名言ナビ
→ トップページ
今日の
長田弘の名言
☆
10月14日
☆
→ 日別名言メニュー
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
この本を子どもが読んだらおもしろいだろう、子どものためになるのではないかというような目線で、子どもの本を見るのではなくて、なによりもまず、自分がこの本を読んでおもしろいだろうかという新鮮な眼差しで、子どもの本と付きあうということが、これからもっともっと大切になってくるのではないでしょうか。
(
長田弘
)
2.
すぐれたものはありふれたものだ。
(
長田弘
)
3.
本を探す楽しみも、…その本を読むたのしみのうちにあるとおもう。
(
長田弘
)
4.
詩の言葉は、意味をあらわす言葉なのではない。
そうではなくて、いいあらわすことのできない意味をちゃんと手わたすための言葉が、詩の言葉だ。
詩の言葉がおかれるのは、いいあらわしえぬ意味がそこにある、その場所なのだ。
(
長田弘
)
5.
行為じゃない。
生の自由は存在なんだと。
(
長田弘
)
6.
(音楽は)悲しみをうたう言葉ではない。
苦悩をきざむ言葉ではない。
私が私について語る言葉ではない。
ハイドンは言った。
語るのは音だ。
音がみずから語りたがっていることを、
誰も思ってもみないやり方で語らせるのだ。
(
長田弘
)
7.
風景というものを生きる、あるいは風景の語っている言葉でない言葉というものを書き取る。
(
長田弘
)
8.
大事なことばは、どんなときにも一つです。
Here I am と言えることば。
心の地球儀をくるくる回して、Here I am とゆびさすことのできることば。
(
長田弘
)
9.
故郷というのは、変わらない風景のことだろうか。
ほんとうは、変わってしまった時代のことなのではないか。
(
長田弘
)
10.
ことばというのは、本当は、勇気のことだ。
人生といえるものをじぶんから愛せるだけの。
(
長田弘
)
11.
なくてはならないもの。
何でもないもの。なにげないもの。
ささやかなもの。なくしたくないもの。
ひと知れぬもの。いまはないもの。
さりげないもの。ありふれたもの。
もっとも平凡なもの。
(
長田弘
)
12.
描かれていない色を見るんだ。
聴こえない音楽を聴くんだ。
語られない言葉を読むんだ。
たのしむとは沈黙に聴きいることだ。
木々のうえの日の光り。
鳥の影。
花のまわりの正午の静けさ。
(
長田弘
)
13.
自分が選びとった言葉のなかに、じつは選びとられるのが自分なのです。
何を美しいと思うかというそれだけのことでも、その人をもっともよく語りうるというのが言葉です。
(
長田弘
)
14.
過去も現在も未来もないんだ。
時間は過ぎ去りもしないし、新しくもやってもこない。
うつくしい時間は、つねに、いまここに、目の前にあるんだ。
静かな日の光のように。
(
長田弘
)
15.
人ひとりいない風景は、
息をのむようにうつくしい。
(
長田弘
)
16.
歴史が思想の現在としてでなく、現在をもたないただの過去のようでしかないことを思いださせる、毎夏の風景。
(
長田弘
)
17.
空の色は記憶にしかとどめることはできないのだ。
(
長田弘
)
18.
何歳のときのじぶんが好きですか。
上手に歳をとることができるとおもいますか。
(
長田弘
)
19.
今日の時間というのは季節を持たない時間、時計が刻む時間です。
近代が作ってきた社会というのは、時計が刻む時間を元にしてきました。
(
長田弘
)
20.
親しい仲にも秘密がある。
ひとの秘密には手をふれてはいけないのだ。
(
長田弘
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ 日別名言メニュー
→ 今日の名言(テーマ別)
→ 今日の名言(星 座 別)
→ 今日の名言(血液型別)
→ 日別の名言(テーマ別)
→ 日別の名言(星 座 別)
→ 日別の名言(血液型別)
→ トップページ