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今日の
文章の書き方の名言
☆
12月21日
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1.
人間は死期が近づくにつれて、どんなに俗な野暮天(やぼてん)でも、奇妙に、詩というものに心をひかれて来るものらしい。
辞世の歌とか俳句とかいうものを、高利貸でも大臣でも、とかくよみたがるようではないか。
(
太宰治
)
2.
一本の筆と一帖の紙を与えられたら、
作家はそこに王国を創(つく)る事が出来るではないか。
(
太宰治
)
3.
絵本にいちばん近いものとして能の面を考えるとわかりますが、あの表情は動かない。
でも見る者によって動くのです。
絵本も同じように、絵は動かない。
でも読み手によって動くのです。
なにより自由な心の働きをもとめるのが絵本ですが、その意味では、絵本は心のこわばった大人にとってもまたふさわしいものです。
(
長田弘
)
4.
文章の法は、言葉をつづめて理のあらわるるを本とす。
(
世阿弥
)
5.
詩人の目は細かく激しく動いて、
天から地を見、
また地から天を見る。
そして想像力が未知の物の姿を呼び起こすと、
詩人のペンはそれに形を与え、
空々漠々(くうくうばくばく)たるものに
はっきりとした住居と名を与える。
強い想像力とは、
そんなわざを持っているのだ。
(
シェイクスピア
)
6.
私は文章をうまく書こうとは思わない。
ただ、読む人にきちんと伝わるようには心がけています。
(
沢村貞子
)
7.
戯曲を分析する最良の方法は、与えられた環境に中で行動してみることである
(
スタニスラフスキー
)
8.
いいせりふっていうのは短くても、
名工の作品のように寸分の狂いもない。
(
島田正吾
)
9.
誰しもはじめは、お手本に拠(よ)って習練を積むのですが、一個の創作家たるものが、いつまでもお手本の匂いから脱する事が出来ぬというのは、まことに腑甲斐(ふがい)ない話であります。
(
太宰治
)
10.
言葉に真実があれば、常に最大の力を持つものだ。
(
ソポクレス
)
11.
歴史作品を書く秘訣は、無視すべき事柄を知ることにある。
(
ジェームズ・ブライス
)
12.
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
(
井上ひさし
)
13.
語られあるいは書かれる悲しい言葉の中で一番悲しい言葉。
それは「こうだったかも知れないのに」という言葉だ。
(
J・G・ホイッティア
)
14.
書けないのは、書けないと思ったから書けないのだ。
書けると信念すれば書けるのだ。
(
宇野千代
)
15.
作家は、歩くように、いつでも仕事をしていなければならぬ。
生活と同じ速度で、呼吸と同じ調子で、絶えず歩いていなければならぬ。
どこまで行ったら一休み出来るとか、これを一つ書いたら、当分、威張って怠けていてもいいとか、そんな事は、学校の試験勉強みたいで、ふざけた話だ。
なめている。
(
太宰治
)
16.
美しい感情を以(もっ)て、人は、悪い文学を作る。
(
太宰治
)
17.
耳はつき合い易い寛容な器官であって、非常に顕著な発音のなまりを聞いても驚かない。
目はこれに反して文字についてのすべての目新しさに対して敏感である。
綴(つづり)字の改良の困難さはこの点にある。
( B・H・チェンバレン )
18.
書いている時は楽しくないけれど、書いていない時はもっと楽しくない。
( ファニー・ハースト )
19.
若い時は人類に対する風刺を書こうと思っていたが、年をとってみると、人類のために弁明を書きたい気がする。
(
ホレス・ウォルポール
)
20.
詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない。
(
高村光太郎
)
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