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今日の
日本の文豪の名言
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5月30日
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1.
自惚れ屋が、
自己を甘やかしている人間でなければ、
そういつも「自己への省察」「自己呵責」を繰り返すわけがない。
(
中島敦
)
2.
うつし世は夢
よるの夢こそまこと
(
江戸川乱歩
)
3.
智に働けば角が立つ。
情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
(
夏目漱石
)
4.
ずっと年をとってからの日のために、雪が降ったから茶でも飲みにお出で下さいと言えるような、そういう老後の友達を三、四人つくって置きたい。
(
島崎藤村
)
5.
死滅しない物とは何か。
自然であり、美である。
(
武者小路実篤
)
6.
他の発見のないところに真実の文化が有りうべき筈はない。
自我の省察のないところに文化の有りうべき筈はない。
(
坂口安吾
)
7.
自分は女の容貌に満足する人(=男性)を見ると羨(うらや)ましい。
女の肉(=肉体)に満足する人を見ても羨ましい。
自分はどうあっても女の霊というか魂というか、いわゆるスピリットを攫(つか)まなければ満足が出来ない。
(
夏目漱石
)
8.
あらゆる社交はおのずから虚偽を必要とするものである。
(
芥川龍之介
)
9.
この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものは無い、せめてその中で、誠を残したい。
(
島崎藤村
)
10.
(迷ったからといって)同じ路(みち)を引きかえして帰るは愚である。
(
国木田独歩
)
11.
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
(
三島由紀夫
)
12.
人間はある目的を以(もっ)て、生まれたものではなかった。
之(これ)と反対に、生まれた人間に、始めてある目的が出来て来るのであった。
(
夏目漱石
)
13.
明日(あした)のことが分からないということは
人の生きる愉(たの)しさをつないでゆくものだ。
(
室生犀星
)
14.
本当に転がった者は、起き上がる時になにか得をしている。
(
武者小路実篤
)
15.
最も賢い生活は
一時代の習慣を軽蔑しながら、
しかもその又(また)習慣を少しも破らないように暮らすことである。
(
芥川龍之介
)
16.
幸福って、何も感じないことなのよ。
幸福って、もっと鈍感なものよ。
…幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考えないで生きてゆくんですよ。
(
三島由紀夫
)
17.
(雲雀(ひばり)は)のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、又鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。
その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。
雲雀は屹度(きっと)雲の中で死ぬに相違ない。
登り詰めた揚句(あげく)は、流れて雲に入(い)って、漂うているうちに形は消えてなくなって、只(ただ)声だけが空の裡(うち)に残るのかも知れない。
(
夏目漱石
)
18.
そう、君らにはわかるまいが、五十六十の堂々たる紳士で、女房が恐ろしくてうちへ帰れないで、夜中に外をさまよっているのは、いくらでもいるんだよ。
(
川端康成
)
19.
やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。
それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持ちから人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。
(
三島由紀夫
)
20.
人に言うべき事は最後まできちんと言うがよい。
全部は言いたくないことだったら、むしろ初めから黙っていよ。
(
森鴎外
)
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