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今日の
日本の文豪の名言
☆
5月7日
☆
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1.
孤独は、人のふるさとだ。
(
坂口安吾
)
2.
人間の最大不幸は、其(そ)の成功を意識した瞬間から始まる。
(
永井荷風
)
3.
詩とは感情の神経を掴んだものである。
生きて働く心理学である。
(
萩原朔太郎
)
4.
あれ程元気のあるものはない。
ああ愉快だ。
こう思って、こう愉快になるのが詩である。
(
夏目漱石
)
5.
努力は一(ひとつ)である。
しかしこれを察すれば、
おのずからにして二種あるを観る。
一は直接の努力で、他の一は間接の努力である。
間接の努力は準備の努力で、
基礎となり源泉となるものである。
直接の努力は当面の努力で、
尽心竭力(じんしんけつりょく)の時のそれである。
(
幸田露伴
)
6.
芸術は「通俗」であってはならぬが、しかほど「俗悪」であっても良い。
人間自体が俗悪なものだから
(
坂口安吾
)
7.
人間は理想が無くっては駄目です。
(
田山花袋
)
8.
芸術は自己の表現に始まって自己の表現に終わるものである。
(
夏目漱石
)
9.
水を流そうと思うなら流そうと思う方を水の在る場所より低く掘らねばならぬ。
「流れよ!」と云った丈(だけ)では 水は流れはしない。
(
山本周五郎
)
10.
懐疑主義者もひとつの信念の上に、疑うことを疑わぬという信念の上に立つものである。
(
芥川龍之介
)
11.
私は悪人です、と言うのは、私は善人です、と言うことよりもずるい。
(
坂口安吾
)
12.
英雄とは、
大志を抱き、
万計(ばんけい)の妙を蔵し、行なって怯(ひる)まず、
時潮(じちょう)におくれず、
宇宙の気宇(きう)、天地の理を体得して、
万民の指揮に臨むものでなければならん。
(
吉川英治
)
13.
人の年老いていくことを、だれか成長と考えるか。
老は成長でもなく退歩でもない。
ただ「変化」である。
(
萩原朔太郎
)
14.
(生計を立てる手段を)選んでいれば、築土(ついじ)の下か、道端の土の上で、飢え死にをするばかりである。
そうして、この門の上へ持って来て、犬のように捨てられてしまうばかりである。
(
芥川龍之介
)
15.
表面を作る者を世人は偽善者という。
偽善者でも何でもよい。
表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。
(
夏目漱石
)
16.
全ての夫婦は新しくなければならぬ。
新しい夫婦は美しくなければならぬ。
新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ。
(
夏目漱石
)
17.
強者は道徳を蹂躙(じゅうりん)するであろう。
弱者はまた道徳に愛撫(あいぶ)されるであろう。
道徳の迫害を受けるものは常に強弱の中間者である。
(
芥川龍之介
)
18.
専門家を感心させる小説を書くのは、そう難しくはない。
しかし、素人を侮ってはいけない。
(
山本周五郎
)
19.
眠りは死よりも愉快である。
少なくとも容易には違いあるまい。
(
芥川龍之介
)
20.
男女相愛にして肉欲に至るは自然である。
肉交なき恋は、事実にあらずして空想なり。
(
国木田独歩
)
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