名言ナビ
→ トップページ
今日の
日本の文豪の名言
☆
7月25日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
どうすればいいのだ。
己(おれ)の空費された過去は?
(
中島敦
)
2.
芸術は「通俗」であってはならぬが、しかほど「俗悪」であっても良い。
人間自体が俗悪なものだから
(
坂口安吾
)
3.
センスとは相手の気持ちを読みとること、ただそれのみだ。
(
三島由紀夫
)
4.
青年(=青年作家)の仕事はこの(書く自我と書かれる自我との)分裂の過程を写すものであるだけに、一生のうちで一番困難な仕事だと思われる。
書く自我が確立される前に、書く自我と書かれる自我との分裂を書かねばならないのだから。
(
三島由紀夫
)
5.
金をもうけることを目的としている守銭奴、ないしは利殖家、そういうものは別として、普通の最大多数の人間の生活では、金は従属的なものであって、主体性はないものである。
(
山本周五郎
)
6.
この世で生きてゆくということは、損得勘定じゃあない。
短い一生なんだ、自分の生きたいように生きるほうがいい。
(
山本周五郎
)
7.
自己の個性の発展をなしとげようと思うならば、同時に他人の個性も尊重しなければならない。
(
夏目漱石
)
8.
読んだだけ、聞いただけがただ残っていくという意味の物知りがいる。
これは知恵というものにはならない。
(
志賀直哉
)
9.
元来何しに世の中へ面(つら)をさらしているんだか、解(げ)しかねるやつさえいる。
しかも、そんな面に限って大きいものだ。
(
夏目漱石
)
10.
倫理的にしてはじめて芸術的なり。
真に芸術的なるものは必ず倫理的なり。
(
夏目漱石
)
11.
騙(だま)されないで人を愛そう、愛されようなんて思うのは、ずいぶん虫のいい話だ。
(
川端康成
)
12.
どうせ生きているからには、
苦しいのはあたり前だと思え。
(
芥川龍之介
)
13.
人生は大いなる戦場である。
(
島崎藤村
)
14.
恋の満足を味わっている人はもっと暖かい声を出すものです。
(
夏目漱石
)
15.
美は考えるものではない。
一見して直に感ずる事の出来る、極めて簡単な手続きのものだ。
(
谷崎潤一郎
)
16.
人間のすることに、いちいちわけがなくちゃならないってことはないんじゃないか。
お互い人間てものは、どうしてそんなことをしたか、自分でもわからないようなことをするときがあるんじゃないだろうか。
(
山本周五郎
)
17.
好(よ)い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなものだ。
誰でも親しめる。
(
島崎藤村
)
18.
見栄の行きどまりは、馬鹿げて大きなる石をかつぐ事なり。
(
幸田露伴
)
19.
人はどんな場合に居ても常に楽しい心を持ってその仕事をすることが出来れば、即ちその人は真の幸福な人といい得る。
(
国木田独歩
)
20.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ