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今日の
長田弘の名言
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11月4日
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1.
いい年になったらちゃんと本を読み、若いときにちゃんとジョギングをしたほうがずっといい、と思う。
いい年になったらというのは、一人に返される年齢になったら、ということです。
(
長田弘
)
2.
九十九年生きても、人の一生は一瞬なのだ。
(
長田弘
)
3.
読むことは、本にのこされた
沈黙を聴くことである。
(
長田弘
)
4.
過去も現在も未来もないんだ。
時間は過ぎ去りもしないし、新しくもやってもこない。
うつくしい時間は、つねに、いまここに、目の前にあるんだ。
静かな日の光のように。
(
長田弘
)
5.
親しい思いをもっていた人の死を知ったとき、不意に、その人と共有した時間の感覚が一瞬ありありとよみがえってくることがあります。
死によって明るくされて、ずっと忘れていた大切な記憶のかけらに気づく。
(
長田弘
)
6.
「要約すれば主題はこうである」みたいな読みかたは、けっしてよくないんです。
そういう読みかたをつづければ、まず確実に、かんがえるということの快楽や、文体への感受性といったものは落っこちてってしまうのです。
(
長田弘
)
7.
(人生を)日の数で、数えてはいけない。
人生は、夜の数で数えるのだ。
(
長田弘
)
8.
読書について、
「どういう本を読んだらいいのか」という質問は、
じつに不要な質問なのです。
(
長田弘
)
9.
得たものによってではなく、失ったものによってしか語れないものがあります。
(
長田弘
)
10.
花々があって、奥行きのある路地はうつくしい。
(
長田弘
)
11.
席はいっぱいだが、群れなしているものはいない。
誰も寛(くつろ)いでいるが、崩れていない。
声は聞こえても、話は聞こえない。
ためらわれるほど静かでなく、うんざりするほど騒がしくないこと。
つまらない表情をした淋しい男がいないこと。
けたたましく笑う女がいないこと。
(
長田弘
)
12.
無闇なことばは、人を幸福にしない。
(
長田弘
)
13.
空の色は記憶にしかとどめることはできないのだ。
(
長田弘
)
14.
歌はただ歌であるというだけでなく、歌がくれる「何か」なのだ。
(
長田弘
)
15.
結局、やめなかったことが、わたしの人生の仕事になりました。
──読むこと。聴くこと。そして、書くこと。
(
長田弘
)
16.
(本は)わからないままに読んで夢中になることだってある。
そういうところに、むしろ本の不思議な魅力はある。
(
長田弘
)
17.
当たり前で何でもない、目に映っていないというふうにみえるものが一番われわれにとって大事な奇跡である。
(
長田弘
)
18.
平和というのは、平和とはこういうことなんだといおうとすると、どうしてもちがってしまうような言葉なんですね。
しかし、平和という言葉は、平和とはこういうものだということをいう言葉ではないのだ、とおもう。
わたしは、平和という言葉がよくわからない言葉であるということを、むしろ重く考えたいんです。
よく分からない言葉だから、それは繰り返し問いかけてきて、かんがえさせられる言葉なんだとおもうのです。
(
長田弘
)
19.
(わたしにとって、詩は)
生きられた人生の、
書かれざる哲学を書くこと。
(
長田弘
)
20.
(真実を見つけようと)必死になりすぎるのはまちがいだ。
真実というのは、遠くに必死に探さなくとも見つかるはずだ。
すぐ近くにあるのに、こっちがわからないでいるだけだ。
それが出発点だ。
(
長田弘
)
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