長田弘
)
2.
今日、ひつようなのは、一日一日の、
静かな冒険のためのことば、祈ることばだ。
(
長田弘
)
3.
海を見にゆく。
それは、わたしには、
秘密の言葉のように親しい言葉であり、
秘密の行為のように親しい行為だった。
(
長田弘
)
4.
ことばは感情の道具とはちがう。
悲しいということばは、
悲しみを表現しうるだろうか?
(
長田弘
)
5.
子どもにはこういう本、
大人にはこういう本、
老人にはこういう本というような、
壁で囲むような考え方は、
わたしたちにとっての本の世界を
すごく狭く小さなものにしてしまう。
(
長田弘
)
6.
毎日のあわただしい時間のすぐそばに、ほんとうは忘れてはいけない「何か」を思いださせてくれる明るい場所があると、気もちがきれいになる。
(
長田弘
)
7.
胸のドアを開けなくちゃ
ねこが きみの
こころにはいれるように
胸のドアを開けなくちゃ
(
長田弘
)
8.
書くというのは、じぶんの言葉をたずねるということだとおもえる。
いつだって書いてみるまで、書き終えるまで、何を書くか、訊(たず)ねられてもこたえられない。
何かをいいあらわしたい欲求がある。
その何かを知りたいから、書く。
(
長田弘
)
9.
(短歌や漢詩だけでなく)日本の歌もそうですが、山と川で表現しているのは、変わらないものがそこにある、ということなんだ。
(
長田弘
)
10.
結局、良心の基準以上の、何もないのだ。
(
長田弘
)
11.
もっとずっと考えられなければいけないのは、われわれの持つ風景とは何だろうか、懐かしい風景をつくりだすものは何だろうかという問いかけではないか。
(
長田弘
)
12.
孤独とよばれる
あの繊細な感情の歴史を、
もう誰も教えない。学ばない。
誰も切望しない、
孤独に耐えることなんか。
そして、わたしたちは、
孤独であることを拒んで、
仏頂面の不平家になったのである。
(
長田弘
)
13.
かんがえてみれば、人生はつまるところ、誰と食卓を共にするかということではないだろうか。
(
長田弘
)
14.
経験したかどうかでなく、経験したことも、経験しなかったことさえも、自分の言葉にできれば、自分のなかにのこる。
逆に言えば、言葉にできない経験はのこらないのです。
(
長田弘
)
15.
この世からいちばん遠い場所が、
ほんとうは、この世に、
いちばん近い場所だ
(
長田弘
)
16.
親しい仲にも秘密がある。
ひとの秘密には手をふれてはいけないのだ。
(
長田弘
)
17.
神は、ひとをまっすぐにつくったが、
ひとは、複雑な考え方をしたがるのだ。
(
長田弘
)
18.
新しい本を追いかけて読む。
必要な本を探す。
街の(ちいさな)本屋はそうした探索にはむいていない。
択びぬかれたといった本はない。
普通の暮らしにあればいいとされるような本が置いてある。
(
長田弘
)
19.
無名であることの誇りこそが、
おろかな人間たちのあいだで生きるすべての猫たちに、
つねに独自の威厳をもたらしてきた。
(
長田弘
)
20.
死によってもたらされるのは虚しさですが、いちばんいい記憶を後に遺してゆくものもまた、しばしば死です。
(
長田弘
)
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