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今日の
日本の文豪の名言
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5月29日
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1.
お待ちよ。
そう、おまえのように、かんたんに、たれは悪人、たれは善人と、色分けできるものではない。
(
吉川英治
)
2.
恋が消えなければ、夫婦の愛情は起こらない。
(
田山花袋
)
3.
僕は詩人の顔と闘牛師の体とを持ちたい。
(
三島由紀夫
)
4.
もう愛してくれなくなった恋人は、電車のなかで人の足を踏んで空嘯(そらうそぶ)いている男のようなものである。
(
井伏鱒二
)
5.
希望をもてないものが、どうして追憶を慈しむことが出来よう。
(
梶井基次郎
)
6.
我々はしたいことの出来るものではない。
ただ、出来ることをするものである。
(
芥川龍之介
)
7.
英雄、英雄を知る。
(
吉川英治
)
8.
女性の最も高い精神も、最も低い精神も、
いずれも肉体と不即不離の関係に立つ点で、
男の精神とはっきりちがっている。
(
三島由紀夫
)
9.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿が、すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
10.
山林に自由存(そん)す。
(
国木田独歩
)
11.
二人の結婚は美しかった。
なぜなら彼女は離婚する力を持っていたから。
二人の離婚もまた美しかった。
なぜなら彼女は友達となれる心を持っていたから。
(
川端康成
)
12.
たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
(
川端康成
)
13.
最も強い返事をしようと思うときは黙っているに限る。
無言は金である。
(
夏目漱石
)
14.
健康であることより以上に大切なのは、健康に見えることである。
(
三島由紀夫
)
15.
明日は、明日はと言って見たところで、そんな明日はいつまで待っても来やしない。
今日はまた、またたく間(ま)に通り過ぎる。
過去こそ真(まこと)だ。
(
島崎藤村
)
16.
他人を正視しない目は卑怯だ。
わざとらしい凝視をする奴は、内面に虚偽を持った奴だ。
(
室生犀星
)
17.
他に才能のない、行く道のない、我が儘(まま)な私にしては、芸術にすがって、どうにかして行くより他に仕方がなかった。
それが、その簡単な理由が、その排水の陣を布いた形が、こうして私を長く文壇に残して置いたと思うと、不思議な気がしてならない。
(
田山花袋
)
18.
(自然の中にあるもので)人格上の言葉に出来ない輩(もの)には、
自然が毫(ごう)も人格上の感化を与えていない。
(
夏目漱石
)
19.
日本の女が全部ぬかみそに手をつっこむことを拒否したら、日本ももうおしまいだ。
(
三島由紀夫
)
20.
義務心を持っていない自由は本当の自由ではない。
(
夏目漱石
)
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