名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
12月16日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
今更に感ぜられるのは、境遇につれて変わり行く人々の感情であった。
(
田山花袋
)
2.
其日(そのひ)に自分が為(や)るだけの務めを為(し)て了(しま)ってから、適宜(いいほど)の労働(ほねおり)を仕(し)て、湯に浴(はい)って、それから晩酌に一盃飲(や)ると、同じ酒でも味が異(ちが)うようだ。
これを思うと労働(ほねおり)ぐらい人を幸福にするものは無いかも知れないナ。
(
幸田露伴
)
3.
道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路(みち)でも足の向く方へゆけば、必ずそこに
見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。
(
国木田独歩
)
4.
献身などというが、それは、
そのことが自分を満足にさせるから喜びを感じる。
(
山本周五郎
)
5.
わが息の虚空(こくう)に散るも嬉しけれ
年の明けたる一日(いちにち)二日(ふつか)
(
与謝野晶子
)
6.
人は境遇と交友とに由(よ)りて、知らずともよき事まで知り、感得すべからざる事までも感得す。
(
国木田独歩
)
7.
品性の美はすべての美中の最美なものである。
(
国木田独歩
)
8.
他人の位置に時々自分をおき、自分の位置に他人をおき、他人の気持ちを察し、小我をのさばらすな。
(
武者小路実篤
)
9.
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
(
三島由紀夫
)
10.
夫婦は苦しめ合い、苦しめ合うのが当然だ。
慰めいたわるよりも、むしろ苦しめ合うのがよい。
人間関係は苦痛をもたらす方が当然なのだから。
(
坂口安吾
)
11.
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
(
三島由紀夫
)
12.
自分の愛情は疑っても、嫉妬は疑わないわ。
(
川端康成
)
13.
世の中に正直が勝たないで、外(ほか)に勝つものがあるか、考えてみろ。
今夜中に勝てなければ、あした勝つ。
あした勝てなければ、あさって勝つ。
(
夏目漱石
)
14.
女性は先天的に愛の天才である。
どんなに愚かな身勝手な愛し方をする女でも、
そこには何か有無を言わせぬ力がある。
(
三島由紀夫
)
15.
崇高なものが現代では無力で、滑稽なものにだけ野蛮な力がある。
(
三島由紀夫
)
16.
自分の欲望を制すれば成功し、自分本位では失敗するということ。
人間が言葉を使うと同時に、言葉も人間を使うことがある。
(
谷崎潤一郎
)
17.
読んだだけ、聞いただけがただ残っていくという意味の物知りがいる。
これは知恵というものにはならない。
(
志賀直哉
)
18.
これから諸君が逢わねばならぬ大人は、最悪の教師の何万倍も手強いのです。
そう思ったら、教師をいたわって、内心バカにしつつ、知識だけは十分に吸いとってやるがよろしい。
(
三島由紀夫
)
19.
古来賭博に熱中した厭世主義者のないことは如何(いか)に賭博の人生に酷似しているかを示すものである。
(
芥川龍之介
)
20.
これは社交ではありません。
御互(おたがい)に体裁の好(い)い事ばかり云い合っていては、何時(いつ)まで経(た)ったって、啓発される筈(はず)も、利益を受ける訳もないのです。
貴方(あなた)は思い切って正直にならなければ駄目ですよ。
(
夏目漱石
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ