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今日の
風の名言
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11月10日
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1.
人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。
「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。
こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。
(
トーマス・カーライル
)
2.
人間の幸せというものは、しみじみと、心の底から、ああ、いま、自分は生きているということを感じることだな。
そうすれば、自分のまわりのものが、草でも、木でも、風でも、陽の光でも、みんな違ったものに見えて来る。
(
井上靖
)
3.
何となく人に親しや初嵐
(
高浜虚子
)
4.
疾風は剄草(けいそう)を知る。
(
中国のことわざ・格言
)
(
『後漢書』
)
5.
先生はふるさとの山風薫る
(
日野草城
)
6.
枯芒(かれすすき)ただ輝きぬ風の中
(
中村汀女
)
7.
犬が寒風を除(よ)けて日向(ひなた)ぼっこをしているのを見ると、
酒を飲んでいる時の境地というものに就(つい)て考えさせられる。
そういう風にぼんやりした気持が
酒を飲むのにいいので、
自棄酒(やけざけ)などというのは、
酒を飲む趣旨から言えば
下の下に属するものである。
(
吉田健一
)
8.
よろづ生(いき)としいけるもの、山河草木、ふく風たつ浪の音までも、念仏ならずということなし
(
一遍
)
9.
風の音蜻蛉(とんぼう)向きを変ふる音
(
藤井あかり
)
10.
樹木は風雪の中に
他人に見せたくない自分のあるがままの裸をさらす
ひとことも弁解しないで
(
相田みつを
)
11.
清きものは心を洗う。
色の清らかなものは観るのによいし、声の清らかなものは聴くのによいし、水の清らかなものは口をゆすぐのによいし、風の清らかなものは吹かれるのによいし、味の清らかなものは好むのによいし、香りの清らかなものは嗅ぐのによい。
総て清らかなものは、われわれの心を洗い清める。
(
佐藤一斎
)
12.
批判は、あなたが飛び立てるように吹く「向かい風」
(
本田健
)
13.
相手から、あまりしつこく口論を吹っかけられた場合には、屹(き)っとなって相手の顔を見つめ、やがて静かに、君も淋(さび)しい男だね、とこう言え。
いかな論客でも、ぐにゃぐにゃになる。
けれども、なるべくならば笑って柳に風と受け流すが上乗。
(
太宰治
)
14.
咲きみちて散りやまぬ花風にあり
(
鈴鹿野風呂
)
15.
プール涸れ屋上の如し北風吹き
(
秋元不死男
)
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