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今日の
長田弘の名言
☆
10月13日
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1.
いつかはない
いつかはこない
いつかはなかった
(
長田弘
)
2.
考えはとりかえることができるかもしれないが、
考えかたはそう簡単にとりかえることはできない。
その人のもつ考えかたは、
その人のもつ生きてある習慣と根ざしているからだ。
(
長田弘
)
3.
海を前にする時、言葉は不要だと思う。
(
長田弘
)
4.
死の知らせを聞くと、
どうしてか近しく、懐かしく思われる。
そうなのだ。
もっとも遠い距離こそが、
人と人とをもっとも近づけるのだ。
(
長田弘
)
5.
いま、ここという感覚が失われてしまえば、じぶんなんてものは、あっさり見失われてしまうのだ。
(
長田弘
)
6.
口に出して言ってみるまでは、
そうだとじぶんでもおもっていない。
口に出して言ってみたばかりに、
その言葉をじぶんで追いかけるのだ。
(
長田弘
)
7.
いま、ここに在るという
感覚が、すべてだ。
どこにも秘密なんてない。
(
長田弘
)
8.
森の木がおおきくなると、
おおきくなったのは、
沈黙だった。
沈黙は、
森を充たす
空気のことばだ。
森のなかでは、
すべてがことばだ。
ことばでないものはなかった。
(
長田弘
)
9.
季節感というのはごく当たり前のように思っているけれども、われわれはそういうものにすごく動かされている。
(
長田弘
)
10.
平凡でない人生はない。ただ、
人生は人生というオルガンなのだ。
問題はただ一つ、それをどう弾くかだ。
(
長田弘
)
11.
得たものによってではなく、失ったものによってしか語れないものがあります。
(
長田弘
)
12.
他にどう言っていいかわからない感情を、いっぱいに容れる旋律をもった言葉が、歌だ。
(
長田弘
)
13.
子どもの本の場合、子どものためでなく、自分の中の子どもだった時代に向けて書いていることが多いですね。
(
長田弘
)
14.
戦争に勝った側にのこるのは、
戦争の理念です。
戦争の理念というのは、
「戦争は解決である」と信じること。
戦争に敗れた側は、
戦争の理念を失います。
戦争の理念を失うというのは、
「戦争は解決ではない」と思い知ることです。
(
長田弘
)
15.
ここにいない人と話すこと。
死者と語らうこと。
黙って、語らうこと。
黙って語らうというのは、いまここにいない人にむかって、問いかけるということです。
(
長田弘
)
16.
夕陽を眺めるのに不要なものは一つだけ、むだなことばだ。
(
長田弘
)
17.
時に自分との闘いだったり、
自分で自分を励ますことだったり、
本の言葉の向こうに、
つねにもう一人の自分を見いだしていくのが読書。
(
長田弘
)
18.
「疲れた」ではじまる話はよそう。
(
長田弘
)
19.
石(=墓石)に最小限の文字を刻みこむように、記憶に最小限のことばを刻むことは、いまでも詩人の仕事の一つたりえているだろうか。
(
長田弘
)
20.
とどまるのが記憶であり、じぶんのうちに確かにとどまって、じぶんの現在の土壌となってきたものは、記憶だ。
(
長田弘
)
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